fate/after fate   作:Hiroto115

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この小説には以下の要素が含まれています。
・物語破綻
・原作の設定無視
・好き勝手に動く登場人物

ご了承お願いします。
それでは

ゆっくりしていってね


明かされる過去と狂ってしまった少女

カレンは静かに淡々と今回の災厄の元凶、さらにその元について語り始める。

 

「全てはあの第四次聖杯戦争。衛宮切嗣が聖杯を壊したことにより発生してしまった大火災が始まりでした。大火災から生き残ったのは士郎だけでなく、もう一人。生き延びた子供がいたのです。その子供こそがあの異形を率いていた少女であり、衛宮士郎の最後の肉親でもあるのです。」

 

「えっ…。」

 

思わず目を見開く。聞き間違えたのではないだろうか?今、先輩の最後の肉親って?

そこにイリヤが割って入る。

 

「そ、そんな…じゃ、じゃあの子はシロウの…!。」

 

「彼女は衛宮士郎の…実の妹。

彼女はあの火災の中、衛宮士郎と同じように魔術師に拾われました。しかし、問題はその魔術師が封印指定を受けていた男だったことです。その男の名は衛宮矩賢。

彼は衛宮切嗣の父親。しかし、彼は既に死んでいる筈だった。魔術協会だけでなく聖堂教会にもそう伝わっていました。彼が持っていた魔術刻印の一部は衛宮切嗣に継承された。

衛宮家は時間操作の魔術を代々継いできた家系です。その魔術研究で彼、衛宮矩賢は死徒を発生させたこともあったそうです。彼女は矩賢に魔術を教えられ、その過程で偽徒を作り出したのではと思われます。」

 

確かに、先輩の妹が生きていて、先輩の祖父にあたる人が生きていたことには衝撃を受けていたのは確かだが、核心部分がまだ分かっていない。

 

「けど、それでしたら。なんでその女の子に聖杯があるんですか?」

 

「これは私の推測ですが、彼女の属性は恐らく"空虚"というものだったのではないかと思われます。間桐桜、あなたが"虚数"と言われる珍しいものを持っているように彼女の"空虚"はとても珍しいものです。何せ、自分の器が空であるが故にその器に入る物が善悪関係なく受け入れてしまうのですから。おそらく、この属性により聖杯の欠片の様なものを吸収してしまったのでしょう。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

男は私の作り出したその異形を見て、不満そうに顔を歪める。

 

「出来損ないか、今日はここまでだ。ゆっくり休むといい。」

 

男は背を向け去っていく。

それを見つめていると、突然誰かの声が聞こえた。

 

"コロセ"

 

召喚された異形の方から声がした。

思わず其方に目を向ける。

すると、異形は此方をじっと見つめていた。

 

"アノオトコ、オマエリヨウスル。コロセ"

 

この言葉を聞いて一瞬視界が暗転する。

 

気づけば彼は目の前で死んでいた。腹は抉られ、首は切り裂かれ。彼は血溜りの中で死んでいた。周りにはその男を形作っていたものが散乱している。

 

ぁあ…これでまた私には何もなくなってしまった。

 

血塗れになった身体でしゃがみこむ。

 

"ツギハナニヲコロソウカ?"

 

もう…やめて…。

心が軋む。目からは涙が溢れる。

「やめて!もう、何も無くしたくない!!」

 

誰か、誰か私を助けてよ…。

 

「助けてよ!"おにいちゃん"!!」

 

え?

 

自分は"おにいちゃん"と言ったのだろうか?

自分には何もなかったはず。しかし、その瞬間自分に手を差し伸べる少年が脳裏に浮かぶ。

その少年が私にとって何なのかは直感でわかった。

 

そうだ、私には兄がいた。

 

しゃがみこんでいた身体と心を無理矢理立て直す。

「おにいちゃんを『殺さなきゃ』」

 

あれ?今私…なんて言ったの?




え?ゆっくり?そんなの知らないな(バッサリ
ちなみに、少女の属性は"虚数"にするつもりだったのですが(虚数=中身がマイナス)という感じで捉えていたのですが調べてみると全く違うものだったので思わず膝をついたよ(笑
結果自分で考えて"空虚"になりました
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