神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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殺せんせーのペロペロ描写はカットしました、

殺せんせー「え!?」


それと、ビッチ先生vs神栄はすぐに終わる。


第118話 死神の時間、3時間目

 

 

 

「…………!!!」

 

 

 

ビッチ先生は固まっている。

 

 

見たことのない、神栄の本気の姿。

 

 

 

「あんた……何よそれ」

 

 

 

「…………」

 

 

 

神栄は何も言うことなくビッチ先生に向かって突進した。

 

 

 

そして顔を掴み、投げ飛ばす。

 

 

 

 

 

ビッチ先生は何も出来ずに壁にぶつかり倒れ、気絶した。

 

 

 

「驚いたな……。わずか数秒でイリーナを倒すなんて」

 

 

 

「…………」

 

 

神栄はクルリと振り向くと、死神がいた。

 

 

「おぉ……目の色が人間の目じゃないな……殺す気?」

 

 

神栄は頷きもせず死神に近づいた。

 

 

 

そしてポケットの中からに二丁、奥田特製の催涙液入りペイント弾が入っている拳銃を取り出し、死神に向けて発砲した。

 

 

 

 

だが、死神は避ける。

 

 

 

 

 

「………フフ、やはり君は素晴らしい!さぁ!もっと僕に相当する相手になってくれ!!!!」

 

 

 

神栄は拳銃を捨て、ナイフでの攻撃に移った。

 

 

 

当然死神は躱し、カウンターを仕掛ける。

 

 

 

神栄は腕でそれをガードした。

 

 

 

「特攻型だと思ってたけど、防御までしっかりしているのか……さすがだ」

 

 

 

「…………!!!」

 

 

死神はロープのようなものを取り出した。

 

 

 

 

「次は僕の番だ。避けれるもんなら、避けてみな」

 

 

 

ロープの先には、刃物が付いている。

 

 

刃物を避けるのは簡単だが、ロープのせいで避けにくくなっている。

 

 

 

「これで……終わりだ!」

 

 

 

死神がロープを思い切り振ると、神栄はかろうじて避けた。

 

 

 

 

「やはり避けるか……なら次のスキルだ。これは君でも避けられないさ」

 

 

 

死神が親指を下に下げると、背後から気配がした。

 

 

 

 

 

プスリ。

 

 

 

 

注射針で刺された音がした。

 

 

 

 

「…確かに君はビッチ先生を倒した。だが、その攻撃は弱かったね。『本当に投げ飛ばしてよかったのか?』とか思ってたんじゃないのか?」

 

 

「あ………あぁ………」

 

 

 

 

「気の迷いはここでは必要ないんだよ。そのせいで君は負けたんだから」

 

 

 

 

 

 

「し……に…がみィ!!」

 

 

 

 

そう言って、神栄は倒れた。

 

 

 

 

圧倒的敗北で、神栄対死神の戦いは終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、C班は死神に降伏し、全員が再び牢屋に閉じ込められたのである…

 

 

 

 

 

 

 

 

============================

 

 

 

みんなはビッチ先生の手によって手錠をかけられ、牢屋に入れられた。

 

 

「練習台はもう結構。あとはもう人質でいればいいよ」

 

 

 

「……………死神ィ!」

 

 

 

「神栄君。まだ負けを認めないのかい?君は狂気状態で勝てなかったのに、この状態で殺り合うのか?『副作用』もあるだろうし、ね?」

 

 

 

 

 

全てお見通しか……。これはさすがに勝てないな…。

 

 

桁違いだ。

 

 

 

 

全員が拘束された事を確認すると、死神はタブレットを開いた。

 

 

「さて、次は烏間先生だ。彼なら君たちよりかは良い練習台になるだろう」

 

 

 

 

「…ん、これは……」

 

 

カルマがモニターをこっそり見ていると、入口近辺に人影が見えた。

 

 

「死神さーん。モニター見てみなよ。あんたまた計算違いしたみたいだねー」

 

 

 

 

 

「……………なぜわかった?」

 

 

「さーね。なんかあったんでしょ」

 

 

 

 

 

「まぁいい。かなり予定が狂ったが、イリーナ、プラン16だ」

 

 

死神はタブレットをタップすると、入口を開け、DOWNのボタンを押した。

 

 

 

「おい……!先生達はビッチ先生の裏切りを知らねーぞ!」

 

 

 

「今の俺らには何も出来ねー。ここは殺せんせーを頼るしか…」

 

 

 

 

 

地下1階では、死神がビッチ先生を掴んでいる。

 

 

 

そこに、殺せんせーと烏間先生が来た。

 

 

 

 

「お前…この前の花屋!」

 

 

 

「花屋じゃないさ、僕は死神。これならわかりやすいだろ?」

 

 

 

「……!」

 

 

 

「彼女と生徒達全員の首には爆弾を着けた。合図一つで爆破可能のね」

 

 

 

と言い死神はビッチ先生を投げ捨てた。

 

 

 

「随分と強引な方法ですね。人質で私を脅した程度で素直に死ぬとでも思ってるんですか?」

 

 

殺せんせーはチラチラとビッチ先生を見ながら、死神に話す。

 

 

そして、死神に視線を向けたその時。

 

 

 

 

 

プシュッ!

 

 

 

 

 

 

触手に向かって何かが打たれた。

 

 

 

後ろを見ると、ビッチ先生が小型の銃のような物で発砲していた。

 

 

 

「え……?」

 

 

 

殺せんせーが動揺していると、ビッチ先生はあるボタンを押した。

 

 

突然殺せんせーのいた床が開き、殺せんせーは落とされる。

 

 

 

 

床に捕まろうと触手を伸ばすと、

 

 

 

 

 

弾かれる。

 

 

 

 

再び触手を伸ばすと、

 

 

 

 

 

また撃たれる。

 

 

 

 

(まさか……触手を見切って撃っているのか!?)

 

 

 

 

死神は何度も何度も発砲し、触手を弾く。

 

 

 

そうこうしているうちに、殺せんせーは神栄達のいる牢屋に落とされた。

 

 

 

 

「……は?」

 

 

 

「嘘だろ……!?」

 

 

 

 

 

死神は下を見ると、階段を降りて殺せんせー達のいる牢屋に向かった。

 

 

 

「ここは一体……」

 

 

 

 

キョロキョロと殺せんせーが辺りを見回すと、死神は答えてくれた。

 

 

 

「洪水対策で国が造った地下放水路さ。密かに僕のアジトと繋げておいた。地上にある操作室から指示を出せば近くの川から毎秒200トンの水がこの水路一体に流れ込む」

 

 

 

「まさか……俺らを巻き添いにして殺せんせーを殺すのか!!」

 

 

「ご名答。生徒を詰め込んだのも全部計画の一つだったのさ」

 

 

 

 

 

 

「イリーナ!お前それを知ってる上で……!」

 

 

 

「プロとして結果優先で動いただけよ。カラスマ、あんたの望んでいた通りにしてあげただけよ」

 

 

「……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、急ごうかね。来いイリーナ、今から操作室を占拠して水を流す」

 

 

 

死神が移動しようとすると、

 

 

 

 

 

烏間先生が止めた。

 

 

 

「…なんだいその手は?確かに手荒な方法ではあるが、地球を救う最大のチャンスを逃せ、と言うのか?」

 

 

 

「はぁ………」

 

 

 

 

烏間先生はため息をつくと、死神に裏拳をかました。

 

 

 

 

死神は後ろに後退する。

 

 

 

「28人の命は、地球より重い。それでもお前が彼らごと殺すのなら俺が止める」

 

 

 

 

「へぇ……面白い」

 

 

 

「それとイリーナ。プロってのはそんな気楽なもんじゃないぞ」

 

 

 

「……え?」

 

 

 

 

 

 





次回は烏間先生メイン回ですね。


そんで死神編終わったら…………
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