SAO・D&R   作:羽瀬川小鳩

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『魂の記憶(キヲク)

ヒカルは夢から覚めました

長い

とても長い夢でしたが

しかし

ヒカルはその記憶は失っていました

ソードアートオンライン

ヒカルはその夢の出来事を

目覚めると同時に忘れてしまいました

でもそれは

誰にでもあること

夢の中での出来事を

目覚めて尚

始めから終わりまで

明確な形で記憶している人は少ないでしょう




第17話

 

 

とても良く眠れたはずなのに、少し疲れていることに気が付きました。

 

汗で下着は貼り付いて気持ち悪い、その上何だかやけに喉が渇いています。

 

軽い脱水症状のようでした

 

まずはバスルームへ向かい、汗で汚れた衣服を脱ぎ軽く汗を流します。

次に濡れた体を拭くと、着替えて朝刊を取りに行きます。

 

祖父母はまだ寝ているのか、ヒカルは新聞の見出しに目をやりました。

 

昨今のVRMMOの急増とその危険度、VRMMOを良く思っていない評論家の対談集のようです。

 

ヒカルも或いは、あのデスゲームの虜囚となっていれば、この記事にも共感できたかもしれません。

 

しかし未だ、VRMMOを経験したことのないヒカルには、ただのゴシップでしかありませんでした。

 

しばらく呆けていると、祖父母が寝室から出てきました。

 

おぉ、今日はいつもより早いな、おはよう。

新聞持ってきてくれたのね、ありがとうヒカル。

 

おはよう、ちょっと早くに目が覚めたから。

 

何気なく天井を見上げるヒカル、しかしただの天井です。

 

あれ?何だっけ、変な夢を見たような。

赤い…てるてる坊主?

 

祖父母には聞こえていません、ヒカルは心の中で呟きます。

 

駄目だ思い出せない、何だろうこのモヤモヤした感じは。

 

考えても仕方ない、そう自分に言い聞かせて朝食を済ませます。

 

 

外に出ると、クリスマスツリーが飾られた家が数件目に入ります、お店もクリスマスの飾りや音楽ですっかりお祭りのようです。

 

ふと音楽に耳を澄ませば、幼い頃みんなで歌ったクリスマスソングが聞こえました。

 

お店によって使う曲が違うので、歩を進める度に様々な音楽で街は彩られていました。

 

そしてヒカルはその中の1曲に歩みを止めます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し聞き入ってしまい、ヒカルは目的を忘れてなんとなく、再び歩き出します。

 

これといって何か買うわけでも無く、気が付けば何かの道場まで来ていました。

 

ヒカルは武道には興味がありましたが実際にやったことはありません、心臓が悪かったので激しい運動などは医師からも止められていました。

 

しかし、移植が成功した今ではどうでしょう。

 

ヒカルは祖父母に相談してみようと思い、その場を立ち去ることにしました。

 

そこへひとりの少女が後ろから声をかけます

 

こんにちは、もしかして見学希望者?

 

ヒカルは返答に困ってしまいました、確かに興味はあったのですが、下手に見学して入門することになれば話がややこしくなると思ったからです。

 

しかし少女はヒカルの返答よりも先にこう付け加えます

 

ごめんね、今ちょっと用事で出掛けるところだから、また今度で良いかな?

はいこれ電話番号、気が向いたら連絡して、次に来るときは予定を空けておくから。

 

それだけ言い終わると、お互いに名前も名乗らず別れてしまいました。

 

じゃあね!

そう最後に言い残して、少女は駆けていきました。

 

ヒカルはどうしたものかと思いましたが、とりあえず家に帰ってから考えようと思いました。

 

その日の午後、少女のこと、道場のこと、心臓のこと。

色々と祖父母に相談していました、ヒカルは身体を鍛えればもっと元気になれるかも、そう考えていました。

 

 






駄文ですね、色々書きたかったのですが、上手く文章に出来ませんでした。

今回は一部だけ、また機会を改めて載せようと思います。
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