露骨な文字数稼ぎ注意。
そして、正解の発表です。
「これってさ、何かを示してるんじゃないのか?」
「まぁ、そーなんだけどさ、これを書いた人の言いたいことはわかった」
カルマは紙をみんなに見せる。
そして、ペンを持ち、
◇◇◇
拝啓
殺るということは
苦しいことではない
他人は最低だ
姿を
消すのに長けているのだから
蝋燭の光を辿れ
場合によっては
死を目の前で見せる
ようやく気づけば
早く行くべきだ
苦悩しろ
温もりを感じろ
偽善は悪くない
骸骨を持ち帰る羽目になる
お前らは死ぬ
開放感に溢れ
野道に連れてかれ
多い死体の中の一人になる
危害は当然加わるだろう
今すぐに行くがよい
満を持して行くがよい
死を選択するか、生を選択するか
読んでる暇があるのなら、彼を救え
◇◇◇
「これをさ、ひらがなに直してみなよ」
◇◇◇
はいけい
やるということは
くるしいことではない
たにんはさいていだ
すがたを
けすのにたけているのだから
ろうそくのひかりをたどれ
ばあいによっては
しをめのまえでみせる
ようやくきづけば
はやくいくべきだ
くのうしろ
ぬくもりをかんじろ
ぎぜんはわるくない
がいこつをもちかえるはめになる
おまえらはしぬ
かいほうかんにあふれ
のみちにつれてかれ
おおいしたいのなかのひとりになる
きがいはとうぜんくわわるだろう
いますぐにいくがよい
まんをじしていくがよい
しをせんたくするかせいをせんたくするか
よんでるひまがあるなら、かれをすくえ
◇◇◇
「頭文字をよくみると、
『はやくたすけろ、ばしよはくぬぎかおかのおきいましよん』
ってなる。けどさ、これじゃあ少し合わないよね?だから、ちょっと強引だけど、これをこうして……
『はやくたすけろ、ばしよはくぬぎかおかのおおきいまんしよん』
にするんだ。漢字で書けば………、
『早く助けろ、場所は椚ヶ丘の大きいマンション』
になるってこと。椚ヶ丘市にある大きいマンションを探そう。殺せんせー、マッハで行ってきてよ」
「ヌルフフフ、わかりました」
やっと謎が解けた。あとは神栄の救出だけだ。
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とあるマンションの、ある場所にて
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」
全身を鎖で縛られて、身動きの取れない神栄は、牢屋のような場所で、1人、鎖を外す為の策を模索していた。
だが、思うように頭が回らない。
血が少ないからだ。
ちなみに、神栄は斬られたことを知らない。
だから、なぜここにいるのかすらもわからない。
「か……みさか……さん」
弱々しい声で神栄を呼んだ人は、現在東条家の執事をしている、杉谷さんだった。
「何してるんすか……?まさか、あなたもここに来た理由を知らないとか……?」
「その通りでございます。茜音様が、突然笑顔でこちらに来て……!」
やはり茜音が一枚噛んでいたのか。
すると、
「やぁ、なんかあーだこーだ喋ってるみたいだけど、大丈夫なの?杉谷は後数分で死ぬけど……いいの?」
「!?」
茜音は注射器を取り出しこちらに見せつけてきた。
「これ、碧君の為だけに作られた最強のクスリなの。試しに杉谷に射ってみよっかなー」
「やめろ………!杉谷さんに……手を出すな………!!!!!」
「遅い」
プスっと、刺した瞬間、
「がっ………!がああああああああああああああ!うがぁっ!あああぁぁああぁぁぁあああぁあ!」
これが、杉谷さんの最後の声だった。
射たれて数秒、杉谷さんは倒れ、起き上がることは……………
なかった。
「碧君以外に射つと、異常なまでの拒絶反応を見せるのよ。それがアレよ」
「なんで………そんなことをするんだよ!杉谷さんは関係ないだろ!」
「実験台、モルモット、って言えばわかる?あの人は実験に使われた人なの、ねぇ、知ってる?科学に犠牲は………つきものなのよ」
その時の茜音の笑顔は、まさしく……………
『狂気』という言葉が似合う程……
狂っていた。
多少強引な暗号でした。
多少じゃねぇな……相当だな。
こっからが本当の"狂気"編だと思います。
次回、神栄が………!?