神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

151 / 182
テストまで行かないなぁこれ……。


第136話 本心の時間

「君は、害する努力を怠ったんだ」

 

 

 

 

理事長の口からとんでもない言葉が出てきた。

 

 

 

理事長の目の前には五英傑が立っている。

 

 

浅野以外のメンバーは驚きを隠せていない。

 

 

 

だが、浅野は理事長に話をする。

 

 

 

「弱い相手に勝ったところで強者になることはない。これが僕の結論だ。それはあなたの教える道とは違うものです」

 

 

 

 

「ほう、では浅野君。3分ほど席を外してくれないか。友達の4人と話がしたい」

 

 

 

 

 

突然理事長は浅野を追い出し、3分ほど話していた。

 

 

 

内容は浅野には全く聞こえず、ただじっと待つしか出来なかった。

 

 

 

 

そろそろ3分だと思い理事長室に入ろうとすると、タイミングよくドアが開いた。

 

 

「蓮!瀬尾!大丈夫……!?」

 

 

 

 

 

「「「「E組殺すE組殺すE組殺すE組殺すE組殺すE組殺すE組殺すE組殺すE組殺す」」」」

 

 

 

4人はただ、その一言を言い続けている。

 

 

目の色を変え、殺意をむき出しにしているその姿は、人間とはかけ離れたものだった。

 

 

 

「理事長!一体みんなに何を!?」

 

 

 

 

 

「……ちょっと憎悪を煽ってあげただけさ、君の言ってる事なんて二言三言囁けば壊れるわ。私の教える強さはそんな脆いものじゃない。もういい……私が出るとしようか………」

 

 

 

 

 

 

===========================

 

 

一方E組では、

 

 

 

 

「さて、この1年の集大成、次は『学』の決戦です。トップを取る用意は出来てますか?カルマ君、神栄君」

 

 

 

 

「さぁね。バカだから難しいことわかんないや」

 

 

「さーな。まぁ行けるけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうですか……では少し話を」

 

 

 

殺せんせーがそう言うと、頭に50の数字を出した。

 

 

 

「1学期の中間で先生は全員50位以内という目標を掲げました。あの時はダメでしたが、今回は行けます。全員が50位以内に入り、本校舎復帰の権利を獲得し、堂々とE組として卒業出来るように私も努力するので、ね」

 

 

 

 

「あ!そういえばA組の担任が変わったらしいぜ……担任はまぁ…なんとなく想像つくだろ」

 

 

 

確かに、ここまでくればなんとなく想像つく。

 

 

 

 

「理事長、か」

 

 

 

「ああ、あの人だよ。あんな人の授業受けたら誰も逆らえないよな…」

 

 

 

「確かに。寝てたら殺されそう」

 

 

 

 

 

「授業は寝るもんじゃないよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

授業が終わり、帰る時は必ず本校舎を通る。

 

 

いつものように帰ろうとすると、意外な人物が待っていた。

 

 

 

 

「浅野……?」

 

 

 

「………」

 

神栄は浅野の動きを見逃さなかった

 

 

浅野の拳からは震えが見えた。

 

 

 

余程言いたくないことなのだろう。

 

 

 

 

 

「こんなことは言いたくないが……君たちに依頼がある」

 

 

 

 

 

「………?」

 

 

 

 

 

「あの怪物を君たちに殺してほしいんだ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「殺すって……物理的に?」

 

 

 

神栄はわかっていながらも浅野に言う。

 

 

 

「そんなわけがないだろう。殺してほしいのは理事長の教育方針だ」

 

 

 

 

「………なるほど、今のA組は全員50位以内に入ることを目標にしてる。だからそれを阻止するために俺らが50位以内を独占する。そうすれば理事長の教育方針を壊すことができる。って事かな?」

 

 

 

 

「ほぼ正解だ。無論僕が1位になり、その下がE組になるのだがな。そうすればあの人の教育は壊せる」

 

 

 

 

さらりと1位宣言をした浅野に、神栄は再び問いかける。

 

 

「………で、いつもと違うよな。特にお前らの担任が」

 

 

 

 

「ああ、今のA組は地獄だ。E組への憎悪を支えにして勉強し、勝ったとしても、彼らはこの先それしか出来なくなってしまう……だから、どうか………」

 

 

 

 

 

 

 

 

浅野は頭を下げ、

 

 

「どうか………正しい敗北を僕の仲間と父親に……教えてあげてくれ」

 

 

 

 

 

意外だった。

 

 

 

プライドの塊の浅野が頭を下げている。そのこともそうだが、仲間を思っていることが一番意外だった。

 

 

 

てっきり捨て駒のようにしてるかと思ったのだが……。

 

 

 

 

 

 

 

「は?他人の心配してる場合?1位になんの君じゃなくて俺なんだけど」

 

 

 

 

浅野の目の前で舌を出し挑発するカルマ。まだ手を止めない。

 

「1位は俺、その下もみんなE組。浅野クンは10位くらいがいいところじゃん?」

 

 

 

 

「くっ……!」

 

 

 

 

なぜか浅野が押されている。頑張れ浅野。

 

 

 

 

「余計なこと……考えねーで、殺す気で来なよ。そうじゃないと俺も楽しくないし……」

 

 

 

 

 

 

 

 

浅野はニヤリと笑い、カルマに背を向ける。

 

 

 

「面白い。なら僕も本気でやるさ」

 

 

 

 

「そーそー。その意気その意気」

 

 

 

 

「お前もだ神栄。本気で来い」

 

 

 

 

「本気?あぁ、そうだな。出せるほどの力がお前にあったらな」

 

 

 

 

 

 

 

「くっ……どこまでもウザい奴だなお前は…!!」

 

 

 

 

「よく言われる」

 

 

 

 

 

浅野がいなくなると、みんなはバラバラの道へ行った。

 

 

 

今は『たまたま』神崎と、他、杉野と茅野が帰っている。

 

 

 

「神栄、行けんのか?」

 

 

 

「さーね。数学と理科頑張れば可能性はあるよな」

 

 

 

 

「そーゆー問題かよ……あ、俺こっちだから、じゃーな」

 

 

 

杉野がいなくなると、同じように茅野もいなくなった。

 

 

 

現在いるのは神崎と神栄だけだ。

 

 

 

「碧くん。本当に大丈夫なの?」

 

 

 

 

「なんとかなるさ、多分……」

 

 

 

 

「……そうだ。いまから私の家に来て苦手な教科一緒に勉強しようよ!」

 

 

 

 

「え、ちょっと待ってどうしてそうなった」

 

 

 

「今日は金曜日で、月曜は祝日だから3日間もお泊りしながら勉強出来るよ!」

 

 

 

「お泊り…ですか」

 

 

 

「うん!!」

 

 

なんという素晴らしい笑顔。

 

 

 

神栄は言われるがまま神崎の家に連れてかれたのである……。

 

 

 




はい。というわけでこっからオリジナル!そしてお泊りデート!最高ですね。

これ書きながら暗殺教室 囲い込みの時間のキャラメダル一覧を見てたんですが、神崎さん可愛すぎやしませんか?

くすぐられてる(?)あの顔!
そして水着姿の神崎さん!
笑顔でスナイパーライフル持ってる神崎さん!
ナース姿の神崎さん!!!

最高!!!即保存しましたよ!

あとは矢田さんの画像を少々。

個人的には神崎さんは『美しい』
矢田さんは『可愛い』と思ってるので、暗殺教室の中で一番好きなキャラは?と言われるとこの2人!と答えます。

美しいと可愛いは違うんですよ。

そんなわけで次回、お勉強という名のいちゃいちゃ

最近、お気に入り増えて嬉しいです。そのまま評価もバシッと決めてくれると更に嬉しいです。


お気に入りが増えることと評価されることが僕の作品が続く唯一の方法です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。