タイトルの時点でネタバレなのを気にしたら負けです。
茜音さん登場!
「さぁ……走れ!」
神栄の指示通り、村松、吉田は走りだした。
浅野たちには見えない場所からなので、気付かれてはいない。
そして、遅れて神栄も走りだした。
村松、吉田が棒に触れる寸前、神栄は二人の背中に飛び乗り、ジャンプして浅野より上の方へと行った。
そして村松と吉田は浅野にしがみついた。
「ヒーローは殺られても復活するんだよ。覚えときなガリ勉君」
「くっ……!」
「さぁ!倒して終わらせてやる!」
(こいつら……!負傷退場のフリをしてこっちから来たのか……!)
磯貝達を追っている奴らも、これのおかげで神栄を見ている。
「逃げるのは終わりだ!全員"音速"!!!」
磯貝が大声で言うと、攻撃部隊の6人は棒へと向かった。
これで棒にいるE組とA組の人数が変わらなくなった。
それに神栄が浅野より上にいるため、完全にE組が有利だ。
「っしゃあ!もらった!」
神栄が浅野のうでをつかもうとすると、突然、棒がグラグラと揺れ始めた。
「フンガー!降りろチビ!」
韓国の人、サンヒョクがぐいぐいと神栄を降ろそうとしている。
そのせいで浅野まで落ちそうになった。
「그만두상효크!이 고 중심으로 무리하게 잡아당기면 막대기까지 쓰러지다」
(やめろサンヒョク!この高重心で無理に引っ張ると棒まで倒れる)
「그럼……수단이 없다는 것인가?」
(じゃあ……打つ手が無いってことか?)
すると、浅野は頭につけている防具を外し、冷たい声で言い放った。
「그렇지 않다...……지탱하는 데 집중한다.이놈들은 나 혼자서 치운다」
(そうじゃない………支えるのに集中しろ。こいつらは僕一人で片付ける)
そう言うと、浅野は神栄の腕を掴み、あっさりと倒した。
「うわっ……!」
神栄を倒すと、浅野は飛び、岡島を蹴り飛ばした。
その光景に磯貝はゾッとした。
「え……?」
「君たち如きが僕と同じステージに立つ……蹴り落とされる覚悟はできてるんだろうね」
その一言から、浅野はE組の人たちを投げては蹴り、落としたりした。
「さぁ……!君たちは終わりだ!」
浅野が磯貝を蹴り飛ばすと、磯貝は地面に叩きつけられた。
磯貝はすぐさま体制を立て直し、
「……!?」
4人の増援を棒まで行かせた。
「おい……!あいつら守備部隊だぞ!って、E組の守備は2人だけ!?どうやって支えてんだよ!」
A組の生徒が守備部隊の寺坂、竹林を指さすと、竹林はメガネをくいっと上げた。
「梃子の原理さ」
「そ……そうか、梃子なのか」
「……でも、君たちはここから動けないよね」
「……?」
「5対2なら棒は簡単に倒せるけど、A組には目標があったはずだ。まだ浅野くんからの指示は出ていない、浅野くんは今、少し忙しそうだね。彼ならきっとすごい作戦があるはずだが……」
ドヤ顔で言う竹林の言葉は、めっちゃくちゃ腹が立つ。
竹林の言う通り、浅野は指示が出せない。
顔を掴まれ、棒は倒れそうなのに……指示が出せない。
(嘘だろ……?僕が……負ける?)
そんなことを考えていると、
「来い!イトナ!」
イトナは走りだすと、磯貝の真ん前でジャンプし、磯貝の手の上に乗り、その手を磯貝が思いっきり上へ投げるようにしてイトナを飛ばした。
とんでもないハイジャンプだ。
棒の先端まで飛ぶと、イトナは全体重を棒に乗せ、棒を倒す。
「おらあああああ!!!」
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「……これが君の計画した棒倒しの結末か。あの転校生のハイジャンプは凄かったねぇ」
理事長室では、外国人留学生と一緒に理事長が話している。
理事長は笑いながらイトナの事を褒めている。
「単刀直入に言うと君たちは完敗した。その状態が私の教育方針に反しているのはわかってるね?」
「………」
「どんな理由があろうと、試合に勝たなければ意味はない。君はリーダー失格だな」
その一言を言われると、ケヴィンが理事長に話し始めた。
「それは違うだろ。確かに浅野は負けたが、コイツはできる奴だ。今回ダメでも、スグに結果を出す。親父ならこう言ってやるべきだろ。『負けから得るものだって沢山ある』ってな」
理事長は立ち上がると、
「なるほど、では、私にも学ばせてくれないか?一つ勝負をしよう。互いにどんな手を使ってもいいから、私の膝を地に着かせれば君たちの勝ちだ」
「大人気ねぇ親父さんだ。俺にタイマンなんて挑むとは……」
ケヴィンはジャージを脱ぎ、ため息混じりに言った。
「あー、違う違う。4人がかりでいい。暴れ足りないだろ?君たちも」
◇◇◇
浅野が見たものは、異常な光景だった。
例えるなら、地獄絵図。
「………!!!」
理事長は傷一つ付いていない。
そして、とても低い声で浅野に話してきた。
「私が空手の黒帯を倒したのは、空手を始めて3日だった。初日はコテンパンにされたんだ。これ以上ない敗北を味わい、さて、2日目は何をしたと思う?」
「………?」
「ただ見てた。尋常ではない屈辱の炎に身を焼かれながら、私を負かした師範をただただ見ていた。そして3日目、私は一発も触れさせずに師範を倒した。何が言いたいかと言うとね。敗北から学ぶというのは確かにそうなのだが、多くの者は口先だけで大して学ばず敗北を忘れる。ねぇ……浅野君」
浅野は理事長をそっと見ると、
「負けたというのに何故君は、死ぬ寸前まで悔しがっていないのかな?」
理事長はまるで化け物のようだった。
(……化け物め!!!)
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「ふぅ…なんとか勝ったな」
「だな!危なかったよ」
E組では、岡島が鼻血を出していた為治療をしていた。
「へへ……俺らマジですげーのかもしんねーな」
「ああ、こんだけの劣勢ひっくり返して勝ったんだもんな」
E組のみんなが校庭にいる中、神栄は1人で体育倉庫裏に座っていた。
「……はぁ、疲れた」
「やぁ、碧君。100m走では残念だったね」
気安く声をかけてきたのは、言うまでもなく茜音だった。
「あ?何の用だよ。A組は何かするんじゃねーのか?」
「いや?なんかするのは生徒会の仕事だし、私は関係ないよん」
「あっそ……じゃあ消えてくれ」
いい加減いなくなってほしいと思っている神栄は、舌打ちしたりしている。
「ねぇ碧君。ちょっといいかな?」
「無理、もう帰るわ」
神栄は立ち上がろうとした。
すると、
「私、E組に行く。あの先生、なーんかありそうだから」
「………何が目的だよ。俺に何かあるんだったら、俺以外の奴ら巻き込むんじゃねーよ」
「へぇ……優しくなったね、碧君。『昔』と違って……」
「………用はそれだけか?なら帰る」
神栄は走り去った。
(……目的なんか無いよ……ただ碧君の近くにいればいいだけだよ……)
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神栄が校庭へ行くと、中村達がワイワイ騒いでいた。
「ねぇ、神栄!これから打ち上げ行こうよ!」
「どこ行くんだよ………」
「カラオケ!!」
「………え!?」
僕はモンスト大好きです。
明日から?だったか知りませんが招待ボーナスでオーブ7個くれるんですよ。
誰か110回招待させてぐれええ!
もし!もししてくれるなら本当お願いします。
まぁ、ダメ元ですけど。
あ、それと、僕と暗殺教室とかその他諸々話したい方はいますかねぇ……。
活動報告でも言いましたが、僕はTwitterよりLINE派です。
話したいなら、LINEのID教えましょう。(多分)
次回、神栄の歌のセンスはいかに!!!!