神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

120 / 182

今回はなんか長いです。


3000文字なんて久しぶりだ。


第105話 正義の時間

 

 

 

 

「………は?ジャスティス?」

 

 

 

 

学校でのことだった。

 

 

 

突然、木村 正義が衝撃の告白をし始めた。

 

 

「いや……だから、俺の名前はきむら じゃすてぃすなんだよ」

 

 

「………は?まさよしって言ってたじゃん。あれはなんなんだ?」

 

 

 

「じゃすてぃすって言われたくないから、まさよしにしたんだよ」

 

 

じゃあ、木村のあだ名は今度からジャッスンだな。

 

 

 

 

すると、狭間も話し始めた。

 

 

「親なんてそんなもんよ。私なんてこの顔できららよ?きららに見えるかしら?」

 

 

「いや………」

 

 

「あれか、DQNネームとか、キラキラネームって奴か。親のネーミングセンスが皆無だったのが悪かったな…ジャッスン……狭間……とカルマ」

 

 

 

確かに業(カルマ)なんてつける親おかしい。

 

 

一体どういうことがあってカルマになったんだろう……。

 

 

 

「あー、俺?俺はこの名前気に入ってるよー?ぶっちゃけ神栄には言われたくないよ」

 

 

 

「あ?碧のどこが悪いんだ?業よりマシだろ」

 

 

ちなみに、碧と付けられた理由は、先祖から名前には色が使われていたからだ。

 

 

蒼とか、葵とかが候補にあったらしいが、最終的には碧になった。

 

 

「葵」だと、「あおい」って見えて女の子みたいだから、やめたという説がある。

 

「蒼」も同様に、女の子っぽい名前だからだ。

 

 

 

「碧」には「王」という字が入っている。だから碧にした………らしい。

 

 

「名前ですか、先生も名前には不満があります」

 

 

ぷにょん。と変な感触がしたかと思ったら、なんか横に殺せんせーがいた。

 

 

「あんたはいいだろ……茅野だっけ?名前付けてもらったじゃん」

 

 

「気に入ってるから不満なんです。未だに約2名、その「殺せんせー」と呼んでくれない人がいるんですよ……?烏間先生なんて、私を呼ぶ時、「おい」とか「お前」とか言うんですよ!?熟年夫婦じゃないんですから………」

 

 

「まぁ……仕方ないだろ……」

 

 

「それに、ビッチ先生は「タコ」とか「タコ」とかって言うんですよ!?」

 

 

 

それもうタコしか言われてないよ。

 

 

 

あながち間違ってはないけど。

 

 

 

 

 

「だったら……あだ名みたいなのをみんなで考えればいいんじゃね?」

 

 

 

「あだ名?」

 

 

磯貝が不思議そうにこちらを向くと、神栄は偉そうに説明した。

 

 

「コードネームみたいなもんさ、あれだ。南の島で殺り合った奴ら、みんな本名隠してただろ?そんな感じで俺らもやろう!ってな」

 

 

 

「では、皆さん各自全員分のコードネーム候補を書いてもらい、その中から無作為に先生が引いたものが皆さんのコードネームです………というわけで、今日一日名前で呼ぶのを禁止です!!!」

 

 

 

============================

 

 

 

1時間目、体育の授業で烏間先生を標的とした擬似暗殺訓練が始まった。

 

 

「野球バカ!野球バカ!堅物に動きはあるか!?」

 

 

 

"美術ノッポ"こと菅谷がそう言うと、

 

 

「まだ無しだ。貧乏委員チームが堅物の背後から沢に追い込み、ツンデレスナイパーが狙撃する手はずだ」

 

 

"貧乏委員"こと磯貝がじりじりと烏間先生に近づくと……。

 

 

 

 

 

烏間先生は磯貝の方へ戻り、素早く磯貝の間を抜けた。

 

 

 

「甘いぞ2人!包囲の間を抜かれてどうする!特に女たらしクソ野郎!銃は常に撃てる高さに持っておけ!」

 

 

"女たらしクソ野郎"こと前原が烏間先生の動きを見ていると、

 

 

 

「おい!そっち行ったぞ!キノコディレクター!ゆるふわクワガタ!」

 

 

 

"キノコディレクター"こと三村と、"ゆるふわクワガタ"こと倉橋が銃を構えると、烏間先生は森の中へと消えていった。

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「だああああああ!!!!」

 

 

 

小型拳銃を2丁使い、乱暴に撃っている男がいる。

 

 

 

なんか色々やってたらたまたま烏間先生にヒットした。

 

 

「ヘタレ!もっと精密な射撃を心がけろ!一発一発的をしっかり定めとけ!」

 

 

 

ったく……ヘタレとか誰だよ。

 

 

 

 

「「「「お前だよ!!!」」」」

 

 

「え?俺!?」

 

 

 

 

「毒メガネ!永遠の0!射点が見えては当然のように避けられるぞ!」

 

 

「嘘……気づかれた?そっちお願い!凛として説教!」

 

 

"毒メガネ"は奥田、"永遠の0"は茅野。"凛として説教"は片岡である。

 

 

 

これさ、傷ついたりしないの?

 

 

俺は傷ついてます。

 

 

「行くよ!ギャル英語と性別!」

 

 

"ギャル英語"は中村、"性別"は渚……か。

 

 

 

「……!?」

(凛として説教の指揮能力のおかげか……先ほどより射撃が上手くなっている……。背後から距離を保って隙を窺う、変態終末期とこのマンガがすごい!もなかなかのものだ……)

 

 

 

あ、変態終末期って書いたのは俺(神栄)だ。

 

 

 

 

(中二半が退路を塞いだ!頼んだぞ……!ギャルゲーの主人公!)

 

皆が"ギャルゲーの主人公"こと千葉をちらっと見る。

 

 

緊張がありながらも、千葉はためらいなく発砲した。

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

「ギャルゲーの主人公!君の狙撃は常に警戒されていると思え!」

 

 

 

「……わかってますよ……だから仕上げは俺じゃない……!ジャスティス!!!!」

 

 

 

その瞬間、"ジャスティス"こと木村が、草むらから烏間先生の背後を狙い、狙撃した。

 

 

 

 

============================

 

 

「……どうでしたか?1時間目をコードネームで過ごした気分は」

 

 

 

「その前に……お前ら、俺のこと『ヘタレ』にしたやつ……手ェ挙げろ」

 

 

 

31人(殺せんせー、ビッチ先生、烏間先生含む)のうち、『ヘタレ』と名付けたのは、なんと27人!

 

 

 

おそらくビッチ先生、烏間先生、殺せんせー以外のほとんどが『ヘタレ』と名付けた。

 

 

 

「そりゃ……31分の27だったらヘタレになるか……っておい!俺のどこがヘタレなんだよ!ふざけんなあああああ!!!」

 

 

 

 

「でもさ……27人ってことは、誰か1人はヘタレ以外のコードネームを付けたってことじゃん。その人がいるだけマシだろ?」

 

 

……大体予想がつくが……言ったら色々面倒だし……。

 

 

 

 

「へー……そんな奴いるのか……その人はいい奴だな。なんせヘタレ以外のコードネームを付けてくれたんだから……」

 

 

 

「……まぁ神栄のやつはいいとして、なんで俺だけ本名のままだったんだよ。殺せんせー」

 

 

「いえ……今日の体育の訓練内容

知ってましたし、君なら活躍できると思って……。さっきみたいにカッコよく決めたら『ジャスティス』って名前もしっくり来ましたよね?」

 

 

 

木村は腕を組み、うーん、と言いながら悩んでいる。

 

 

「安心の為言っておくと、木村君。君の名前は比較的簡単に改名手続きができるはずです。極めて読みづらい名前であり、君はすでに読みやすい名前で通している。改名の条件はほぼほぼ満たしてます……」

 

 

 

「え?そんなに改名手続きって簡単なの?」

 

 

別に改名したいわけではないが、神栄は少し気になっていた。

 

 

 

改名するなら……どんな名前にしよう……と。

 

 

「でもね木村君、もし先生が私を殺せたなら、世界はきっと君の名前をこう解釈するでしょう。『まさしく正義だ』『地球を救った英雄の名にふさわしい』とね。親がくれた名前に正直大した意味はないです。意味があるのは、その名の人が実際の人生で何をしたかです」

 

 

「………」

 

 

 

「名前は人を造らない。人が歩いた足跡の中にそっと名前が残るだけです。だから、もうしばらくその名前を大事に持っておいてはどうでしょうか……?少なくとも暗殺に決着がつくときまでは………ね?」

 

 

 

確かに……言う通りかもしれない。

 

 

 

仮に、そーゆー名前になったとしても、俺は変える気はないと思った。

 

 

 

大事なのは……行動という事か…。

 

 

 

 

「……さて、今日はコードネームで呼ぶ日でしたね。先生のコードネームを紹介するので、以後この名前で呼んでください」

 

 

殺せんせーが黒板に書いたものは。

 

 

 

 

『永遠なる疾風の運命の皇子』

 

 

とわなるかぜのさだめのおうじ!?

 

 

「センス無さすぎだろ……」

 

 

 

 

 

その日、殺せんせーは

 

 

『バカなるエロのチキンのタコ』と呼ばれたのである……。

 

 

 

 

 





今更ですが、新しいやつ書き始めました。

『超人高校生、超高校級のヤクザ』です。

超人高校生+おまけのやりたい放題クトゥルフという動画のストーリーにオリキャラが参加する話です。

オリキャラはチート級の強さです。

暇なら見てくださいね。


あと、最近お気に入り登録が増えて嬉しいです。評価とかしてくれたらもう……超嬉しい。

そんなわけで、指摘、感想、質問、その他コメント、お気に入り登録、評価待ってまーす!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。