安心院さんと炬燵に入って蜜柑を食べつつ駄弁りながら物語を傍観するだけの簡単なお仕事。因みに時給2500円   作:惰猫

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安心院さんとCサイズで介入する第十一回

誰しも心底呆れることがある。

その対象は様々だけれども基本的に呆れるのは馬鹿な行動や言動に対してな筈だ。

ただいま俺は心底呆れている。

正直な気持ちとしては競泳部馬鹿だろう?だ。

だってよ、札束のプールで一日泳ぐって……。

その上、金のタメなら命は投げ捨てるものって考えは呆れるしかないだろ?

 

「そこんところどう思う?なじみさん」

 

「此処を作ったのは僕だけれども、なんでこんな変な子達ばっかり入る学園になったんだろう?」

 

「一体全体どういうコトなんだろうな?」

 

「きっと作った人が変な子だから、入ってくるのも変な子なんだよ~」

 

「そう言うことを口にするのは止めような」

 

全く、命知らずだな……。

なじみさんピキピキしてるぞ?

つか、なじみさん本気出したら世界なんて直ぐにつぶせるからな……。

 

「僕にとっては光一くん以外は平等にゴミでしか無いんだよ。何でそれが解らないのかな?」

 

「あはは~。苛ついたら消すってどうなのかな~?

 暴力で解決するような暴力女に佐藤君は果たして惹かれるのかな~?」

 

「……っつぅ」

 

止めて下さい……。

大刀洗先輩マジ止めて下さい……。

俺の胃を壊す気か!?実際なじみさんからの視線で胃に穴が空きそうなんだよ!

……って、あ。穴空いてる。

 

「……僕は悪くないぜ」

 

「いや、悪いでしょ~」

 

なんかその内身内に殺される気がする。

ストレス的な意味で。

 

「つか、なじみさんと大刀洗先輩両方の所為だよッ!!」

 

それにしても、だ。

周りの皆が部費の為に殺気立ってる中俺達は漫才をしている。

シュールだろ?

 

「……で、次の競技は誰が出るんだ?」

 

俺的には二種目連続は嫌なんだが。

寧ろこれ以上動きたくないんだが……。

俺はあくまでも頭脳派インテリキャラな訳で、労働担当ではない。

身体だって細身だしな。

 

「だが、断る♪」

 

「……悪魔か、なじみさんは」

 

「悪魔でも良いよ、悪魔らしいy……」

 

「それは駄目だ、某魔王少女が砲撃をぶっ放してくるぞ」

 

「流石に無理があるだろ。例え届いたとしても僕には効かないしね」

 

……ま、そうなんだが。

と、言うよりなじみさんに傷つけられる化け物なんて俺以外にいるのか?

あ、球磨川くんが居た。

彼なら却本作り使いつつ大嘘憑きならなじみさんに傷の一つは付けられる気がする。

ま、例え傷つけたとしても俺が直ぐ無かったことにするが。

寧ろ球磨川くんが変な動きをした瞬間能力を一時的に無かったことにするが。

 

「その代わり今回は僕も出るよ」

 

「……」

 

コレは役得じゃないか……?

なじみさんってば着痩せしてるから解らないが、Cはあるんだよな。

え?なんで知ってるのかって?

前に言っただろう?

俺には体型調査ってスキルがあるからな。

 

「さて、役得だと思ってる光一くんに良い物をあげるよ」

 

「ん?」

 

「……てぃっ」

 

「痛ッ!?な、何すんだいきなり!」

 

「女の子のそう言うことは公開しちゃ駄目なんだぜ?」

 

「公開なんかしてないが……」

 

「画面の向こうの読者達が見てるからね、流石に止めて欲しいぜ」

 

「メメタァ……」

 

……と、言うわけでさっき見たことは忘れろ。

で、大刀洗先輩は何故喋らないんだろうか?

そう思って大刀洗先輩の方を向いてみると、寝ていやがりました。

いや、なんかリラッ○マ的癒しは感じるんだがな。

 

「取り敢えず行きますか」

 

「そうだね」

 

で、俺達はプールに入った訳なんだが。

なんか気持ち悪い空気が……。

あ、人吉くんと阿久根くんの方からか、納得。

 

「つか、バカみたいにバシャバシャやってんな……」

 

「だね」

 

なんか餓鬼っぽいな。

いや、餓鬼なんだろうけどさ。

敢えて言うならジャ○プみたいにライバル同士で張り合ってる主人公達みたいな感じだな。

 

『お、おおっとぉお、これはぁああああ!競泳部、コレはあり得ません!!』

 

……頭痛い。

なんでこの学園は本気で馬鹿なコトする奴らばかりなんだ?

そのうちスキルじゃなくて、言葉を使ってくる相手が出てきそうだな……。

 

「そこで僕は500個程スキルを使いそうだね」

 

「なんだろうな、この未来予知な感じの直感は……」

 

俺達は四位につけている。

此処で無茶してなじみさんに被害がいったら切腹もんだからな。

 

「それにしても命知らずだよな……」

 

「そうだね。ま、僕たちには関係ないけどね」

 

「それはそうなんだがな」

 

そんなこんなで競技が進んでいった。

金のためにガンガン行こうぜを実行している競泳部の順位は一位。

黒神さん率いる生徒会は八位。

我らがゲーム部はなんだかんだで二位。

それでも目立たないのは凄くないか?

スキルも使わず、普通の人の身体能力縛りでいっているにも関わらず二位だ。

 

「凄いね~」

 

「……大刀洗先輩は一回も出てないけどな」

 

「……本当になんでいるんだい?」

 

「私はISののほ○んさん的立ち位置をめざしているんだよ~」

 

……いや、普通にしててものほ○んさんしてるだろ。

あ、何か食べ物作るの忘れてたな……。

ま、前に喰ってからそんなに時間も経ってない訳なんだがな。

 

次の競技はどんな風に楽しめるんだろうな。

ま、出来るだけ目立ちたくはないけどな……。

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