在庫あります
その噂が流れ始めたのは、2026年の2月になってからだった。
本来、この世界――
しかし、俺は思い出すのも嫌になる程の反復練習を経て、やっと二刀流スキルを再現したのだった。
そして、OSSとして登録した――ALOのシステムに認められた――俺は、二刀流スキルを更なる形へと昇華させることに苦心の末、先月完成させたばかりである。
…
コレにより、SAO時代は隙の多かった二刀流を連続して使用することが出来るようにしていた。
前段階として、全ての二刀流スキルを鏡面…つまり、左右または上下を逆にしてそれぞれOSSとして登録、それを今度は互いのソードスキルを阻害しないタイミングで
途方もなく根気の要る廃人的作業、そしてソレを可能にしたのは、やはり廃人ゲーマーである俺だからこそ出来たことだろう。
特にキツかったのはSAO時代に染み着いた感覚を、反対側でソードスキルを発動するところだった、右手の剣で斬れという無意識にも等しい命令を左手の剣で斬れ、と意識的に変えてやらねばならない。
それだけならば苦労は無いように思うかもしれないが、二刀流は最上位の奥義ともなる≪ジ・イクリプス≫なんかは最多の27連撃にもなるのだ、それを各種斬撃27回分を上下左右反対させるのは…………もう、思い出したくもありません。
だが、その甲斐あって今では如何なる状況下でも――OSSとしてだが――二刀流ソードスキルを
今ならあのヒースクリフだろうとザ・スカルリーパーだろうとザ・フェイタルサイズだろうと、俺独りでも倒せると確信する。
反面弱点も当然ながらある……、端的に言えば他のプレイヤーとの連携が不可能なのだ……。
……というか攻撃範囲内に居たらPKしてしまいます、……SAOなら確実に豆腐メンタルな俺は自殺するレベル。
それでもアイツ等は、今日はピザ昨日はケーキとリアルでの食事を奢ることで許していただいております……、そこで俺はひとつの賭けに出る事にした……、いや出ざるをえない……のだが。
OSSは1プレイヤーに限りその伝承が可能となっている、……そう、……俺はRMTで二刀流OSSを売ることにしたのだ……!
かつての鏡面発動の為数えきれぬ程のバージョン違いを作成して来た俺……、マジ
本編とは全く関係ありません、ただの妄想です。