恋姫†無双 ~前田慶次~ 作:ナナシのヨッシン
世直しの為、桃香・愛紗・鈴々・朱里の4人は旅をしていた。
道中寄った街にてとある依頼をされる。
ここから独自(捏造)設定入ります。
呼び方、地名、武器名等々。間違っている場合がありますので、情報提供の方よろしくお願いします。
「桃香様。やはり危険すぎます。行くのはやめて、お断りの話をしに行きましょう」
そう言ったのは、関羽。(以後愛紗)
桃香の持つ翼のひとつだ。
それを聞いた桃香は首を横に振った。
「駄目だよ愛紗ちゃん。今その町で悪さをしていて、それで困っている人がいるなら、私たちはそれを止めなくちゃならない。」
「それは、分かりますが。もし万が一桃香様に何かあったとしたら」
愛紗のその言葉を聞いた桃香は顔をほころばせる。
「ふふ、大丈夫。だって愛紗ちゃんや、鈴々が守ってくれるもん。でしょ?」
「それはもちろんです。桃香様」「もちろんなのだーっ!!」
「なら、問題ないね」
愛紗は尚何か言おうとしていたが、結局何も言わなかった。
今、桃香・愛紗・鈴々・朱里の4人は同志をさがしていた。
そんな折、訪れた街で桃香はその街にあった少し豪華な家でとある話を聞いた。
「少し離れた村には悪さをしているやからがいるのでございます。異変を聞いた私は、何回か人間を差し向けたのですが、結局帰ってきた者は一人もおらず。我が街では、鬼の仕業では無いか? と不安に思っている民もございます。そこで、劉備様にはその異変の解決を願いたいのですが……。もちろん、報酬はできる限りはずみます」
それを聞いた桃香はこう答えた。
「分かりました。しかし、私たちは報酬を受け取りません。その報酬はその異変で亡くなられた方のご家族の方に渡してください」
そんな理由から4人は砂の道を歩いているのである。
4人の視界にその村が入ってきたときには辺りが暗くなってきていた。
妙な静けさが辺りに広まりその鬼が住むといわれる村がより一層気味悪く見えた。
「おかしい。あの村。全く人の気配がしない」
4人はすでに抜刀していた。
一歩一歩歩くごとに4人の緊張感が増していく。
そんな時。
「キキーーッ!!」
音のした方を4人は向き愛紗と鈴々は前へと出る。
するとそこにいたのは、小さな猿だった。
「ふぅ。驚かせないでください」
愛紗は一息つくと、その猿は小走りで村へと走っていった。
4人1度緩んだ気を再び引き締め歩を進め、村へと入った。
そのまま奥へと歩いていく。
「やはり、人はいないようです」
「女で盗賊とは珍しいな」
奥へとたどり着くとそこには一人の人間が大きな武器を構え立っていた。
その表情は、鬼と呼ぶにふさわしいほど歪んでいた。
鬼を前にして桃香と朱里は身をすくめる。
そんな二人をかばうように愛紗と鈴々は前へと飛び出た。
「貴様が鬼だな。ここへ何人か人間が来ただろう。そいつらをどうした!!」
愛紗がそう言った瞬間。鬼の姿が消えた。
「知らねぇな。それを知ってどうする。お前たちはここで殺されるんだ」
鬼は愛紗の目の前に突然現れ、『死ね』そう言うと持っていたその武器を愛紗に向けて振り下ろした。