神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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今回の話は、暇な日を襲った神栄君の不幸な1日です。


駄文注意です。


第31話 装いの時間

 

 

 

とりあえず球技大会が終わり、その週の休日、神栄はいつも通りゲームをしていた。

 

 

 

しかし、予想以上のゲームのクオリティが低かったため、新しいゲームを買うことを余儀なくされた。

 

 

 

「はぁ………だるいなぁ……。なんか惹かれるゲームねぇかなぁ…?」

 

 

 

独り寂しく歩いていると、やたら目立つ店を見つけた。

 

 

そこは、『メイド喫茶白黒』と書いてあった。

 

 

 

「……ん?なんか……椚ヶ丘の制服じゃん、あの人」

 

 

 

なんか……見たことある髪型の人で、学校とは違う気が………。

 

 

 

 

 

メガネをかけている。もうそれでわかった。

 

 

 

 

「あ、竹林じゃん」

 

 

二次元が好きそうな竹林は、こーゆーところにも行くのか、と思うだけで大して気にしてはいなかった。

 

 

 

 

 

 

そう、ここから俺は間違っていたのかもしれない…………。

 

 

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大型ゲーム店に行くと、一際目立つ女性がいた。

 

 

 

髪が長く、華麗な手さばきである。

 

 

 

 

そう、その人は……。

 

 

 

 

 

「………神崎じゃん。すげぇな」

 

 

人混みでよくわからなかったのか、神崎が神栄に会うことはなかった。

 

 

 

大型ゲーム店を去り、家に帰ろうとする。

 

 

 

再び同じ道を歩いていく。

 

 

 

 

まだ、竹林はいる。

 

 

 

すると、竹林がこちらに気づいた。

 

 

竹林は店の外に出る。

 

 

「神栄じゃないか、どうしたんだ?」

 

 

「あー、新作ゲームを買いにな」

 

 

 

「………そうか、なら、ちょっとこっち来てくれ」

 

 

「…………は?」

 

 

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店に入ると、やたら女性がいる。

 

 

 

しかも、皆メイドコスをしている。

 

 

キャッキャッと声が聞こえて、正直神栄は引いている。

 

 

 

「神栄、今からお前には、『女装コンテスト』に参加してもらう!」

 

 

 

女装コンテスト。まぁ、男が女性の服を着て、楽しむというよくわからないコンテストである。

 

 

 

何故神栄なのか、それは………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ近くにいたからだ。

 

 

 

 

 

そして、神栄は意外にも美形だからだ。

 

 

 

綺麗な肌、すらっとしていて、すね毛が一本もない足。

 

 

腹を隠せば、普通に女性でも大丈夫なのである。

 

 

 

……というか、格闘技やってたのに、美脚ってあり得るのか?

 

 

 

 

「やだ。絶対にやらない」

 

 

 

 

「勝てば、すごいの貰えるから」

 

 

 

 

「ったく、しょうがないな……」

 

 

 

神栄はチョロい。と謎の弱点(?)のようなものが生まれた。

 

 

 

 

「……さて、これを着てくれ」

 

 

 

 

「おい……!こんなの着ねぇぞ!」

 

 

 

超短いスカート。そして何故かブラジャー。

 

 

要するに、制服である。

 

 

 

しかも、夏服なのでスッケスケの奴だ。

 

 

 

「これ、本当に着なきゃダメなのか」

 

 

 

「ふっ、当たり前だ。優勝すれば俺が得す………いや、優勝すればお前まで得するからな」

 

 

 

「そ、そうか」

 

 

 

仕方なく着る神栄。

 

 

 

 

そして、女装コンテストが始まった。

 

 

 

 

 

皆、低レベルの女装だ。

 

 

 

『エントリーナンバー10番!ニックネーム碧ちゃんの、制服コスです!』

 

 

 

 

 

 

神栄が出た瞬間、メイドカフェが静かになる。

 

 

 

「……これ、女だろ……」

 

 

「超カワイイ」

 

 

「好きだ!付き合ってくれ!」

 

 

 

変な男らが、突然の告白をし始めた。

 

 

 

「うるせぇぇぇ!!『俺』は男だっつーの!」

 

 

 

「………Sな女性……!イイ!もっと罵ってくれ!!」

 

 

 

「竹林いぃぃぃぃ!こいつだめだ!早く(精神的な)病院で診てもらわないと!」

 

 

 

カシャ!

 

 

 

カメラのシャッター音が聞こえた。

 

 

 

 

しかも、店内ではなく、店の外だ。

 

 

 

 

そいつは、撮った後すぐに逃げた。

 

 

 

 

見えたのは、赤髪の男。

 

 

 

 

そう、カルマである。

 

 

 

 

 

 

「カルマぁぁぁああああ!!!!ぶっ殺す!ぶっ殺してやる!!」

 

 

神栄はダッシュでカルマを追う。

 

 

 

 

 

 

神栄は女装のままカルマを追った。

 

 

 

椚ヶ丘市中を女装で駆け抜ける人、として、変人扱いされた神栄。

 

 

 

これも、すべて竹林のせいである。

 

 

 

「俺は………変人なんかじゃねぇえええええ!!!!」

 

 

 

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結局カルマを捕まえられず、トボトボとメイドカフェに戻り、顔を赤くして自宅に帰り、スマホを見ると、案の定女装写真がE組のグループに貼ってあった。

 

 

片岡『神栄君、ああいう趣味あるのね』

 

 

中村『ちょっと引くわ………』

 

 

神栄『カルマああああああ!ぶっ殺してやる!!』

 

 

 

竹林『どんまい(笑)神栄』

 

 

 

こうして、神栄変人疑惑は、しばらく続くのであった………。

 




その後、大変な思いをした神栄君でした……。


しばらく学校では『碧ちゃん』と呼ばれ続けたそうです。


そして、次回は鷹岡登場ですかね。

原作だと、1日で鷹岡は消えますが、この作品では何日かかかります。


多分、3、4話くらい使います。

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