ラブライブ! 君の為に   作:紅葉 秋

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どうも紅葉です。

希ちゃんの誕生日なので特別編を書いてみたんですけど、おそらく、他の人のとは違う展開になってると思います。

今回のシナリオ状、海未ちゃんのポジションは妹?みたいな感じにしてください。


あと、希ちゃんの口調が変だったらごめんなさい


では、どうぞ!

9月13日 修正



《希ちゃん誕生日回》希の夢

 

 

 

 

ウチの夢。

 

本当に大切な友達と何か大切な物を産み出したい。

 

 

ウチの夢はμ'sのみんなのお陰で叶えてもらった。

 

 

それで充分なはずやった。

 

……でも最近、ウチの中で新しい夢が芽生え始めたん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「またエリチ勧誘されたん?」

 

「そうなのよ……まったく嫌になちゃう」

 

エリチははぁ……とため息をつく。

 

……大変そうやな

 

「絵里の容姿は良いからな、どこのサークルも欲しいんだろう」

 

 

ウチら三年生が卒業してから約二ヶ月。

 

ウチとエリチは優希さんが通っている結構頭の良い大学に進学した。

 

エリチはともかく、ウチはギリギリやったからめっちゃ頑張って勉強したんよ

 

 

……ウチがどうしてもこの大学に行きたかったんは頭が良い所だったからやない。

 

 

ーーーウチの大好きなエリチと……優希さんがおるから

 

たぶん二人とも知らないだろうけどね

 

 

 

そんで今は大学の食堂で優希さんとエリチの三人でご飯を食べてる。

 

ちなみにウチの隣にエリチが座り正面に優希さんが座ってる。

いつも三人で食べる時のお決まり

 

 

「絵里が良く勧誘されるってことは希も良くされるの?」

 

「ウチ?ウチはエリチほどされてないよ」

 

「へぇ、皆見る目がないな。絵里と同じくらい可愛い子が居るのに」

 

っ!?……この人はズルい。ウチの気持ちを知らないで

 

目の前で好きな人にこんなこと言われたら…………ニヤケてまうやん

 

 

「あれ~、希。もしかして照れてる?」

 

「な、何を言ってるのよ!?」

 

「話し方変わってるわよ?」

 

エリチがニヤニヤしてウチをからかってくる。

 

……落ち着こうウチ

 

「希はこういう反応あんまりしないから、こういう時余計に可愛く見えるな」

 

えっ!

 

ウチの頭の上に優希さんが右手をおき、優しい手つきで頭を撫でる。

 

…………海未ちゃんはいつもこんなに気持ちいいことやってもらってたんやな

 

「オホン」

 

隣のエリチが咳払いをする。

 

「……二人とも人目を気にしてください」

 

「「あっ……」」

 

ウチら三人は目立つ。特に優希さんとエリチが。

 

優希さんはウィッグ(海未ちゃんみたいな長い髪)と眼鏡をかけているが、カッコイイ。

 

エリチも容姿とスタイルが良いから、普通にしているだけでも男女とはず視線を集めるん。

 

皆、カッコイイ人や綺麗な人に目がないからな

 

 

 

 

 

 

「あ、そうだ。二人ともアイス好き?」

 

ご飯を食べ終えると突然優希さんが聞いてくる。

 

「好きですけど……?」

 

「ウチも好きやで」

 

「なら良かった」

 

そう言うと優希さんは立ち上がり食堂のおばさんの所へ行ってしまう。

 

 

「アイスでもくれるんかな?」

 

「そうじゃないかしら。何か持って帰ってきたみたいだし」

 

優希さんが戻ってきて可愛らしい箱を私達の前に出す。

 

「はい、これ二人に」

 

優希さんは持ってきた箱を開けて、ウチとエリチの前に三つのカップを出す。

 

「この間ロケで行った時、このアイスが美味しかったから二人にも食べさせてあげようと思ってね。味は三つとも違うから選んで」

 

……ウチとエリチの為に

 

その響きがなんか……嬉しい

 

「うわぁ、美味しそう。ありがとうございます優希さん」

 

「あ、ありがとうな優希さん」

 

ウチとエリチは一つずつ取り、残ったカップを優希さんが取る。

 

 

 

 

 

 

「ハラショー、凄く美味しいこのアイス!」

 

「ウチのも美味しい!流石はトップアイドルが気に入ったアイスやな」

 

「喜んでもらえて何よりだ」

 

そう笑顔で応える優希さん。いや~こんなに美味しいもの食べさせてもらってほんまに感謝してるんよ

 

「ねぇ希、私の少しあげるから少し食べさせてくれない?」

 

エリチが魅力的な提案をしてくる。

確かにこれだけ美味しいと他の味も気になるよな

 

「ええよ。はい、あーん」

 

ウチのスプーンでアイスを少しだけ取りエリチの口の前まで持ってくる。

 

言っておくけどウチとエリチの仲やから間接キスくらいは気にしないだけで、他の人なら気にするんよ

 

「あーん。……うん、希のも美味しいわね。じゃあ次は私の番ね」

 

エリチは自分のアイスを少しスプーンで取りウチの前にまで持ってくる。

 

「あーん」

 

「あーん。あ、ウチこっちのも好きかもしれへん」

 

どっちもほんまに美味しいんな

 

「…………二人は本当に仲が良いな。まるで……禁断の恋してるように見えるよ。見てるこっちがドキドキしちゃうよ」

 

微笑ましい顔でウチとエリチを見つめる優希さん。

 

「なっ!?何を言ってるんですか貴方は!?」

 

「そ、そうやで!ウチとエリチは親友なだけや!」

 

本当に突然何を言ってるんやこの人は……。

 

エリチも顔を赤くして反論する。

「いやー、君たち雰囲気も似てるし、お似合いだと思うよ。お互いに相手を良く知ってるし」

 

 

ーーーウチとエリチが付き合うとしたら…………それも悪くないかもしれんな

 

「「……っ!?」」

 

そんなことを考えているとエリチと目が合ってしまう。

お互いに恥ずかしくてすぐに目線を反らす。

 

…………だってあんなこと考えてたんやもん

 

「お互いに満更でもないみたいだな」

 

「もう!余計なこと言わんといて!」

 

「そうです!変に意識するじゃないですか!」

 

ウチとエリチが優希さんを睨む。

 

「そんな顔を赤くされて睨まれても可愛いな、っとしか思わないよ。ま、俺のアイスあげるから機嫌直して二人とも」

 

むぅぅ、ウチらのことを子供扱いしてるな

 

これでもウチらは大人っぽいってよく言われてるんよ

 

 

優希さんは微笑みながらアイスを少し取ったスプーンをウチとエリチの前に差し出す。

 

 

…………優希さんと間接キス

 

 

エリチもそれを考えたのか先程より顔を赤くしてこっちを見る。

 

 

……エリチはウチからしたらめっちゃ分かりやすい。

 

エリチも優希さんのことが好き。それも異性として

 

……ウチはな、エリチに幸せになってほしいねん。

 

 

ウチにはμ'sの皆との思いでだけで充分や

 

 

 

「ほらエリチ、恥ずかしがってないで!」

 

隣のエリチの背中を押してスプーン目の前にまで近づける。

 

「絵里、あーん」

 

「あ、あーん」

 

ヒョィ

 

「…………」

 

ヒョィ

 

エリチが食べようとした瞬間に優希さんがスプーンを引く。

 

エリチは頬を赤らめて優希さんをむぅ……目を細くして睨んでる。

 

エリチにイタズラしたくなる気持ち、ウチにはよー分かるで。反応が可愛いからついやってしまうんよ

 

 

おちょくられてるのに我慢ならかったのかエリチが身を乗り出してスプーンにかぶりつく。

 

優希さんは一瞬目線を斜め下に下げたけどすぐにエリチの顔を見て微笑む。

 

 

 

…………この光景を見てると自分でエリチに譲っておいてちょっとエリチが羨ましい

 

「美味しい?」

 

「は、はい、美味しいです」

 

先程の自分の行動が恥ずかしかったようで顔を赤くして動揺してる。

 

エリチは美味しいかったって言うてるけどきっと間接キスが衝撃的過ぎて味なんてわからないやろうな。

 

でもそんなエリチも可愛いんよ

 

 

「絵里、ちょっと貰うね」

 

優希さんは絵里のアイスを自分のスプーンで少し取って口に運ぶ。

 

「うん、やっぱりこれもなかなかだな」

 

そう言って自分のアイスを掬い

 

「はい、希。あーん」

 

ウチの前に差し出す。

 

……偶然なのかはわからんけど正直かなり嬉しいんよ

 

…………好きな人との間接キスやもん

 

 

「あーん」

 

ヒョィ

 

「……ゆ・う・き・さん♪」

 

「ごめんごめん、悪かって。次はやんないから」

 

まったく、エリチと違ってウチは怒るからな

 

それにウチは弄るのは好きやけど弄られるのはあんまり好きじゃないんよ

 

「はい、あーん」

 

「あーん」

 

 

…………エリチにあんなこと思ってたけど……ウチも味なんてわからないんよ

 

好きな人とのちょっとした事でドキドキしてしまう。

 

 

 

ーーーいつの間にか、ウチも立派の恋する乙女になちゃったな

 

 

 

 

 

「どうしたん?」

 

あーんした後、優希さんが頬を少し赤くして微妙な顔をしていた。

 

 

「…………今後の為に言うけど希。俺も男だからそういうのまったく興味ない訳じゃないんだよ」

 

「「……?」」

 

何を言ってるんやろう?エリチもわからんみたいで首をかしげてる。

 

「はぁ……やっぱり女子校だとそういう感覚が鈍ったのかな?」

 

ため息をついてからボソッと不安をこぼして下を向く。

そっから何かを決意したようで上を向き直して

 

 

「……あーんして身を乗り出した時…………希の胸元が良く見えてーーー紫の下着と綺麗な胸の谷間が見えたよ」

 

 

「っ!?」

 

嘘!でも今日の下着の色も合ってるし……。

 

「女の子として見てる相手に……それも希くらいの可愛い子の見せられると……流石に意識するよ」

 

苦笑いを浮かべながら頬を赤らめてる優希さん。

 

 

恥ずかしけど……意識してもらうのは嬉しい

 

「希のエッチ……」

 

「なっ!?」

 

エリチがウチに向けてボソッと言う

 

「優希さん、希の胸元見てどう思いました?」

 

「ちょ、ちょっと止めてよエリチ!」

 

ニヤニヤしてエリチが優希さんに訊ねる

 

いつもの仕返しなんか!?

 

「真面目な答えとお茶目な答え、どっちが良い?」

 

優希さんも絵里の意図が分かってるのでニヤニヤしてウチに聞いてくる。

 

どうせ、どっち選んでもからかわれるやろう!

 

「……じゃあ真面目な方」

 

了解。そういうと優希さんは一回深呼吸してから

 

 

 

 

「ーーー大きくて形の良い胸に、希に合う紫の下着がとても色っぽくて、とても魅力的だったよ」

 

 

……ズルいんよ。ふざけた答えが返ってくると思ってたのにそんな真面目な答えで、ウチの嬉しいことばっかり言うって

 

 

……どうしよう、胸のドキドキが止まらんわ

 

 

「あ、ついでにそこでニヤニヤしてる絵里。君もチラッとだけだけど、胸元が見えてたよ」

 

あ、そういえば食べさせた時、一瞬下を向いたのはそれやったんか

 

「えっ?……色は?」

 

「……水色」

 

エリチの顔から先程のニヤニヤが消え、ウチの方を見て冷や汗をかいてる。

 

もちろんウチもやり返すんよ♪

 

「エリチのを見た感想は?もちろん真面目な答えで」

 

「……絵里のは希ほどではないけど、大きくて白くて綺麗な肌が希と違う魅力があったよ」

 

「あ、ありがとう……ございます」

 

顔を真っ赤にしたエリチがなぜかお礼を言う。

 

「とにかく!そういうことだから二人とも気をつけるように!もしかしたら襲ってくる男もいるかもしれないんだから」

 

珍しく顔を赤くした優希さん。

それ以上に顔が赤いエリチ。

 

 

……いつもの日常もええけど、たまにならこんな日もええな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「お祭り?」」

 

お昼を食べ終え、午後の授業を受けた後、三人で帰っているとエリチが突然お祭りのことを話し出す。

 

「そ、この時期に珍しいけどあるらしいのよ。それでね三人で行きません?」

 

「ウチは大丈夫やけど……」

 

……優希さんは人気アイドルやからその日が休みなんやろうか?

 

優希さんの忙しさなら本当は週一でウチらと一緒に授業受けたりご飯を食べてるのすら凄いことなのに……。

 

「……三人で行きたいの?」

 

「はい!」

 

「……日曜の夜で良いんだよな。……それなら頑張って空けておくよ」

 

「ありがとうございます!」

 

エリチは今日一番の笑顔になる。

 

やったねエリチ

 

 

ウチも今から楽しみやな♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜の夜。

 

ウチは待ち合わせ場所に一番最初に着いた。

 

当たり前か、三十分前に来たんやから

 

 

…………楽しみ過ぎて家に居ても落ち着かなかったからなんだけどね

 

 

「あら希、早いわね」

 

「エリチ!」

 

突然声をかけられたと思ったらエリチだった。

 

「……家じゃ希も落ち着かなかったの?」

 

「エリチも?」

 

「やっぱり。変なところ似てるわね」

 

苦笑いを浮かべながら話すエリチ。

 

「それにしても、似合ってるな浴衣姿」

 

朝顔のデザインが入った水色の浴衣のエリチ。色白でスタイルも抜群やからとても似合ってるん。

 

「ほ、本当に?……良かった」

 

ウチの感想にホッとするエリチ。

確かに見た目は気にするよな…………優希さんの前だし

 

 

ウチは大丈夫……だよね。家を出る前に何度も確認したし

 

「大丈夫よ希、その赤紫色の浴衣姿とても似合ってるわよ」

 

ウチの不安に思ってることがわかったのかエリチが微笑みながらフォローしてくれる。

 

 

……エリチが言うなら大丈夫やな!

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめん!遅れた!」

 

ウチとエリチが来てから十五分後、ウチらが居るのに気がついた優希さんが走ってきた。

 

遅れた言うってもまだ待ち合わせ時間まで十五分あるのに

 

「まだ待ち合わせ時間になってないですよ」

 

エリチがハンカチを取りだし、汗をかいてる優希さんの汗を拭う。

 

ありがとう、って言って少し恥ずかしそうにする優希さん

 

そういう姿を見ないから何か新鮮。ちょっと可愛いかも

 

 

「良くこんなに人が居るのにウチらの場所をすぐ見つけたな」

 

お祭りのせいか、五分前くらいから人がたくさんこの辺で待ち合わせしているん。だからウチらを見つけるのもちょっと大変やと思うやけど

 

「ああ、それはね」

 

 

少しニヤッとして

 

 

 

「ーーーこの中で一番浴衣が似合ってる可愛い女の子を探したらすぐに見つかったよ」

 

 

 

っ!?…………もう嬉しすぎてようわからなくなちゃった

 

「も、もしかして私たちのことを口説いてるんですか?」

 

エリチが照れながらも冗談で返す。

 

「……そうかもね。二人の俺への好感度が『異性として』上がることを望んでいるから」

 

「「えっ?」」

 

それってウチらのことを…………。

 

「そ、それってどういう意味ですか!?」

 

「さ、どういう意味だろうね。それより早くいこ」

 

そういって優希さんはウチらの手を握り歩き出す。

 

 

 

それって……期待してもええの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、希。……私、優希さんに告白する」

 

一通り回り終えて、近くの広場に居るとエリチがウチに覚悟を決めたように言う。

 

ちなみに優希さんは御手洗いで居ない

 

「そっか。……エリチなら大丈夫なんよ!」

 

「ありがとう……」

 

でも、いつもより少し顔色が悪い。

 

「もしかして…………怖いの?」

 

「っ!?…………そうかもね」

 

苦笑いを浮かべるエリチ

 

「私が告白したら……いつもの日常が壊れてしまう気がして」

 

エリチが言ってるのはきっと、自分が振られた時のことなんだろうな

 

振った相手と振られた相手は気まずくなる。

ウチら三人で居られなくなる。

 

きっとエリチはウチことまで考えてくれてるやろうな

 

エリチは優しいからな……。

 

「なぁエリチ。告白する前に振られる心配してたら成功するものもしないよ。それに降られたとしても、エリチが『大好きな』優希さんが、気まずくなるような関係にすると思う?」

 

ウチは思わない。きっと優希さんならなんとかしてくれる。そんな気がする

 

「そうね」

 

先程と違い、いつも顔のエリチに戻る。

 

それより大好きなはノーツッコミなんや

 

「希、ありがとうね」

 

ニコッと笑うエリチ。

 

うん、それなら大丈夫やな

 

エリチはウチに近づいてくる。

 

なんやろう?

 

 

「大好きよ、希」

 

「なっ!?」

 

頬に軽く触れるキスをしてくる。

 

「照れちゃって可愛い」

 

「え、エリチ?」

 

「悪い、待たせた…………?」

 

エリチにキスに件を聞こうとしたところで優希さんが帰ってくる。

タイミング悪いな~。

 

 

ま、キスの件は後にしておこうか

 

「ちょっとウチも行ってくるな」

 

エリチと優希さんを二人っきりにするためにウチはこの場を離れる。

 

「頑張ってな、エリチ」

 

エリチの前を通りすぎる時に一言応援を送る。

 

……気のせいかその時のエリチの顔は微妙な顔をしていた気がする。

 

 

 

これでええよ。エリチが幸せになるんやったらウチはそれだけで充分なんよ

 

……充分……だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

「希どうかしたのか?」

 

「…………バカ希」

 

木の影に隠れて二人の会話を聞いてると、エリチが小さく何かを言ってる。

 

たぶん表情的にウチのことを言ってるんやろうな

 

「ん?なにか言った絵里?」

 

「い、いえ、何でもないです。…………あの!大事な話があります」

 

「なに?」

 

エリチの真剣な表情から真面目な話だと思った優希さんが真剣なトーンで答える。

 

「私は…………優希さんのことが好きです」

 

「そっか。……ありがとう、俺は―――」

「ちょっと待ってください!」

 

な、なんでや?せっかく告白出来たのに待ってもらう理由なんてないやん

 

「返事を聞く前に、もう一人。優希さんに想いを伝えたい子が居るんです」

 

エリチ何を言ってるの………?

 

「そこにいるんでしょ、希」

 

「…………エリチ、ウチは優希さんに伝えたい想いなんてないよ」

 

「なに言ってるのよ希、私は希の親友よ?希の気持ちも、私の為にその気持ちに嘘をついてるのも」

 

 

……バカ、エリチのバカ。そんなこと言わないでよ…………気持ちに嘘つけないくなってしまうやん

 

 

「……ウチだって……ウチだって、優希さんが好きや!でも……同じくらい……エリチのことも好きなんや!だから二人が幸せならウチは充分なんよ」

 

「希……」

 

 

……もうエリチのせいで涙まで出てきてちゃったよ

 

どうするんよ、めっちゃくちゃになってしまったやん

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、俺の意思は無視なのか?」

 

「「……優希さん」」

 

「まず最初に聞くけど、絵里は希のこと好き?もちろん特別な方で」

 

「……はい、私も希こと好きです」

 

「そっか。ならまずは敬語禁止にしょうか」

 

「「はい?」」

 

この人は何を言ってるのだろう?と本気で思ってしもうた

 

 

「だって俺やだよ、

 

 

 

 

 

ーーー『彼女』にさん付けされるの」

 

 

「「えっ?」」

 

今、彼女って言うた?

 

「俺も二人のこと同じくらい好きだよ。最低な答えかもしれないけど二人とも、良かったら俺と絵里と希の三人で付き合いませんか?」

 

そんなのウチもエリチも答えは決まってる

 

「「喜んで!」」

 

ウチとエリチは同時に優希さん……いや、優希に飛び付き両頬にキスする。

 

「ありがとう、そしてこれからよろしくな絵里、希」

 

 

 

 

 

 

 

 

ウチの夢

 

 

 

それは

 

 

 

 

ーーー大好きなエリチと優希の三人で幸せに過ごすこと

 

 

それがウチの新しい夢

 

 

 




読んでいただきありがとうございます!

第二期の八話の希ちゃんを絵里が後ろから抱き締めたシーンを見た時からこんな感じにようとか考えてました!

希ちゃんの誕生日で、希ちゃんと絵里の二人がヒロインになりましたがこれで良かったと思います!

ちなみに絵里の誕生日は絵里一人がヒロインになる予定です


とりあえず、感想や評価くれると嬉しいです!



最後にスピリチュアルパワーが皆さんに届くことを願います

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