この話を読む前に、コラボ企画、『神栄 碧と暗殺教室』×『桜井 和生と暗殺教室』を読むことをお勧めします。
そのネタが少々入ってるのでね。
前半はお勉強!
「うーん……」
神崎が悩んでる様に、この問題は難しい。とてもじゃないが中学3年の問題とは思えない。
だが、そんな問題でも神栄はそれなりに解くことができる。
「まず、文を区切って行くんだよ。最初の『日本語の作家になる前に』『僕はアメリカで日本文学を研究していた』
『日本語の書き手になる前に』『まずは日本語の読み手だった』『そして読んだ日本語で感動を覚えると』『それを英語に翻訳することもあった』ってね」
「区切り方は?」
「自分が出来る限界まで文を長くして、出来なくなったらそこで区切る。区切らず出来ればそれがベストなんだけどね。で、『日本語の作家になる前に』はBefore I became a writer and wrote in Japanese,になるのはわかる?」
「なんで『日本語の作家は』『a Japanese writer』じゃないの?」
「それだと『日本人の作家』になっちゃうんだよ。だから『日本語で書く作家』と置き換えて英文を書けばさっきみたいになる。んで、その後の『僕はアメリカで日本文学を研究していた』だけど、これは出来るよね?」
神崎はノートに英文を書き、それを神栄に見せた。
「…I was studying Japanese books in America.うん、合ってるよ。じゃあ次行こうか」
神栄はこの後の短文の訳をノートに書き、確認をしている。
一方神崎は神栄に言われた問題に取り組んでいる。
が、神崎は考えてもわからなかったらしく、神栄に質問した。
「碧くん…こっから全部わかんない」
「マジかよ…まぁいいか。じゃあ『日本語の書き手になる前に』の『書き手』は最初みたいにBefore I became a writerになるんだけど同じ表現になるのは避けたいから、他の表現で考えるんだよ。例えば不定詞のbegin to〜を使って、before I begin to write in Japaneseという文にしたり、ね」
「あとはstart to〜とか?」
「そうだね」
神栄は神崎にノートを取らせる時間を与え、この後の文について再び考えていた。
ノートを取らせる時間をくれる辺り、良い先生だ。
「『まずは日本語の読み手だった』からは簡単だから答えだけ言うけど、I was a reader of Japanese.になる。そして『読んだ日本語で感動を覚えると』はWhen I was happy to read Japanese booksになる。そして最後の『それを英語に翻訳することもあった』はI sometimes wrote them in Englishになる。はい。これで終わり」
神栄の完璧過ぎる解答に、神崎は唖然としていた。
解答解説の冊子を見てみると、神栄が答えた解答全く同じだった。
「……すごい…!」
「ふぅ……疲れた。ちょっと休憩しないか?」
学校が終わってからそのままここに来て、すぐ勉強をしていたので、神栄は疲れていた。
現在夕方の5時。いつもの神栄なら夕食(激マズ)を作っている時間である。
「腹減ったな……神崎ー。親は居るのか?」
大の字になっている神栄はあくびをしながら問いかけた。
「家に着いてわからないの?普通ならお母さんが「キャ〜神栄君!久しぶりー!」とか言ってくると思わない?」
「本当にそうしてきそうで怖い……」
「だから今はいないよ。というか…連休中ずっと居ないよ!」
「そっかー……居ないのかー…って、え?」
衝撃的な言葉が出てきたにも関わらず、神崎は平然としている。
「じゃあ連休中飯作ってくれるのって……神崎ぃ!?」
「うん!」
ありとあらゆるモノを跳ね返すような天使の笑顔の前には、神栄も反抗出来ず、「そ……そうですか」としか言えなかった。
「じゃあ、パスタ作るから待っててね!」
そう言って神崎は一階にあるキッチンへと小走りで向かった。
一方神栄は大の字のまま、スマホを取り出し現在の時間の把握と様々なゲームのログインをおこなった。
「ふーん。パスタかー……パスタ…。パスタぁ!?」
神栄は叫ぶと同時に起き上がり、キッチンに向かう神崎に追いつこうとドタバタと走った。
「神崎!!俺が作るよ!俺パスタなら作れるから!!いや他も作れるけど!」
「…?」
こう言ってるのには、2つ理由がある。
1つは自分の嫌いなトマトを入れないため、
もう1つは、以前パスタの作り方を一から教えてきた奴がいたから、それを試そうとしたからである。
まぁ、教えてもらったあと神崎にも食べさせたのだが、パスタの話をしだしてきたという事は、彼女は覚えてないということだろう。
ちなみに教えてくれた人を神栄は覚えていない。
桜……和…なんだっけな?思い出せない…。
「そっか、なら……頼んじゃおっかな〜〜」
神崎からどのパスタがいいかなどの指名が無いので、とりあえず第一目標はクリアした。
「おう、俺に任せな!!」
神崎がつけようとしたエプロン(どう見ても女性用)を装着し、神栄の色々変わったパスタ作りが始まった。
これは…殺人料理と言われるのを終わらせるチャンスだと思い、神栄は張り切っていた……。
どうも、今日から学校ある系男子、invisibleです。
こんな時間まで起きてるのは、宿題やってたからです。
国語の問題集の範囲がわからず、クラスのグループに聞いてみたら2時間待っても返信来ず、20人中12人が既読無視。(そっから退会したからわからない)
でも他人の「明日ホッチキス貸して」とかいう意味不明な要求には1分で返事が来てる。
そっか……。僕はいじめられてるんだ…と思いつつ、この話を書きました。
もうね、この作品は癒し、ユートピアですわ。
結局範囲はわからず、問題集全部(約60ページ)やりましたよ。長かった。
というわけで、明日からは学校なのでただでさえ遅い更新ペースがさらに遅くなります。
まぁ1月は地味に休みが多いのでその日に書こうかなとは思います。
それでは次回、神栄の料理の腕はいかに!そして夜!どうやって寝るのか!
感想、評価待ってます。