if〜刹那君は引きこもり〜   作:猫舌

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どうも、コラボ第3話です!
それでは、どうぞ!


番外編ふぁ~すと! 《ifのif~刹那君と人外さん~》 第3話

刹那サイド

 

 

あれから数日、僕は地下の訓練施設でアキ兄に魔法を見せていた。

 

 

「これが魔力変換資質で、例えば・・・ほら」

 

「おお、雷が出たな」

 

「僕の家系はこの雷の変換資質を得意としてるんだ」

 

「でも刹那はまだ使えるんだろう?他には何があるんだ?」

 

 

アキ兄の質問に僕は答える。

 

 

「えっと・・・《炎》、《水》、《大地》、《風》、《鉄》、《龍》、《光》、《闇》、《消滅》・・・位かな」

 

「待ってくれ。消滅って何だ消滅って」

 

 

待ったを掛けてくる兄貴分に僕は苦笑しながら説明する。

 

 

「これは正直な話、僕の最終兵器なんだ」

 

「最終兵器?それは前に行ったバオウじゃないのか?」

 

「確かにバオウは強力だよ。でも、バオウは心の状態によって威力が変わってくるんだ。でも消滅の力は精神状態に関係なく目の前の敵を完全消滅できる」

 

「つまり、出したら最後と言う訳か」

 

「そういう事。じゃあ、見ててよ」

 

 

僕が指を鳴らすと、目の前に戦闘用のマシンが出現する。因みにこのマシン、僕のザケルガに余裕で耐える特別性である。そのマシンに向けて右手を翳し、魔法を発動した。

 

 

「・・・《ラディス》」

 

 

次の瞬間、マシンが文字通り《消滅》する。その光景を見て、アキ兄は目を見開いて固まる。

 

 

「・・・マジか」

 

「どう?コレが最終兵器の威力。下手には使えないよ」

 

「そうだな。き、気を取り直して、他に何か無いのか?」

 

「他は・・・コレはどうかな?」

 

 

そう言って僕は訓練室を出て部屋からある物を持って来てアキ兄に見せた。

 

 

「コレは・・・植物の種か?」

 

「うん。コレは魔力変換資質の応用だよ」

 

 

そう言って僕は種を右手に置いて、魔力変換資質《大地》を発動する。すると掌に土が出現した。

 

 

「大地の魔力変換資質の効果は大地を操る力。鉱物生成や生物の成長の促進ができるんだ。後はまあ、地割れとか」

 

「ポケモンかお前は。で、それをどうするんだ?」

 

「うん、この右手に魔力変換資質の《水》を足すと・・・」

 

 

そう言って空いた手から魔力で創った水を出す。この水は飲む事も可能で、魔力を込めて飲ませれば、水分と同時に魔力を渡す事もできる。そしてその水を注ぐと、土の中から植物が急速に芽を出して成長し、一輪の赤い薔薇が咲いた。

 

 

「おお!見事な薔薇だな」

 

「それに水と風の魔力変換を組み合わせて・・・はい、即席ドライフラワーの完成!」

 

 

一時的に水と風の魔力変換で温度と空間を調節し、ドライフラワーを作ってアキ兄に渡す。

 

 

「コレには魔力が込めてあって、レイピアと鞭にできる様にしたから自衛用にアキ兄にあげる」

 

「Thank you刹那。ありがたく使わせてもらうぜ♪」

 

「ふにゅ。えへへ・・・」

 

 

僕がドライフラワーを渡すと、アキ兄が頭を撫でてくれた。暫くして僕達はリビングへと戻った。リビングへ戻るとセシア達がクッキーを焼いていた。

 

 

「マスター、アキトさん。クッキー焼けましたから手を洗って来てください」

 

「「うん(ああ)」」

 

 

僕達は水道で手を洗ってから皆とクッキーを食べ、その後はソファーでゆったりとしていた。そんな中、アインスが肩を回していた。

 

 

「アインス大丈夫?」

 

「ああ、此処最近肩こりとかがな・・・」

 

「じゃあ、久しぶりにマッサージする?」

 

 

僕がそう言った瞬間、リビングの空気が変わった・・・気がした。・・・何でアキ兄以外の皆固まってるの?あ、あのセシア=サン?どうしてそんなに震えてるのかな?

 

 

「・・・なら、お願いしよう」

 

「あ、アインス貴方死ぬつもりですか!?」

 

「ふっ・・・愛する男の手で殺させるのなら本望だ」

 

「貴方って人は・・・!」

 

 

おい、そんなに言うならやらんぞ。睨みつけていると、アインスが覚悟を決めた表情で仰向けになる。

 

 

「さあ、来い!」

 

「あ、はい。行きまーす」

 

 

僕は手に回復魔法を纏わせた状態でマッサージを始めた。コレをやると的確にツボとかが分かるし、血行を良くしたりもできる。ゆっくりと力強くアインスをマッサージして行く。

 

 

「どう?痛くない?」

 

「・・・っ♡あ、あぁ♡も、もんだい・・・なひぃ・・・♡」

 

「そっか。じゃあ、もうちょっとペース上げるよ?」

 

「んひぃ♡」

 

 

アインスが悲鳴を上げた為に僕はマッサージを中断する。

 

 

「アインス!?い、痛かった?」

 

「ら、らいひょうふりゃからぁ・・・ちゅじゅけてぇ・・・♡」

 

「う、うん・・・分かった」

 

「あ・・・あひぃぃぃぃい♡」

 

 

それから数分後、マッサージは終了した。そしてアインスは仰向けの状態から右腕を上げて、

 

 

「我が生涯に、一辺の悔いなし!・・・あ、やっぱ刹那と結婚しt」

 

 

と言い残してそのまま寝てしまった。何時もこうなるんだよね・・・疲れてるのかな?そう思いながら皆に振り向くと、ビクッと体を震わせて僕を見ていた。アキ兄も「ほう・・・」と言いながら時折ビクンと動くアインスを見て笑っていた。その後の若干の警戒の目で僕を見るのはやめて欲しかったが・・・。

 

 

「えっと・・・誰か次してもらいたい人いる?」

 

「私が行きます」

 

「シュテル!貴様正気か!」

 

「ええ、ですがこのままでは終わりません。刹那、一つリクエストがあります」

 

 

ディアーチェの制止を振り切り、シュテルが僕に行ってくる。僕はリクエストに答える事にした。

 

 

「良いよ。で、リクエストって・・・?」

 

「あまりソファでしたくはありません。なので、刹那の部屋でお願いします」

 

「まあ、ベッドの方がリラックス出来るし・・・でもそれならシュテルn「刹那の部屋でお願いします」ワッカリマシター、レッツゴー」

 

 

シュテルの目が怖くて僕はその場を逃げる様に部屋へとダッシュした。暫くすると、ドアを開けてシュテルが入って来た。来たのだが・・・

 

 

「あの・・・その格好は?」

 

「これですか。これはこう言う展開の時用にあらかじめ全員と購入したマイクロビキニです。刹那のお気に入りのエロゲの衣装と同じです」

 

「うん、それは分かる。でも何で今着るの?」

 

「それは・・・じゅるり」

 

「ま、待ってよシュテル!まだ日も高いし下にはアキ兄達が!」

 

「大丈夫です。見られたり聞かれたりする方が燃え上がりますから」

 

「僕が冷めるわ!ま、待て止めろ・・・僕に近づいて来るなあぁぁぁ!」

 

 

にゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

 

 

刹那サイド終了

 

 

三人称サイド

 

 

----にゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

 

 

「・・・fightだぜ刹那」

 

「さてと、では私達はアインスを運びましょうか」

 

「アインス~、生きてる~?」

 

「はひっ♡」

 

「ダメです。崩れた顔でダブルピースしてます」

 

「では私が」

 

 

そう言ってトリエラがレヴィにツンツンされているアインスの足を引き摺って寝室へと運んで行った。リビングに残った如月家の面々に、アキトは問いかける。

 

 

「皆が警戒してたのはコレだったのか・・・」

 

「うむ・・・」

 

「それなら魔力無しでやってもらえば良いんじゃないのか?」

 

「・・・のだ」

 

「何だって?」

 

「刹那は・・・魔力無しでもああなるんだ」

 

「・・・what?」

 

 

ディアーチェの言葉にアキトはフリーズし、その中で思った。自分はとんでもないドンファンに出会ってしまったのかとしれない・・・と。そしてそんな細かい芸当を出来る魔法の才能・・・間違いなく、

 

 

「アイツ・・・アレで自営業できるんじゃないか?」

 

「アキトさんはマスターに天然でAV企画をやれって言うんですか?」

 

「・・・悪い」

 

 

この日、一晩中如月家から家主の悲鳴と嬌声が響き渡った・・・。

 

 

三人称サイド終了

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