魔法少女リリカルなのはAnotherFactor   作:おもね

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バルスカもリリカルもうろ覚え、ましてとらハなんて設定のみ二次創作で知っているレベルな見切り発車ですがそれでもおkという方だけお付き合いください。


第一話:遭遇『ファーストコンタクト』

 

 

 

目覚めると、白いシーツの海の中にいた。

 

柔らかな日差しの感触が心地よい。

 

「・・・流石に、地面に寝てる状態でそんな始まりが出来てたまるか・・・いや、しかし原作ではそうだったな」

 

目を開き、周辺の様子を確認しながら起き上がる。

 

見た感じは山の中、しかし学生時代にしろ傭兵時代にしろ、このレベルで自然が残っている山は少なくとも近辺にはなかった気がする。

 

だとしたら構造体だろうか?しかし、風の流れや葉のざわめき、土の匂いからここまでの物を再現する為にはリソースが無駄すぎる。

 

「取り敢えず、環境探索プログラム起動っと・・・」

 

今起動したプログラムはなかなか便利な物で構造体の中ならその構造体のパラメータや所属サーバー、現実なら周囲の環境がどのレベルでクリーンなのか等を調べてくれるツールだ。

 

ちなみに体内に打ち込まれているノイ謹製自己増殖型ナノマシンを媒体としている。

 

結果はSランクの現実環境、身体に直ちに影響を及ぼす深刻な汚染はなし・・・と。

 

「なんとも理想的な環境だが・・・それにしてはGOATの手が入ってる様子が無いってのは驚きだな」

 

呟きながら体を起こし、異変に気付く。

 

これは何とも深刻で、どうしようもなく致命的とも言える異変だ。

 

「体が・・・縮んでる・・・?」

 

そう、恐らく視界に映る木々の地面からの高さを目算して140cm前後。

 

確か、記憶が正しければ9才ごろの身体になっていた。

慌ててバイタルチェックプログラムを起動。

 

出てきた結果は余りにも容赦無く俺に現実を突きつけてくる。

 

「身長140cm、体重43kg、筋肉量、柔軟性がなぜか元の体と同じくらい、シュミクラムは現在の体に合わせて最適化中か」

 

すなわち、原因不明の何かが起こり天然には既に存在しない環境レベルSの山の中に肉体スペックがほぼ現役状態と同じ小学校3年生の状態で放置されているという何とも訳のわからない状態だ。

 

「目的も何もわからないが取り敢えずどうするべきだと思う?覗き屋さん?」

 

そう言った問いを背後の木立に投げかけると誰もいなかったはずの背後に1人の人間が現れる。

 

「驚いたな、君みたいな子供に気付かれるほど衰えたつもりはないんだが・・・」

 

そう言いながら腰にさしてある小太刀から現れたのは見た目大学生ぐらいの青年。

 

しかし立ち振る舞いからは自分と同じ様な裏に関わる人間と同じ類の剣呑な気配を感じる。

 

「こんな見た目ガキに見えるヤツに対していかにも興味深々です、見たいな視線を投げかけてればこっち側の人間なら気付くだろ?それで、お前が俺がこうなった元凶か?大方GOATかドミニオンの人間だろうが何を企んでやがる?」

 

「さて、GOATもドミニオンとやらも知らないが僕たちの目的については語る事は出来ないね。まあ取り敢えずは君の「確定、あんたはシロだ。しかし厄介だな」・・・む?」

 

何だか呆れ果て取り敢えず地面に座り込む。

 

「何がなんだかわからない、みたいな顔してんなよ・・・単純に説明するとだな、GOATもドミニオンも知らない人間がいるはずが無いって事だ」

 

「しかし、現に僕が知らないじゃないか」

 

だから厄介なんだ。

 

「そこで一つの仮説が出来るんだよ。ここは俺が居た世界じゃないどこか別の世界何じゃないかっていう仮説がな」

 

とそこまで言い切った所で腹が鳴る。

 

仕方あるまい、少なくとも意識を失う前は勲さんと糞オヤジのせいで4日ほど食事も取らずに作戦行動に従事していたのだ。

 

「あー・・・どうだろう、提案なんだがうちの店で食事でもどうだい?詳しい話も聞きたい事だし」

 

思わず唖然としてしまう。

 

「申し出はありがたいんだがよくこんな得体の知れない人間を食事に何て誘えるな?」

 

「なに、これでも人を見る目はあるつもりだからね。それで、どうだい?」

 

もう一度腹の音、まあこの男は纏う雰囲気はともかく見た目通り「いい人」に分類されるやつだろう。

 

違ったら違ったでノイ印のナノ式護身グッズの数々で何とかなるはずだ。

 

そう思いつつ立ち上がる。

 

「まあ状況的にこれからどうするか迷ってた所だ。話だけで飯を食わせて貰えるなら喜んで乗ってやろうじゃないか」

 

苦笑しながら振り返りついて来いと仕草で合図する男に何ともやり辛さを感じつつ、取り敢えずついて行くのであった。

 

 

 

しっかり考えてみれば俺の見た目はまさにガキだ。そんな奴があんな喋りかたをすればそりゃあ苦笑いの一つや二つも出るだろう。

 

そんな事に気が付いてその日の夜にベッドで身悶える事になることを彼はまだ知らない。




(嘘)次回予告
前世の記憶が告げる猛烈な違和感。この世界は何ともカオスなクロス世界だった!
「むー、こうくんはなのはと遊ぶの!」
「違うよう!こうはわたしと遊ぶんだよう!」
「えー!?こう!あたしとデートしようよ!デート!」
「こうさんは相変わらずと言いますか・・・」
「レイン君と真君は混ざらなくて良いのかね?こう中佐が取られてしまうぞ?」
「ねえノイ?なんでこうが中佐なのかしら?」
「あぅ・・・でも恥ずかしい・・・です・・・(ああでも、なのはちゃんとなのはさんとちなつせんぱいに挟まれて困ってるこうせんぱい可愛いです!)」
「まあまあアリサちゃん。ノイちゃんがおかしいのはいつもの事だし」
「・・・すずかって結構キツイ事でもハッキリいうよね。まあノイさんがおかしいのは私も同意するけど」
「空さんも人の事を言えないと、私は思うのだけど・・・」
「せやなぁ・・・でもうちは空さんのそんな所は美徳やと思うで」



まだ説明回も終わってないのにこんなカオスにはなりません。そもそもバルスカヒロイン'sをどうやって混ぜるかすら・・・

「あれ、親友(マブダチ)の俺が出てない!?」

ごめんよ雅、少なくとも君の出番は今のところ回想だけの予定なんだ。

「なん・・・だと・・・」

つづけ
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