神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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この話を読む前に、コラボ企画、『神栄 碧と暗殺教室』×『桜井 和生と暗殺教室』を読むことをお勧めします。

そのネタが少々入ってるのでね。

前半はお勉強!




第138話 テスト勉強の時間、2時間目

 

 

「うーん……」

 

 

 

 

 

神崎が悩んでる様に、この問題は難しい。とてもじゃないが中学3年の問題とは思えない。

 

 

 

だが、そんな問題でも神栄はそれなりに解くことができる。

 

 

 

「まず、文を区切って行くんだよ。最初の『日本語の作家になる前に』『僕はアメリカで日本文学を研究していた』

『日本語の書き手になる前に』『まずは日本語の読み手だった』『そして読んだ日本語で感動を覚えると』『それを英語に翻訳することもあった』ってね」

 

 

「区切り方は?」

 

 

 

「自分が出来る限界まで文を長くして、出来なくなったらそこで区切る。区切らず出来ればそれがベストなんだけどね。で、『日本語の作家になる前に』はBefore I became a writer and wrote in Japanese,になるのはわかる?」

 

 

 

「なんで『日本語の作家は』『a Japanese writer』じゃないの?」

 

 

「それだと『日本人の作家』になっちゃうんだよ。だから『日本語で書く作家』と置き換えて英文を書けばさっきみたいになる。んで、その後の『僕はアメリカで日本文学を研究していた』だけど、これは出来るよね?」

 

 

 

 

神崎はノートに英文を書き、それを神栄に見せた。

 

 

「…I was studying Japanese books in America.うん、合ってるよ。じゃあ次行こうか」

 

 

 

神栄はこの後の短文の訳をノートに書き、確認をしている。

 

一方神崎は神栄に言われた問題に取り組んでいる。

 

 

が、神崎は考えてもわからなかったらしく、神栄に質問した。

 

 

 

「碧くん…こっから全部わかんない」

 

 

 

「マジかよ…まぁいいか。じゃあ『日本語の書き手になる前に』の『書き手』は最初みたいにBefore I became a writerになるんだけど同じ表現になるのは避けたいから、他の表現で考えるんだよ。例えば不定詞のbegin to〜を使って、before I begin to write in Japaneseという文にしたり、ね」

 

 

 

 

「あとはstart to〜とか?」

 

 

 

「そうだね」

 

 

 

 

 

神栄は神崎にノートを取らせる時間を与え、この後の文について再び考えていた。

 

 

ノートを取らせる時間をくれる辺り、良い先生だ。

 

 

「『まずは日本語の読み手だった』からは簡単だから答えだけ言うけど、I was a reader of Japanese.になる。そして『読んだ日本語で感動を覚えると』はWhen I was happy to read Japanese booksになる。そして最後の『それを英語に翻訳することもあった』はI sometimes wrote them in Englishになる。はい。これで終わり」

 

 

 

 

 

 

 

神栄の完璧過ぎる解答に、神崎は唖然としていた。

 

 

 

解答解説の冊子を見てみると、神栄が答えた解答全く同じだった。

 

「……すごい…!」

 

 

 

 

 

「ふぅ……疲れた。ちょっと休憩しないか?」

 

 

学校が終わってからそのままここに来て、すぐ勉強をしていたので、神栄は疲れていた。

 

 

現在夕方の5時。いつもの神栄なら夕食(激マズ)を作っている時間である。

 

 

 

「腹減ったな……神崎ー。親は居るのか?」

 

 

 

 

大の字になっている神栄はあくびをしながら問いかけた。

 

 

 

「家に着いてわからないの?普通ならお母さんが「キャ〜神栄君!久しぶりー!」とか言ってくると思わない?」

 

 

 

「本当にそうしてきそうで怖い……」

 

 

 

「だから今はいないよ。というか…連休中ずっと居ないよ!」

 

 

 

 

 

「そっかー……居ないのかー…って、え?」

 

 

衝撃的な言葉が出てきたにも関わらず、神崎は平然としている。

 

 

「じゃあ連休中飯作ってくれるのって……神崎ぃ!?」

 

 

「うん!」

 

 

ありとあらゆるモノを跳ね返すような天使の笑顔の前には、神栄も反抗出来ず、「そ……そうですか」としか言えなかった。

 

 

「じゃあ、パスタ作るから待っててね!」

 

 

 

 

そう言って神崎は一階にあるキッチンへと小走りで向かった。

 

 

一方神栄は大の字のまま、スマホを取り出し現在の時間の把握と様々なゲームのログインをおこなった。

 

 

 

 

「ふーん。パスタかー……パスタ…。パスタぁ!?」

 

 

 

神栄は叫ぶと同時に起き上がり、キッチンに向かう神崎に追いつこうとドタバタと走った。

 

 

 

「神崎!!俺が作るよ!俺パスタなら作れるから!!いや他も作れるけど!」

 

 

「…?」

 

 

 

こう言ってるのには、2つ理由がある。

 

 

 

1つは自分の嫌いなトマトを入れないため、

 

 

もう1つは、以前パスタの作り方を一から教えてきた奴がいたから、それを試そうとしたからである。

 

 

まぁ、教えてもらったあと神崎にも食べさせたのだが、パスタの話をしだしてきたという事は、彼女は覚えてないということだろう。

 

 

ちなみに教えてくれた人を神栄は覚えていない。

 

 

 

桜……和…なんだっけな?思い出せない…。

 

 

 

 

 

 

 

「そっか、なら……頼んじゃおっかな〜〜」

 

 

 

 

 

神崎からどのパスタがいいかなどの指名が無いので、とりあえず第一目標はクリアした。

 

 

 

「おう、俺に任せな!!」

 

 

 

神崎がつけようとしたエプロン(どう見ても女性用)を装着し、神栄の色々変わったパスタ作りが始まった。

 

 

 

これは…殺人料理と言われるのを終わらせるチャンスだと思い、神栄は張り切っていた……。

 

 

 

 





どうも、今日から学校ある系男子、invisibleです。


こんな時間まで起きてるのは、宿題やってたからです。

国語の問題集の範囲がわからず、クラスのグループに聞いてみたら2時間待っても返信来ず、20人中12人が既読無視。(そっから退会したからわからない)

でも他人の「明日ホッチキス貸して」とかいう意味不明な要求には1分で返事が来てる。

そっか……。僕はいじめられてるんだ…と思いつつ、この話を書きました。

もうね、この作品は癒し、ユートピアですわ。

結局範囲はわからず、問題集全部(約60ページ)やりましたよ。長かった。

というわけで、明日からは学校なのでただでさえ遅い更新ペースがさらに遅くなります。

まぁ1月は地味に休みが多いのでその日に書こうかなとは思います。

それでは次回、神栄の料理の腕はいかに!そして夜!どうやって寝るのか!

感想、評価待ってます。


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