神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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第8話 テストの時間

俺らは今、問題という名のモンスターと戦っている。

 

中間テスト。椚ヶ丘中学校では、我らE組も本校舎で受けることになっている。

 

 

 

前日まで殺せんせーに教わったE組生徒は、大体の問題を解けるようにはなった。

 

(この問題も!あの問題も!解ける!)

 

 

 

これなら、みんなで殺れる!と

 

 

 

 

 

 

 

思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、現実はそう甘くはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

E組生徒は、《見えない問題》に殺されたのだ…………。

 

 

 

 

次の日。

 

 

 

 

 

 

結局、全員50位以内に入るということができなかった。

 

 

 

テスト前に、出題範囲を大幅変更して、E組が解けないようにしたらしい。

 

本校舎では、理事長が全クラス全教科教えていた。

 

 

 

 

 

 

 

約束通り行くと、殺せんせーはここから居なくなる。

 

 

 

「………先生の責任です。今君たちに顔向けできません……」

 

 

 

「とりゃあ!」

 

 

 

腑抜けた神栄の声。

 

 

 

 

パァン!と対先生用BB弾が殺せんせーの頭の目の前まで行く。

 

 

 

しかし、避けられる。

 

 

 

 

そして、カルマがナイフを投げてきた。

 

「殺せんせー、マジでいなくなんのか?」

 

 

 

 

「「顔向けできないのぉ?殺せんせー」」

 

 

 

カルマと神栄に同時に言われた殺せんせーは、顔を赤くして怒る。

 

 

 

 

「カルマ君!神栄君!今先生は落ち込んで………!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はいよ」

 

2人で合計10枚の紙が机にばらまかれた。

 

 

 

 

殺せんせーは全て見た。

 

赤羽 業、合計494点。

 

神栄 碧、合計489点。

 

「………!!!」

 

 

 

 

「俺らは50位以内入ったよ…?」

 

 

 

 

 

カルマは舌を出して挑発体制をとる。

 

 

 

「……で?逃げんの?」

 

 

「………逃げませんよ!期末テストでリベンジしますよ!負けっぱなしでいいんですか!みなさん!」

 

 

 

少々キレ気味だが、まぁ許そう。

 

 

 

僕らは敗北した。だが、E組生徒はこの負けは必ず返すと心に決めた中間テストだった…………。

 

 

 

 

「神栄、ダッセェ(笑)俺に5点差負けるとか」

 

「うるせーぞカルマ」

 

 

 

 

 

============================

 

放課後、

 

「神栄君、少しいいですか?」

 

 

「なんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたはカルマ君を敵視してますね?」

 

 

まぁ、テスト対決などのことがあり、自分で勝手に敵視している。

 

 

 

 

「あぁ、そうだが?」

 

「それと、カルマ君に憧れている」

 

 

 

 

 

「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

今までそんなことは思っていなかった。

 

でも、そうなのかもしれない……。

 

 

 

 

 

 

 

 

「自分に無いことが出来て、自分にあることも出来るカルマ君をリスペクトしている。で、先生からアドバイスです。私を殺しても、殺せなくても、月日は流れます。最後のテストの時、私は現段階では神栄君がカルマ君に勝てるとは全く思えません」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「冷やかしに来てんのかよ。もしそうなら………本気で殺しに行くぞ」

 

神栄はナイフを持つ。臨戦体制だ。

 

 

 

 

 

 

 

「『現段階では』ですよ。神栄君は敵視よりもリスペクトの方が勝っている。だから勝てないんですよ」

 

 

 

「………で?何が言いたいの?」

 

 

 

「殺しに行くつもりで勝ちに行く。これが一番いいかと思いますねぇ。期末テスト、楽しみにしてますよ……ヌルフフフ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全く、殺せんせーはこれだから殺しにくい……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

今までこんな先生、見たことないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「殺せんせーを殺して、カルマに勝つ。これが俺のミッションだ。文句ある?殺せんせー?」

 

 

 

 

 

「ヌルフフフ、素晴らしいです。では、数学ドリル10冊を明日までにやってきなさい!!」

 

 

 

 

「ふざっけんなああああ!!!」

 

 

 

感動を返しやがれ、殺せんせー!!

 

 

 

 

 

============================

 

3年A組にて、

 

 

「…………神栄 碧………か、なかなかやるなぁ…。ね?神栄さん」

 

 

 

 

 

「当然ですよ、碧君は『私だけの』弟なんですから………」

 

「神栄さん。寝てなければ満点なのにね……」

 

赤がかった髪の男はクスッと笑いながら、テストの順位表を見ている。

 

 

「学秀くんには負けるかもねー、多分」

 

 

 

 

 

 

 

神栄 茜音、合計点 400点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued……………

 




ラスボス降臨の予感、そして次回修学旅行編


神栄 碧くんの教科ごとの点数。
国語 99点。数学 91点。理科 100点。社会 100点。英語 99点。

感想、指摘コメントどしどしお待ちしてまーす!!
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