後で考えます 作:火炎
プロローグ
俺、織村一夏はいきなり誘拐された、最初はなにが起きたかは分からなかった、だんだんと意識がハッキリして聞いたのは、姉、織村千冬が世界大会で優勝したとのニュースを俺は誘拐犯に見せられてた。
「やっぱりな、お前の姉さんは世界一のなったぞ、よかったな〜お前を捨ててまで欲しかったらしいな。」
俺は、言葉も出なかった、テレビには弟が写っていた。
「弟の大地が見に来てくれたお陰で私は優勝出来ました。ありがとう、大地」
「当たり前じゃないか、姉さん、僕は最初から姉さんが優勝すると思ってたよ」
「これからも、世界最強を守って行きたいと思います」
...ちょっと待てよ、俺のことは、俺誘拐犯に捕まっているのになんで気にしてないんだよ、なんでだよ...
「どうも、ありがとうございました。次のニュースです」
プッツ
そこで、ニュースは切られた、いや止められた。
これは録画だった
「あ〜あ〜状況理解したかな?まあ、簡単に説明すると」
やめろ、聴きたくない、でも、心では理解していた。
「お前は捨てられたんだよ!!織村一夏!!」
その日を境に、織村一夏は記憶と心をなくした。
一年と半年が過ぎた頃....
「いっくん、最近の調子はどうかな〜」
「束さん。けっこう良くなりましたよ、相変わらず半年より前のことは覚えてないんですけどね〜」
「いっくん、ごめん....」
束は一夏を助けられなかった事を後悔していた。
そのことだけが束の後悔で有った。
一夏は束に助けられた後の半年は酷いものだった。
言葉も喋れなくて、ご飯も食べられていなかった、束とクロエの必死の看病により、半年前から一夏の記憶、精神が安定して来たのだ。
だけど、一夏の右腕と右眼はどうにもならなかった。
「そんな顔しないでくださいよでも、いいことだらけですよ、束さんのおかげで楽しい毎日が過ごせてますよ。」
一夏かは誘拐事件の後に、研究所に連れて行かれ、人体実験を受けてその影響で、右眼、右腕の色が変わっていた。
でも、事件途中で束が研究所を襲撃して一夏を奪還したのであった。
「クロエさん、ご飯の準備ができたので、運ぶの手伝ってください」
「分かりました、すぐに行きます。束さんちゃんと整理してくださいね」
「う〜くーちゃんがやって〜」
「束さん!!クロエさんに頼っていたら自分でできなくなりますよ」
「う〜でも〜」
「束さん!!」
「わかったよ〜」
「まあ、先にご飯にしましょう。冷めたら美味しくないですからね」
「は〜い」
「分かりました」
俺、一夏はIS学園に入学するまでの時間をこの束さんの秘密のラボで過ごしていた
「束さーん、どこ行ったんですか?」
う〜んいない、この研究所きて半年経つけどまだ分からないところがかなりあるな。
「どこいったんですか〜」
「一夏さんどうしたんですか?」
「あっ、クロエさん、束さん見なかったですか?今日は、右腕と右眼の検診の日なんですけど〜」
必ず、月に一回俺の右眼と右腕の検査が、束さんがすることになっているけど、束さんは右腕と右眼は、外傷だけで異常は見られないと言われるけど、内心やっぱり心配になってくる。
「それだったら、地下にいるんじゃないんですか?」
「地下?」
「はい、地下にいると思います。多分、ISの作成でもしてるんじゃないんですか?」
「ちょっと、地下に行って見ます」
地下に入ったのはいいとして、迷った〜出れるのかこれ?
「束さーん、どこですかー」
とある部屋では、束はISの作成をしていた。
「?いっくん、の声が聞こえたような〜。」
ある程度出口を探していたら
「なんだこの部屋は?まあ入ってみるか」
その部屋には、壊れたISがあった。
このISとの出会いが俺の人生を決めるものだとは、まだ思ってもいなかった。
「なんだ、この壊れたISは..」
『誰、そこにいるのは....
イチカ?』
なんだ、この声聞いたことがある声だ
『イチカ私だよ?覚えてないの』
次回へつづく