駄文注意です。
とりあえず球技大会が終わり、その週の休日、神栄はいつも通りゲームをしていた。
しかし、予想以上のゲームのクオリティが低かったため、新しいゲームを買うことを余儀なくされた。
「はぁ………だるいなぁ……。なんか惹かれるゲームねぇかなぁ…?」
独り寂しく歩いていると、やたら目立つ店を見つけた。
そこは、『メイド喫茶白黒』と書いてあった。
「……ん?なんか……椚ヶ丘の制服じゃん、あの人」
なんか……見たことある髪型の人で、学校とは違う気が………。
メガネをかけている。もうそれでわかった。
「あ、竹林じゃん」
二次元が好きそうな竹林は、こーゆーところにも行くのか、と思うだけで大して気にしてはいなかった。
そう、ここから俺は間違っていたのかもしれない…………。
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大型ゲーム店に行くと、一際目立つ女性がいた。
髪が長く、華麗な手さばきである。
そう、その人は……。
「………神崎じゃん。すげぇな」
人混みでよくわからなかったのか、神崎が神栄に会うことはなかった。
大型ゲーム店を去り、家に帰ろうとする。
再び同じ道を歩いていく。
まだ、竹林はいる。
すると、竹林がこちらに気づいた。
竹林は店の外に出る。
「神栄じゃないか、どうしたんだ?」
「あー、新作ゲームを買いにな」
「………そうか、なら、ちょっとこっち来てくれ」
「…………は?」
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店に入ると、やたら女性がいる。
しかも、皆メイドコスをしている。
キャッキャッと声が聞こえて、正直神栄は引いている。
「神栄、今からお前には、『女装コンテスト』に参加してもらう!」
女装コンテスト。まぁ、男が女性の服を着て、楽しむというよくわからないコンテストである。
何故神栄なのか、それは………。
ただ近くにいたからだ。
そして、神栄は意外にも美形だからだ。
綺麗な肌、すらっとしていて、すね毛が一本もない足。
腹を隠せば、普通に女性でも大丈夫なのである。
……というか、格闘技やってたのに、美脚ってあり得るのか?
「やだ。絶対にやらない」
「勝てば、すごいの貰えるから」
「ったく、しょうがないな……」
神栄はチョロい。と謎の弱点(?)のようなものが生まれた。
「……さて、これを着てくれ」
「おい……!こんなの着ねぇぞ!」
超短いスカート。そして何故かブラジャー。
要するに、制服である。
しかも、夏服なのでスッケスケの奴だ。
「これ、本当に着なきゃダメなのか」
「ふっ、当たり前だ。優勝すれば俺が得す………いや、優勝すればお前まで得するからな」
「そ、そうか」
仕方なく着る神栄。
そして、女装コンテストが始まった。
皆、低レベルの女装だ。
『エントリーナンバー10番!ニックネーム碧ちゃんの、制服コスです!』
神栄が出た瞬間、メイドカフェが静かになる。
「……これ、女だろ……」
「超カワイイ」
「好きだ!付き合ってくれ!」
変な男らが、突然の告白をし始めた。
「うるせぇぇぇ!!『俺』は男だっつーの!」
「………Sな女性……!イイ!もっと罵ってくれ!!」
「竹林いぃぃぃぃ!こいつだめだ!早く(精神的な)病院で診てもらわないと!」
カシャ!
カメラのシャッター音が聞こえた。
しかも、店内ではなく、店の外だ。
そいつは、撮った後すぐに逃げた。
見えたのは、赤髪の男。
そう、カルマである。
「カルマぁぁぁああああ!!!!ぶっ殺す!ぶっ殺してやる!!」
神栄はダッシュでカルマを追う。
神栄は女装のままカルマを追った。
椚ヶ丘市中を女装で駆け抜ける人、として、変人扱いされた神栄。
これも、すべて竹林のせいである。
「俺は………変人なんかじゃねぇえええええ!!!!」
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結局カルマを捕まえられず、トボトボとメイドカフェに戻り、顔を赤くして自宅に帰り、スマホを見ると、案の定女装写真がE組のグループに貼ってあった。
片岡『神栄君、ああいう趣味あるのね』
中村『ちょっと引くわ………』
神栄『カルマああああああ!ぶっ殺してやる!!』
竹林『どんまい(笑)神栄』
こうして、神栄変人疑惑は、しばらく続くのであった………。
その後、大変な思いをした神栄君でした……。
しばらく学校では『碧ちゃん』と呼ばれ続けたそうです。
そして、次回は鷹岡登場ですかね。
原作だと、1日で鷹岡は消えますが、この作品では何日かかかります。
多分、3、4話くらい使います。
指摘、乾そ……感想コメント待ってます!