神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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どうも、ケチャップさんからバトンパスされましたinvisibleです。
お待たせしました。中編です。
楽しんでいただけると嬉しいです!

それではどうぞ!


新年コラボ企画『殺執事』中編

「「「いらっしゃいませ……?」」」

 

やる気のない声が混じりつつ、殺執事椚ヶ丘店がオープンした。

 

開店してから数十分、店名が明らかおかしいからか、客どころかここの道を通る人が全くいない状況に耐えられなくなったミナトと神栄は持ってきたゲームで協力対戦をしていた。

 

「なかなかやるなミナト。2人合わせればチートに勝てるくらいじゃねーの?俺の方が強いけど」

「神栄こそ、ここまで付いてきてるのはお前くらいだぜ。俺の方が強いけど」

「「あぁっ!?俺の方が強い!!」」

 

数戦した後、短かった友好関係は完膚なきまでに粉々になり、通信対戦になってしまった。

しかし、どこまで戦っても引き分けとなってしまったことに腹が立った2人はリアルファイトに発展しそうになってしまう。

 

 

このままだと店内がボロボロになりお金儲けどころの問題じゃなくなると感じた殺せんせーはリアルファイトを止め、今回の件とはまるで関係のない和生も一緒に接客の練習をさせることにした。

 

「まず、お客様が来た時は『お帰りなさいませ。お嬢様』ですよ?コンビニみたいに『らっしゃーせー』じゃないですよ神栄君?まず和生君から!」

 

「お帰りなさいませ、お嬢様」

 

「GOOD!ナイスVoiceですね」

 

殺せんせーは顔に赤い丸を浮かべながら笑顔で言うと、

 

「次はミナト君ですよ」

 

「…お帰りなさいませ…お、お嬢様」

 

ミナトは不満気に言うが、殺せんせーはオーケーサインを出す。

 

「問題は神栄君です。ほら、やってみてくださいよ」

 

神栄はスゥ…と息を吸うと。

「お帰りくださいませおじょーさまー」

 

と3人の中でも一番やる気の無い声で言い放つ。

 

「何というやる気のなさ…神栄くん、バイトとかやったら数日でクビだと思うよ…?」

和生は呆れつつ言うが、神栄は無関心。殺せんせーは仕方なく神栄をキッチンに戻す。

 

「どうせ神栄君は接客しないでしょう……。ミナト君と和生君に何とかしてもらいますよ……!私の生活のために」

「今思えばなんで俺たちは働かされるんだっけ、和生?」

「表向きは宿題無しになるっていうらしいよ」

(裏向きは秘蔵の写真を手に入れるため……!)

 

自分の欲望を曝け出すことなく、平然を装う2人は、何故俺たちは働くのか?とか、働くことの意味など、よくわからないことを語っていた。

2人はしばらく話していると、殺せんせーの姿が見えないことに気付く。

 

「あれ、殺せんせーが消えた」

 

和生は辺りを見回すが、殺せんせーの姿は無い。

 

「雇い主が仕事を放棄した、とんでもない職場だ。訴訟も辞さない」

 

ミナトが外を確認しようとすると、ものすごい速度でドアが開き、2人の女性が立っていた。

 

「「「「………は?」」」」

 

和生とミナト、そして2人の女性は目の前の光景に唖然としていた。

 

 

◆◇◆◇◆

 

「殺せん……コロさんが連れてきたんですか?って、完全にコロさんの趣味全開じゃないか!」

 

殺せんせーの趣味全開、つまり超が付くほどの巨乳、そして女子大生。いつも学校で隠れて読んでるグラビア雑誌にいるような女性が店にいる。

 

巨乳女子大生は未だに状況の理解が出来ていないらしく、入り口のドアから一歩も動いていない。

 

 

「と、とりあえず。お席までご案内します」

 

率先して和生が動いてくれたおかげで、女子大生はようやく席に座る。

 

「それでは、何かありましたら申し付けてください。ではごゆっくり」

 

営業スマイルと言うべきか、和生は彼女とデートしてる時のような笑顔で女子大生に接客をする。

 

「とんでもない男だな和生」

 

「接客くらいならヘーキだよ。俺がやるからミナトくんは料理持ってく係でいいよ」

 

「お、おう。ありがとな」

 

 

一方、神栄は何をしてるのかというと、

 

 

「……最近のソシャゲはガチャの確率絞ってンな……最高レア度のキャラ全然当たんねぇぞ。本当は0%なんじゃねーの?」

 

1人、愚痴を言いながらゲームのガチャをしていた。

 

 

「あ、すいません。メニュー決まったんですけど」

女子大生は手を上げて、誰かを呼んだ。

「はい」

と和生が女子大生の方へ向かう。

 

「……この、殺師特製オムライスを2つください…」

 

「かしこまりました。少々お待ちください」

 

和生はキッチンにいる神栄に言われた注文をリピートする。

 

「オムライス2つだってよ。時間かけないようにお願いな」

「オムライスって、卵とごはんにケチャップぶちまければいいんだろ?」

「ざっくり言うとそうだよ。早くしてくれると嬉しいな」

 

「へーへー」

 

そう言って神栄は器用に卵を割り、オムライスに必要な材料を入れ数分で完成させる。

 

「おら、持ってけミナト!」

 

普通の場合、出来上がった料理を机などのところに置いておき、それをホールスタッフが持っていくのだが、神栄は普通ではなかった。

 

フリスビーの要領で皿をミナトに向かって全力投球(?)すると、あまりに突然の出来事にミナトは中途半端に反応してしまい、皿をキャッチはしたものの、オムライスが顔にべったりとくっついてしまった。

 

「うわっ……失敗した」

 

神栄がてへぺろ☆とドジっ娘の如く可愛く舌を出すと、

 

「ちょ、ちょっと!?何をしてるの!?ダメだ、神栄くんに優しさが見えない…もう自分で持ってってくれないか……?」

 

「たまたま失敗しただけじゃないかよ。人をダメ人間みたいに言って……」

「神栄くんがダメダメ過ぎるから言ってるんだよ!!」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

不満気な表情で神栄が2度目のオムライスを完成させた。今度はちゃんとお客の前まで行き、オムライスを置く。

 

「おまたせしましたぁこちらおむらいすでございまぁす」

 

誰がどう聞いても棒読みボイスの神栄を見た女子大生は、オムライスを見たあと神栄を見つめる。

 

「ねぇ。ここって執事喫茶なんでしょ?メイド喫茶みたいに、何か魔法の呪文とかないの?」

 

「そーそー。私たちをアツくさせてよ」

 

 

「……は?ちょっと意味がわかんねーでございます」

 

「なんかこう……血湧き肉躍る、的な?」

 

随分と肉食な女子大生は、神栄の方に目を向ける。

 

「それじゃあ……目ぇつぶっててろください。恥ずかしいんで…」

 

神栄か顔を赤らめると女子大生達はそこに興奮したのか、楽しそうにしている。

神栄は女子大生の2人が目を閉じたのを確認すると、キッチンに向かう。数分すると、神栄が帰ってくる……。

 

「ケチャップで絵でも描くのかな……って、えええ!?!?」

 

今にも目が飛び出そうな表情で、和生は神栄が持ってきたものを見る。

 

「おい……神栄…」

 

何かを言いたそうにミナトは口を開けるが、なかなか頭に浮かんでこない。

 

 

要は、2人が唖然とするようなブツをこの男は持ってきたのである。

 

 

「アツくさせてよって言われたから……なぁ?」

 

神栄はものすごい笑顔でオムライスにドバドバとブツをかけてかけてかけまくる。

 

「アツくて死んでも、当店では一切責任を負えませんので、その覚悟があるなら食ってどうぞ」

 

女子大生は何のことだかさっぱりなので、目を開け、スプーンを持ち、一口サイズに分けて口に入れる。

 

 

オムライスが口に入ったのを確認すると、神栄はある物が入っていた容器を女子大生に見せる。

 

それを見た女子大生は、顔が青ざめていく。

 

 

「俺、ちゃんと言ったんで。アツくて死んでも、責任は負えませんのでってね」

 

女子大生は高速でお金を置き、ダッシュで店を後にした。

 

オムライスの代金は1人860円だが、優しい女子大生は1人1000円を払って帰ってしまった。

 

「やったぞ殺せんせー。280円得した」

 

 

「そりゃお客は帰るだろうね………。『デスソース』をかけて、さらに1人分があの瓶半分って、あの量は死んじゃうよ!!」

 

和生がまた騒がしくなる。ミナトは遠い目で、空が綺麗だな…と現実逃避し始めた。

 

「(物理的に)アツくしてあげたじゃん。それで怒られる理由がわからないんですが……」

「ありまくりだよ!普通あそこはケチャップかけて萌え萌えキューンが定番だよ!」

「俺はそんなにサービス精神旺盛じゃねぇぇよ!!時には残酷な判断も必要なんだよ!」

 

「まず先に残酷な判断をする前に……例えば、ケチャップで絵を描くとか…方法はいくらでもあるよね?」

「ない」

「即答!?」

 

 

 

「あー………あったまきた。今日のお前のまかないはこれだ。今ならJDと間接キスのおまけつき」

 

ここぞとばかりにクズに成り下がる神栄に耐えられなくなった和生は、ついに神栄に手を出そうとする。

 

「自分が作ったんだから神栄くんが食べればいいじゃないか…!」

「うるせぇ!お前は俺を怒らせた!それ以外に理由はねぇ!食え!」

「おい喧嘩はやめ……」

 

ミナトが仲裁に入ろうとするが、

 

「あぁ!?じゃあミナトてめーが食え!2つあるんだから、2人が食えっつーの!」

 

「いや…デスライス作った神栄が食えば良いじゃん……」

 

完全に暴走した神栄をミナトと和生が止めようとするが、神栄が落ち着く手段はどちらか、もしくはどちらもデスライスを食べるしかない。

 

3人がデスライスを賭けて争いをしていると…。

 

 

 

 

 

「……んー。なかなか美味いですねって、かっらあぁぁあああぁぁ!!!」

 

叫び声が聞こえた先に3人が目を向けると、殺せんせーが2人分のデスライスを平らげている姿が見えた。一気食いしたのか、顔が真っ赤になっている。

 

「これはすごい破壊力ですよ……」

 

殺せんせーがムシャムシャ食べている中、和生とミナトはヒソヒソと話していた。

 

「今から神栄くんの名前はデス栄!どうかなミナトくん」

「それでいいと思う。ナイス和生」

 

 

「さて、神栄君に新たな名前が誕生したことですし、そろそろ奥の手を使おうかと思いましてねぇ。まず3人に確認を」

 

「え、何ですか殺せんせー」

先程までデスライスを食べていた殺せんせーは異常な速さで3人の元へ戻る。

 

殺せんせーは骨が無い(と思われる)のに腕をポキポキと鳴らしながら言うと、3人を呼ぶ。

 

 

「どんなお客様であろうと、3人は接客することを誓いますか?」

 

などと言い始めた。

 

「え、まぁ……やれと言われたことだから……良いよ」

和生はあっさり了承。

 

「俺も、………別にいいよ」

ミナトも多少の間はあったものの、了承。

 

「……永久に宿題無しなら」

クズになり果てたデス栄も、一応了承。

 

「なら連れていきましょう!素晴らしいお客様を!!!」

3人の了承を得ると、殺せんせーはどこかへ行ってしまった。

 

「……どこ行ったんだよ殺せんせー」

「さぁ?ところでデス栄は何してるの?」

「銀河を舞台に地球代表のサッカーチームが戦うゲーム。ミナト、お前持ってんだろ。あとデス栄言うな」

 

「確かデス栄は俺とバージョン違ったよな。いいぞ、俺は強いぞ〜?」

「強いってわかってるからやるんだろーが。あとデス栄言うな」

「そうは言うけどデス栄、ミナトくんはマジで強いよ?」

「ゲームの神と言われていた俺に敗北は99%ねぇよ。……次デス栄って言ったら穴という穴にデスソースぶち込むぞ」

 

 

((デス栄じゃないか………))

 

 

 

「ふむふむ、勤務中にゲーム、これは減給コースですねぇ。試合中かもしれませんが没取です」

そう言って殺せんせーはヌルヌルとゲーム機を奪い、服のポケットにしまった。

 

「おいこらお前何をする!今化身出そうとしたのに!」

「こっちはソウル出そうとしたのに!」

ミナトと神栄がプンスカと怒っていると、ドアについていたベルが鳴る。

 

「果たして、ゲームをしてて本当にいいんでしょうかねぇ……ヌルフフフ」

 

「は?客より超次元サッカーの方が大事だ」

デス栄はいつも通りの発言をする。

 

しかしミナトはデス栄とは違い、顔を強張らせている。

「いや……そうは言ってられないかも……あれを見ろ神…デス栄」

 

「ねぇミナトくん?今ちゃんと名前言えたよね?なんで言い直したのかな?ねぇねぇ」

「いいから…デス栄、あれを見な……」

「あーーー……あ?」

 

和生が指を指す先には、いつものメンバー、カルマや渚、茅野、中村などがいた。

それだけならいいのだが、デス栄の彼女である神崎、和生とミナトの彼女である速水もいる。

 

「あー……うん。それでも俺はゲームをするよ…多分、きっと、絶対」

「デス栄、顔が碧ざめてるし目が泳いでるよ。強がってるだけだよなそれ」

「ふっ、ふははははは!!そんなわけななななないだりょう」

 

カタカタとコップが震え、滑舌は悪くなり、辺りに水を撒き散らしているデス栄を見て神崎はデス栄の方に向かう。

 

「あーおくん。そんなに私が……怖いの?」

「えっ、あっ、その、あの、そんなわけないでございま候」

「碧くん、ついに日本語が不自由になったの?」

 

「デス栄くんはもう……ダメになってしまったんですよ」

和生はデス栄をフォローするように言ったのだが、全くもって意味がなかった。

 

「それにしても、2人は普通ね」

速水が腕を組み言うと、ミナトと和生はえへへ…と照れている。

 

「どうだ凛香!似合うだろ!」

「え、ええ。とても似合う………わよ」

和生はここぞとばかりに速水にアピールするが、ミナトは少し出遅れてしまった。

 

そこに、デス栄参戦。

「和生に奪われちまうぞ?いいのかミナト、彼女なんだろ……?」

「デス栄…俺の心配よりすることがあると思うぞ?」

 

 

「私たちは私たち、他の人は他の人よ…碧くん。私に接客、して?」

ミナトと神崎に指摘されると、デス栄は挙動不審な様子で伝票を持つ。

「かかしここままりました!ごご、ご注文は?うさぎ?それともコーヒーですか?」

「残念ながら私は和菓子の方が好きよ」

「あ、はい」

 

「デス栄!心がぴょんぴょんするネタをしてる暇があったら料理を手伝ってくれないか?当然材料持ってくだけの仕事だからね」

 

あまりの使えなさにデス栄はキッチン担当だと言うのにパシリ中のパシリになってしまった。

結局料理は和生とミナトが分担、デス栄は冷蔵庫と台所を何十往復するだけになった。

「デス栄!塩!」

「かしこまり!」

「デス栄!肉!」

「かしこまり!」

「デス栄!皿!」

「かしこま……じゃねぇよ!なんでパシリなんだよ!料理させろよ!」

デス栄は持っていた皿を床に思いっきり投げつけ、粉々に割る。するとそれを見たミナトがデス栄の方に向かい、デス栄の肩に手を乗せる。

「……凛香に何かあったら……マズイだろ?」

ミナトがものすごくイケメンな顔で神栄に言い放つと、デス栄はプンスカと怒り出す。

「なんでミナトはこういう時だけ和生より積極的なんだよ!」

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

 

「有希…お客様…。わたくしはもう精神が終焉を迎えそうであります。こんなにベッタリくっついてたら、思考回路が壊れて死にそうです」

「碧くんはここ!ってところで何もできないのはなんでなの?別に怒ってるわけじゃないけど、気になるの」

 

ヘタレの核心に迫ることを平然と言ってしまった神崎は、デス栄の方をじっと見ている。

 

「ビ、ビビりなんだよ。失敗したらどうしよう。とか、変なことしないかな?とか、色々考えてしまうクセがあるんだよ。だから自分から行動を起こすより、人に動かしてもらう方が気が楽なんだ」

「じゃあ、それを克服するために、私をぎゅっと抱いて?まず簡単なことから始めて、そのヘタレ、治していきましょ?」

「……ほぇ?」

素の声で言うほど、神栄は何が何だか分からなくなっていた。

そんなことは置いておいて、なんとまさかのハグ宣言。ただでさえメンタルが死にかけているデス栄に強烈な追い打ちをかける神崎。

神崎はあくまでヘタレを治すためにやっているだけだと言うのに、デス栄は公開処刑と勘違いしている。

 

「か、神崎さん大胆だね。ねぇミナト」

「あ、ああ。とてもじゃないがハグしろって言われてはいハグします。なんて流石の俺も出来ないよ」

「おしとやかに見えて大胆。ものすごいギャップだね…すごい人だな神崎さん…」

 

2人が神崎の大胆行動に関心していると、マッハの囁きが聞こえた。

「2人もやっちまえよ……ほらほら、やっちまえよ……!」

完全に他人にバラす気満々の顔で殺せんせーはカメラのシャッターを押そうとしている。

(ここは…その場のあーだこーだで……)

(なんとかなるさ!!!)

2人の想いが一致した途端、2人は速水に近づいて、

 

「「な、なぁ凛香、俺らもするか!ハグ!」」

「……え?」

 

 

 

この後、神崎さんと神栄さん。和生くんとミナトくんと速水さんは他の客(クラスメイト)があるにも関わらず、あんなことや、こんなことをしていた。

どんなことをしていたかは口に出せないので、頭を働かせて妄想していただけるとありがたい。

 

「あーおくん!」

「うわぁあああああ!!!」

 

「「り、凛香ーーー!!」」

「…………!?」

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

「「「あ……ありがとうございました……」」」

「ねぇ、3人は今どんな気持ち!?神崎さんや速水さんにあーんなことやこーんなことをされて今どんな気持ち?自分たちが色々したりされたり……どーんな気持ち!?」

パシャパシャとカルマはげっそりとした3人を撮ると、満足した顔で店を出た。

 

「俺のいろんなモノが壊れた気がする」

「同感だよ。俺は大事なものを見失いかけた…」

「俺も、いろんな意味で死にかけた…」

最初は仲があまり良くなかった3人が、今では背中をくっつけ合い、仕事疲れの話を共有しあう仲にまで発展した。

 

もしかすると、殺せんせーはこれを目的に3人を働かせたのだろうか?

表向きは自分のお金の為だったが、こうして別次元の世界に住む人たちを同じ次元に送りこみ、最初はただの他人だと思っていた人たちをふとした理由からなんでも話せる最高の仲間にしようとしていたのか?

考えれば考えるほど、殺せんせーの考えは分からなくなっていく……。

 

「お疲れ様です。これで仕事は終わりですよ!」

「「「もう……ダメだ……」」」

 

仕事の終わりを告げられ安堵する3人だが、3人の仕事はまだ終わってはいないということを知る人は、殺せんせー以外誰もいなかった……。

 

 

「神栄…お前も大変だな」

「そうだね、神栄くんめっちゃ顔が碧ざめてたよ」

「お前らもそれなりに大変だろ……色々言ってすまなかった」

「俺たちもごめんな。これからは仲良くいこーぜ!」

「だな!」

 

「おや?みなさん仲良くなったんですか?」

殺せんせーが3人を見て言うと、

 

 

「「「おう!!!」

 

と、3人は銃を殺せんせーに突きつけ笑顔で発砲した……。

「にゅやーっ!殺そうとしないでくださいよ!!!」

 

「「「臨時ボーナスの100億が手に入ると思って……つい」」」

「そんなんで殺さないでくださいよ!!!」




僕はケチャップさんやトランサミンさんみたいに気の利いた言葉がパパンと出ないので、自分の思ったことを書きますね。
「こうして別次元の世界に住む人たちを同じ次元に送りこみ、最初はただの他人だと思っていた人たちをふとした理由からなんでも話せる最高の仲間にしようとしていたのか?」
これはリアルな3人の出会いを思い出して書きました。最初は僕たち3人は知人では無かったです。しかし、ふとした理由から色々お話しする機会があって、さらに実際お会いして作品のことはもちろん、作品以外の他のことを話し合うようになりました。
もうね、最高だよ。最高なんだよ!それしか言えないよ!そんな素敵な人たちとだからこそ出来たのがこの企画だと思ってます。素敵な出会いをありがとうございます!

とまぁ、そろそろ本当に感情的になるのでこれくらいにして、次はトランサミンさんの方で後編が投稿されます!
明日の21時からですよ〜。
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