秋斗side
俺が目を覚ますと曇りではない程度の雲がかかった青空とそれを鏡のように写す湖が一面に広がっていた。
どこだここは?
「ここはISの、人で言うところの精神世界だよ。」
いつの間にか俺の隣に現れたシロが教えてくれた。いや、人で言うところって普通精神世界知らないから。
「なんで俺はここに来たんだ?」
「それはね『私が呼んだからだよ。』っちょ出てくるの早い。」
俺の後ろから声がしたので振り返るといつの間にかあった枯れ木の上に真っ白なワンピースを着て麦わら帽子を被った1人の女の子が座っていた。
誰だ君は?
『私は【白式】。織斑一夏の専用機だよ。あっ、今は【
良いのか?元主人だろ?
『良いの。私を殆ど使わず特訓も全然しないで挙げ句の果て捨てるし。・・・それに私は元々君のだからね。』
最後のはどういう意味だ?
『その話はあとで。さぁ、時間が無いよ。こうしているうちも他の専用機持ちがアイツと戦ってる。』
わかった。あとで聞かせてもらうからな?だがどうすれば良い?
『私と白鳳羽が融合すれば良いんだよ。』
シロはそれで良いのか?
「良いから早く!!」
おっ、おう。なんでそんなに急いでいるのかわからないが良いなら頼む。
そして、2人が手を繋ぎ光りだし消えた時にはシロの姿はなかった。
それにしてもシロは融合して本当に良かったのか?
「それなら大丈夫。今私の中で『やったー!これで私もデカ乳の仲間入りだ!!』って泣きながら喜んでるから」
おい、良いのかそれで。もしかしてあんなに急いでたのは早く巨乳になりたかったからか!!
そんなことがあり目を開けるとどこかのベッドに横たわっていた。腕にはチューブが刺さっており身体には心拍確認用のパッチや呼吸用のマスクが付けられていた。
それを全部外し(心拍確認用のパッチを外した瞬間心電図が真っ平らになりピーと鳴り続けた瞬間白式が『御臨終DEATH』って言ったのはスルーして)俺は病室を出た。
司令室
司令室に着くなり俺は扉を勢いよく開けた。
「千冬姉!!状況は!?」
「秋斗!目が覚めたか!状況ははっきり言って最悪だ。まさか一夏があんなことをするとは。専用機持ちが束になっても全く歯がたたない。「呼んだ?」呼んでない。
そんな・・・。輝がやられたなんて・・・。それなら。いや、たとえ輝がやられてなくてもやることは決まっている。
「千冬姉。俺も出る。」
「!?・・・・・・やれるのか?」
今の間は俺の身体のことや今の状況を考えて俺を心配していたからだろう。だからこそ言ってやる!
「ああ、やれる・・・いや、
【やれるか、やれないかじゃない。やるか、やらないか、ただそれだけだ】
だったらやってやる!!アイツの弟として、そして1人の人間としてアイツをブッ飛ばしてくる!!」
「・・・・・・そうか。なら行ってこい!!」
「・・・千冬姉・・・ありがとう!!」
「・・・・・・無事に帰ってこい。」
旅館の外
「白鳳羽改め、【
先日感想で「途中でキャラ名を変えたせいで分かりづらい」という指摘がありました。皆さんの中で「ここが分かりづらい」や「ここ誰の視点?」という点がありましたら教えてください。直すなり回答なりをさせていただきます。