神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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あと10話で本編が100話行くなぁ、


長いようで短かった。


あ、まだ終わりませんよ?


安定の超展開注意


第90話 狂気の時間、6時間目

 

「殺す……ぶっ殺す!!!!」

 

 

 

今の神栄に、どんな言葉も効かない。

 

 

 

それでも、神崎は立ち塞がる。

 

 

 

「前みたいに……楽しい……教室に戻ろうよ………だから……お願い、いつもの神栄君に戻ってよ……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな言葉はどうでもいい、早く殺りなさい」

 

 

シロの言うことは絶対だ。

 

 

 

だから、殺す。

 

 

 

「……ガァ!!!」

 

 

 

神栄は吠えると、神崎のところまで走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

神崎まで残り1メートル。

 

 

 

拳を握り、殴ろうとした瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピタ、と動きが止まった。

 

 

 

「…………神……崎?」

 

 

 

 

「神栄君……!やっと……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそ……薬の効力が切れたか、ストックを……!」

 

 

 

 

「待ちなさい」

 

 

 

 

E組の生徒がいるところからではなく、違う場所から声がした。

 

 

 

 

 

「お前か………茜音」

 

 

 

 

神栄 茜音。実の弟である神栄 碧に薬を投与した女である。

 

 

 

 

 

 

 

「全ての指揮は私が取る。あんたは100億の用意でもしてなさい……!」

 

 

 

神栄同様、茜音も狂気の状態だ。

 

 

 

「その子を殺しなさい。殺せばあの超生物を殺せるのよ………?」

 

 

 

 

「頭が………割れる……!痛い……!殺す……殺す……?」

 

 

 

 

神栄は頭を手で抑えながら、声を震わせて言う。

 

 

 

 

 

「殺せ」

 

 

 

 

茜音の冷たい一言で、一瞬正気に戻った神栄を再び狂気の状態にさせた。

 

 

 

 

それでも、神崎は絶対に引かなかった。

 

 

 

 

 

神栄は再び拳を握る。

 

 

 

 

 

すると、

 

 

 

 

 

 

 

 

昔のことが思い出される。

 

 

 

 

 

あれは………確か小学校の頃……。

 

 

 

 

 

 

============================

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………私、好きな人がいるんだー、碧君にはわからないだろーねー」

 

 

「えー、俺がわからない人?どんな人だよー。おしえてー」

 

 

 

 

「それはねぇ……………君だよ」

 

 

 

 

 

 

そこからはよく聞こえなかった。誰が好きだったのか、その頃あの人は、どんな人が好きだったのかわからない。

 

 

 

 

 

でも、神栄はその人の事が………好きだった。

 

 

 

 

 

 

============================

 

 

 

 

 

過去の事を思い出した神栄は、急に力が抜けたかのように倒れる。

 

 

 

倒れた時、神栄は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑顔だった。

 

 

 

 

 

 

それは、さっきような恐ろしい笑顔ではなく、普通の笑顔だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……早く………起きなさい!早く!!!!」

 

 

 

 

茜音が神栄を起こそうとした時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

殺せんせーが茜音に触手で平手打ちをした。

 

 

 

 

 

 

その時の殺せんせーの顔は、また真っ黒だった。

 

 

 

 

「あなたは神栄を好き過ぎたようだ………。だからこのような異常な行動も簡単に出来た。あなたはしばらくの間、反省するべきです。自分がどのようにして好かれるかを……学ぶために…………」

 

 

 

 

「そんなもん……知らない!碧君が殺さないなら………私がっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

茜音が突進した、

 

 

 

 

 

「ああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

殺せんせーに突っ込んだその時!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神栄が右手で一発茜音にぶちかました。

 

 

 

 

 

 

「黙れ……クソ茜音。殺せんせーがそんなところで死ぬわけねぇだろ……!ハァ…ハァ…!二度と来るな……!E組に!お前の事なんか……生きてるうちは大嫌いだ。ハァ…ハァ…ハァ…!いっぺん……死んできやがれ!」

 

 

 

 

 

 

バタン!と神栄は崩れ落ちた。

 

 

 

 

「神栄!神栄!!!!」

 

 

 

 

 

そこから………神栄が起きることは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無かった。

 

 

 

 





重大なネタバレ

・神栄は死なない



そういえば日間ランキングに載ってた!

前にもあったけど嬉しいです。


これからもよろしくお願いしますね、


次回、半分までマンション内での話、残り半分は病院内の話だと思います。
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