神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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神栄って、苦手なものあるんだね………


第28話 球技大会の時間

ある日の帰り道、渚とカルマと杉野と神栄の4人で帰っていると、本校舎組が野球の練習をしているのが見える。

 

 

 

「お、杉野じゃないか!久しぶりだな」

 

 

「お、おう」

 

 

なにやら、あまり嬉しそうではない。

 

 

まぁ、当然か……。

 

 

「お前、来週の球技大会投げんだろ?楽しみにしてるぜー!」

 

 

「おう、ありがとな」

 

 

「なぁ渚、球技大会って、野球やんの?」

 

 

「うん。明日になれば、色々わかると思うけど………」

 

 

 

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「…………クラス対抗球技大会ですか、でも、なんでE組がないんですか?」

 

 

「本戦にはエントリーされない代わりに、大会のシメのエキシビジョンに参加しないといけないんだよ。簡単に言えば、見せ物だな」

 

 

三村が珍しく発言する。

 

 

「なるほど………」

 

 

「心配しないでも大丈夫よ、殺せんせー、いい試合して、全校生徒を盛り下げよう!!」

 

 

すると、女子がおー!と言って、団結し始めた。

 

 

「チッ!俺ら晒し者とか無理だわ、お前でやってくれ!!」

 

 

寺坂、吉田、村松は教室から出て行ってしまった。

 

 

「なぁ、俺、一つ言いたいことあるんだけど……………」

 

 

「ん?なんだ?神栄」

 

 

杉野がこちらを見ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺、球技超できない」

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………。

 

 

 

 

「何言ってんだ?お前」

 

 

「まぁ、ヘタレボーイはほっといて、野球、勝てんのか?杉野」

 

 

前原が言うが、杉野は無理だよ、と落ち込みながら言う。

 

 

「でも、俺は勝ちたい!好きなものでは負けたくない。みんなで勝ちたいんだ!!」

 

 

 

………と杉野が殺せんせーの方を見ると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

案の定、殺る気である。

 

 

 

 

「では、殺監督が君たちを勝利に導いてあげましょう」

 

 

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『それでは最後に、E組対野球部の余興試合を行います!』

 

 

 

野球部キャプテン、進藤 一考(しんどう かずたか)が杉野に言い放つ。

 

 

「選ばれざる者は、ここに立つべきではない。お前全員、二度と立てない試合にしてやるよ……」

 

 

 

「上等だ。ぶっ飛ばしてやんよ!」

 

 

「神栄君、何もできないでしょ」

 

 

 

こうして、野球部対E組の、球技大会が幕を開けた。

 

 

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一回表、E組の攻撃。

 

 

1番、サード木村。

 

 

 

進藤が第1球を投げた。

 

 

 

ボールはとても早く、ど真ん中に入った。

 

 

 

すると、遠近法で隠れている殺監督の顔色が少しずつ変わり、最終的にはエロいものを見てるときの顔に変わった。

 

 

 

そして、進藤が2球目を投げた。

 

 

木村は、コッ!とバットに当てる。

 

 

 

バントだ。

 

 

 

 

 

E組一の俊足の木村は、当然セーフで、ノーアウト一塁だ。

 

 

続いて、2番キャッチャーの渚もバント。

 

 

そして、3番の磯貝もバントで、ノーアウト満塁。

 

 

 

4番、ピッチャー杉野。

 

 

 

指示は、

 

 

①普通の顔②だんだん黒くなる③もう、真っ黒。

 

 

進藤は焦っている。そして、考えている。

 

 

(杉野がスクイズするかもしれない……。でも、そんなのほとんど………!!これ以上バントさせないために…本気で投げてやる!)

 

 

 

進藤の投げたボールは、内角高め。

 

 

杉野は『これ』を狙っていた。

 

 

 

 

(たとえ俺が弱くても、狙いすました一刺しで、巨大な武力を仕留められる!俺は……!!!)

 

 

 

カキーン!!!

 

 

 

ボールは深々と外野を抜け、走者一掃のタイムリースリーベースとなる。

 

 

現在、3対0、E組が勝っている。

 

 

 

 

(こんなこと……ありえない!なんでた!!!!なんでなんだ!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ばかな!なんでE組にあんなことが……!!!」

 

 

「顔色が優れませんね、寺井先生、お体の具合でも悪いのでは??」

 

 

 

やってきたのは、椚ヶ丘の支配者、浅野 學峯だ。

 

 

 

理事長は野球部顧問の寺井 清(てらい きよし)のおでこを触り、

 

 

「病気でもなければ……こんな醜態を晒すような指導者が、この学校にいるはずがない」

 

 

 

その一言で、寺井先生は泡を吹きながら倒れた。

 

 

「ついに来やがったか、ラスボス」

 

 

ベンチで神栄はのほほーんとしている。

 

 

 

 

 

「一体………何を……!」

 

 

 

「なぁに、私が少しだけ教育を施すだけですよ………」

 

 

 

 

 

to be continued……………




球技大会編は3話あります。


次回、オリジナルストーリー有りです!

指摘、感想コメント待ってまーす!(^^)


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