神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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露骨な文字数稼ぎ注意。


そして、正解の発表です。





第86話 狂気の時間、2時間目

 

 

「これってさ、何かを示してるんじゃないのか?」

 

 

「まぁ、そーなんだけどさ、これを書いた人の言いたいことはわかった」

 

 

 

カルマは紙をみんなに見せる。

 

 

そして、ペンを持ち、

 

 

 

◇◇◇

 

 

拝啓

 

 

殺るということは

苦しいことではない

他人は最低だ

姿を

消すのに長けているのだから

 

 

 

 

蝋燭の光を辿れ

場合によっては

死を目の前で見せる

ようやく気づけば

早く行くべきだ

苦悩しろ

温もりを感じろ

偽善は悪くない

骸骨を持ち帰る羽目になる

お前らは死ぬ

開放感に溢れ

野道に連れてかれ

多い死体の中の一人になる

危害は当然加わるだろう

今すぐに行くがよい

満を持して行くがよい

死を選択するか、生を選択するか

 

 

 

 

読んでる暇があるのなら、彼を救え

 

◇◇◇

 

 

「これをさ、ひらがなに直してみなよ」

 

◇◇◇

 

はいけい

 

やるということは

くるしいことではない

たにんはさいていだ

すがたを

けすのにたけているのだから

 

 

ろうそくのひかりをたどれ

ばあいによっては

しをめのまえでみせる

ようやくきづけば

はやくいくべきだ

くのうしろ

ぬくもりをかんじろ

ぎぜんはわるくない

がいこつをもちかえるはめになる

おまえらはしぬ

かいほうかんにあふれ

のみちにつれてかれ

おおいしたいのなかのひとりになる

きがいはとうぜんくわわるだろう

いますぐにいくがよい

まんをじしていくがよい

しをせんたくするかせいをせんたくするか

 

 

 

よんでるひまがあるなら、かれをすくえ

 

 

◇◇◇

 

 

「頭文字をよくみると、

 

 

『はやくたすけろ、ばしよはくぬぎかおかのおきいましよん』

 

ってなる。けどさ、これじゃあ少し合わないよね?だから、ちょっと強引だけど、これをこうして……

 

 

『はやくたすけろ、ばしよはくぬぎかおかのおおきいまんしよん』

 

にするんだ。漢字で書けば………、

 

『早く助けろ、場所は椚ヶ丘の大きいマンション』

 

になるってこと。椚ヶ丘市にある大きいマンションを探そう。殺せんせー、マッハで行ってきてよ」

 

 

 

「ヌルフフフ、わかりました」

 

 

 

 

 

やっと謎が解けた。あとは神栄の救出だけだ。

 

 

 

 

 

 

============================

 

 

とあるマンションの、ある場所にて

 

 

 

 

 

「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」

 

 

全身を鎖で縛られて、身動きの取れない神栄は、牢屋のような場所で、1人、鎖を外す為の策を模索していた。

 

 

 

だが、思うように頭が回らない。

 

 

 

血が少ないからだ。

 

 

 

 

 

ちなみに、神栄は斬られたことを知らない。

 

 

だから、なぜここにいるのかすらもわからない。

 

 

 

 

 

「か……みさか……さん」

 

 

 

弱々しい声で神栄を呼んだ人は、現在東条家の執事をしている、杉谷さんだった。

 

 

「何してるんすか……?まさか、あなたもここに来た理由を知らないとか……?」

 

 

「その通りでございます。茜音様が、突然笑顔でこちらに来て……!」

 

 

やはり茜音が一枚噛んでいたのか。

 

 

すると、

 

 

 

「やぁ、なんかあーだこーだ喋ってるみたいだけど、大丈夫なの?杉谷は後数分で死ぬけど……いいの?」

 

 

「!?」

 

 

茜音は注射器を取り出しこちらに見せつけてきた。

 

 

 

「これ、碧君の為だけに作られた最強のクスリなの。試しに杉谷に射ってみよっかなー」

 

 

「やめろ………!杉谷さんに……手を出すな………!!!!!」

 

 

 

 

 

「遅い」

 

 

 

プスっと、刺した瞬間、

 

 

 

 

「がっ………!がああああああああああああああ!うがぁっ!あああぁぁああぁぁぁあああぁあ!」

 

 

 

これが、杉谷さんの最後の声だった。

 

 

 

射たれて数秒、杉谷さんは倒れ、起き上がることは……………

 

 

 

 

 

 

 

 

なかった。

 

 

 

 

 

 

「碧君以外に射つと、異常なまでの拒絶反応を見せるのよ。それがアレよ」

 

 

 

「なんで………そんなことをするんだよ!杉谷さんは関係ないだろ!」

 

 

 

「実験台、モルモット、って言えばわかる?あの人は実験に使われた人なの、ねぇ、知ってる?科学に犠牲は………つきものなのよ」

 

 

 

その時の茜音の笑顔は、まさしく……………

 

 

 

 

『狂気』という言葉が似合う程……

 

 

 

 

 

 

狂っていた。

 

 






多少強引な暗号でした。


多少じゃねぇな……相当だな。


こっからが本当の"狂気"編だと思います。

次回、神栄が………!?
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