神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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やった今日から夏休みだぜぇ!


第110話 打ち上げの時間

 

『帰ってすぐ着替えて椚ヶ丘駅に集合ね』

 

 

 

……とメールで今さっき言われ、とりあえず打ち上げに行くことになった。

 

 

 

体動かした後またカラオケと言う名の運動をするなんて、どんだけ体力有り余ってんだよ。

 

 

 

「つか……カラオケって行ったことねーんだよなぁ……不安しかない」

 

 

 

神栄は身支度をし、椚ヶ丘駅までチャリで行った。

 

 

 

============================

 

 

 

「はい遅刻」

 

 

 

「30秒遅れただけだろーが、それは遅刻とは言わない。てか、時間指定無かっただろ!」

 

 

 

 

「30秒だろうが0.1秒だろうが遅刻は遅刻なんだよ」

 

 

「ぐぬぬ………」

 

 

 

 

「罰として、今日頑張った磯貝とイトナの分のお金は神栄が払ってね♥︎」

 

 

中村がウィンクすると、神栄はため息をついた。

 

 

どの道払わなきゃいけないと思っているのは、俺だけか……?

 

 

 

 

そんなことは置いといて、椚ヶ丘駅の近くにあるカラオケ屋へ着いたE組ご一行。

 

 

 

「さすがに全員はマズイから、4人〜5人の班に分けてやろうか!」

 

 

 

「自由に決める……ってことか」

 

 

 

 

「そ!じゃあ店に入る前に決めちゃお!」

 

 

ぶっちゃけ誰と歌ってもいいのだが、神栄は一緒に話し合いに参加した。

 

 

 

あ、カルマと中村はダメだわ。来たら帰る。

 

 

 

「これをこーして………。こうだ!」

 

 

 

やっと決まったか……。

 

 

 

「チームは……

①菅谷、岡島、三村、不破、倉橋

②磯貝、前原、片岡、矢田、岡野

③寺坂、吉田、村松、狭間、イトナ

④中村、木村、千葉、速水

⑤竹林、神栄、神崎、杉野

⑥カルマ、渚、奥田、茅野

 

これでいいかな!どっか他の所行きたかったら自由に行ってもいいし、大丈夫っしょ!」

 

 

うむ、カルマと中村がいないからOKだ。問題ない。

 

 

「んじゃあ、入ろーか!」

 

 

 

============================

 

 

 

「これがカラオケか……すげぇな」

 

 

 

「僕も行ったことが無かったからよく知らないが、確かにすごいな」

 

 

「神栄ー!竹林ー!神崎さーん!何か歌うか?」

 

 

杉野がドリンクを持ってきて、マイクを渡された。

 

 

 

「めんどくせぇから神栄、なんか歌えよ!」

 

 

「え!?なんかって言われても………あ」

 

 

 

神栄は機械を杉野から強奪し、ピピピッ!と動かした。

 

 

「これで」

 

 

 

 

神栄は某有名アニメ、とある何とかのなんたらガンのOPを歌い始めた。

 

 

 

「〜〜〜♪♪」

 

 

 

想像以上に下手くそかと思っていたのだが、地味に上手い。

 

 

 

「……2番からは僕も歌わせてもらおう」

 

 

竹林もマイクを持ち、神栄と熱唱した。

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

「いやー、なかなか上手かったな、もっと下手くそだと思ってたのに」

 

 

「ほっとけ。それなりには歌えるわ」

 

 

お次は杉野らしく、杉野はなんだ………?

 

え……?

 

 

 

 

 

ラブソング……だと!?

 

 

 

 

「〜〜〜♪♪♪〜♪〜♪♪〜♪♪♪♪♪♪〜」

 

 

 

神栄の知らない曲で、全く歌詞がわからない。

 

 

でも、その………君の思う好きな人には、全く届いてない……気が……。

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

「あー……普通に上手いな」

 

「だろー!結構カラオケには行くからなー!」

 

 

「じゃあ次は神崎か」

 

 

 

 

「あ、うん」

 

 

 

神崎は一体どんな曲選ぶんだろうな……ちょっと気になる。

 

 

 

 

「ちょっと待って、僕も歌うぞ」

 

 

 

あれから、竹林のアニソンメドレーでほとんど時間を使った……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は変わるが、他の人たちは……。

 

 

 

「あーあーあー!」

 

「ははっ!前原歌ヘタだなー!」

 

 

 

など、

 

 

 

「村松、飯もマズイし歌も下手くそじゃないか」

 

 

「うるせーイトナ!お前はどうなんだよ!」

 

 

「〜♪♪♪〜♪♪」

 

 

 

(ふ……普通に良いじゃねーか!)

 

 

 

 

など、

 

 

 

「…………」

 

「いや、歌ってよ、千葉」

 

 

 

「…………歌うのは好きじゃない」

 

 

 

「あ……そう」

 

 

などなど、いろいろあるようです。

 

 

 

 

まともなのは神栄の所くらいなのかもしれない……。

 

 

 

 

 

 

「おいコラ!何時間歌いやがった!竹林!」

 

 

「いや、ちゃんと他の人たちにも歌わせたさ、神栄はトイレ行ってたりしてて見てないだけだ」

 

 

「え!そうなのか?」

 

 

すると、杉野と神崎はこくりと頷いた。

 

 

「うわ………ひっでぇ」

 

 

 

「そろそろ時間的にラストだな、神崎さん、なんか最後に歌うものある?」

 

 

 

 

 

 

あ、そうだそうだ。神崎はどんな曲を選んだんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

♪〜〜♪♪♪♪〜

 

 

 

「……?これ聴いたことあるな」

 

 

神栄が反応すると、神崎はもう一個のマイクを神栄に渡した。

 

 

 

「じゃあ、あ……神栄君も歌う?」

 

 

 

 

「あ!!!その手があったか!!」

 

 

 

杉野、無念。

 

 

 

 

 

 

「「〜〜〜♪♪♪♪♪」」

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「いやー、なかなかよかったな。楽しい」

 

 

 

神栄はチラッとドアの方を見ると、

 

 

 

 

 

なんか……やたら人がいる。

 

 

 

気になったのか、神栄はドアを開ける。

 

 

 

 

 

 

「なに」

 

 

 

「いやー、男女で歌ってるの、ここしかなくてさー、二人とも息ぴったりだから、すごいなーって」

 

 

 

中村さん。それ、

 

「あんたら付き合ってんの?」に聞こえるんだけど……。

 

 

まぁ、付き合ってますけどね(ドヤ顔)

 

 

 

「いや、たまたま知ってる曲だったから、歌っただけなんだけど……」

 

 

 

「そっかー。てか、そろそろ時間だよ?私たちは会計終わったから、先出てるね」

 

 

 

 

 

 

 

「お、おう」

 

 

 

 

店を出ると、心に深い傷を負ってる奴や、キレてる奴がいる。

 

 

 

 

「楽しかったな。なかなかいい打ち上げだった。んじゃ、帰ろうか」

 

 

 

「あ!待って!!!」

 

 

 

不破が神栄を止めると、

 

 

 

 

「いや、神栄じゃなくてね。女子達だよ!今から女子会やろう!!!」

 

 

 

「お、いいねー!」

 

 

「やろうやろうー!」

 

 

 

 

「あ、そう。なら俺ら男子はいるべきではないな。帰ろーぜ」

 

 

 

 

女子達は不破について行き、どこかへいなくなった。

 

 

 

しかし、男子は………。

 

 

 

 

「おい君達」

 

 

 

岡島が突然喋り始めた。

 

 

 

「女子会を覗きにいこうぜ!」

 

 

 

 

「はぁ?」

 

 

 

============================

 

 

 

岡島のせいで残された男子は、とりあえず岡島の話を聞くことにした。

 

 

 

 

「いや……その、気になるじゃん!女子から見て俺らはどう見えてるかって」

 

 

 

「そうだな。好かれるためにはどうするかをこの女子会を通して知るべきだよな」

 

 

 

前原がうんうん、と頷くとそれに続いてゲス男子共が乗ってきた。

 

 

 

「イトナ!イトナ一号の改良版はあるか?」

 

 

 

「あるぞ、『イトナ真一号』だ。これは小型化に成功し、ほぼ無音で移動できる優れものだ」

 

 

「よし!女子の後ろで発進させろ!」

 

 

 

「わかった」

 

 

 

こうして、女子会覗き大作戦、『プロジェクトE〜続〜』が始動した。

 

 




今週のジャンプ見ました。


気になりますねぇ……渚とカルマ。


どっちが勝ってもおかしくない戦いですが、個人的にはカルマに勝って欲しいです。

このまま暗殺を続けて欲しいからね!


次回、覗く男子、気づくのか?女子。

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