安心院さんと炬燵に入って蜜柑を食べつつ駄弁りながら物語を傍観するだけの簡単なお仕事。因みに時給2500円 作:惰猫
諸君、俺は美少女が好きだ
諸君、俺は美少女が好きだ
諸君、俺は美少女が大好きだ
眼鏡っ娘が好きだ
姉属性持ちが好きだ
妹属性持ちが好きだ
ツインテっ娘が好きだ
ポニテっ娘が好きだ
白髪が好きだ
幼なじみが好きだ
普通っ娘が好きだ
電波娘が好きだ
都会で、村で、商店街で、あぜ道で、学校で、家で、公園で、電車で
何処でも起きるイベントが大好きだ
諸君、俺はギャルゲの様な恋愛を望んでいる
諸君 俺に付き従う大隊戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?
『美少女!美少女!美少女!』
よろしい、ならば箱庭学園で合コンだ!
「……出落ちだね」
「正直、やっちまった感が拭えない。今は反省も後悔もしている」
「なら、清水の舞台から飛び降りてくると良いよ」
「うん、それは死んじゃうぜ」
全く身も蓋も無いな。
俺は大変に遺憾だぜ。
「僕は君と居ることを若干後悔したぜ」
「俺はなじみさんともっと早く会えれば良かったと若干後悔してるぜ」
「……君って卑怯だよね」
「何処が?」
それにしても炬燵に蜜柑だけじゃ何か物足りないな……。
取り敢えず珈琲とクッキーで良いか。
「ちょっくら料理してくる」
「ホットケーキが良いんだけど」
「あいあい、了解」
なら、珈琲とクッキーとホットケーキか。
よし、いくぞ。
『剣道三倍段って知ってっか!!』
「ブハッ!?」
いきなり何だよ!?
急に物凄く一方○行のような顔芸をしてる日向くんを見せられたんだが……。
「あ、ごめん」
「……わざとじゃ無いんなら良いんだけどさ。
次、もし何か見せたらホットケーキどころか何も作らないからな」
「いや、今のはわざとじゃないよ。間違って見せちゃっただけさ」
「……次はないからな?」
よし、いつもの如くアレを流しつつ。
それではレッツクッキング♪
-テッテテテテテ♪テッテテテテテ♪テテテン♪テテテン♪テテテン♪テテテン♪テテテテテン♪
「ウルトラ上手に出来ました♪」
「……それを恒例化させるつもりなのかな?」
「モチロン恒例化させるに決まってるじゃん」
「……安定のコメ稼ぎってコトだね」
「メメタァ」
「いや、君も既に『いつもの如く』って言ってたじゃないか。地の文でだけどね」
「だから、地の文は読まないでくれない?」
全く、いざとなったら大嘘憑き劣化版で地の文を見えないことにしてやろうか。割と本気で。
「もしそれをしたら、君が寝たときに必ず『兄貴』に掘られる夢を見せるよ?」
「それだけはヤメロ!!」
そんなことされたら寝ることが出来なくなるぞ!?
なんて恐ろしいコトを考えるんだ……ッ!?
「ははは♪」
「く、黒い……」
「ま、それは置いておいて」
「いや、なじみさんの所為でパニクったんだからな!?」
全く何で自分は悪くないって顔しているのか解らない。
兎にも角にも悪夢を見ない様にはしておこう。
「それにしても球磨川くんものの見事に心を折ってるね」
「そうだね」
『えー、モブキャラのみなさん、こんにちは』
……微妙に俺の心が折れかけております。
俺も実際はモブなんだろうしね。
「今はメイン張ってるんだからいいんじゃないかな」
「そうかねぇ?」
「そうなんだよ」
それにしても無駄に洗練された無駄のない無駄なコトとしてパワ○ロのマイライフをやってるぜ。
きっちりしっかりばっちり球速159kmの投手を作ってるぜぃ。
それは兎も角として、球磨川くんは何処に向かって居るんだろうか?
「きっと主人公なんじゃないかな?」
「……あぁ、誰だって夢に見るもんな」
「其の割に君は正義の味方とやらにはなりたくないんだね」
「俺は何せなじみさんの味方になりたい男ッスから」
俺、若干異常な普通ッス。後、魔法使いッス。
「……なんで若干相川くんのようなコトを言い出したんだい?」
「いや、コレ地の文なんで気にしないから」
「それにしても、君は僕を口説いてるのかい?」
「……?思ったことを口に出してるだけですけど?」
「……それが本当だって解ってしまうから、アレだよね」
『剣道三倍段ってしってっ』
「ブハッ!?」
ふ、不意打ちはダメだろ……。
ひ、日向君の今の顔はまるで上条さんに殴られて吹っ飛ぶ一○通行さんにしかみえなかった……。
『知るか。……剣道サンバルカン?』
「け、剣道サンバルカン……ブフッ」
こ、コレは腹筋が攣る……ッ。
なんで剣道サンバルカンなんだよ……ブフ。
「アハハハハハハッ!!」
「……僕にはイマイチ君の笑いのツボがわからないよ」
「アハハハハッゲホッ!ゴホッ!?アハハハハハ」
「……」
振り上げられたなじみさんの手は、俺の頭をめがけて振り下ろされた。
「ギャフン!?」
「ギャフンってリアルで言った奴初めて見たよ」
「……ふぅ。助かった」
ヤバイヤバイ。
今のまんまだったら笑い死ぬっていう貴重な体験をすることになりかねなかった。
「さて、と。なじみさんや」
「何だい?」
「夜ご飯さ、からあげで良いかな?」
「……モチロンだよ」
……にやけてますよ?なじみさん。
ま、可愛いもんで俺からしたら眼福以外の何者でもないもんだけどな。
「じゃ、今日の分はここらへんで終わりにします?観察」
「そうだね。じゃ、炬燵で後はゆっくりゴット○ーターバーストでもしようか」
「ですな」
次はどんな顔gゲフンゲフン!物語が見られるのかな?