神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

48 / 182
第34話 処刑の時間

 

 

 

『神栄 茜音さん。ですか?』

 

 

律は画像を見せた。

 

 

「ああ、そいつで合ってる。あいつみたいな奴だったんですよ。鷹岡も」

 

 

 

「茜音さんは、確か前回のテストで英語以外100点でしたよね……?」

 

 

殺せんせーはテストの順位表を出して、神栄に見せてきた。

 

 

「多分、英語は0点だな。寝てたと思う。寝てなかったら、500点満点だったと思うぜ」

 

 

結局、何が言いたかったのか、

 

 

 

それは自分でも分からなった。

 

 

 

ただ一つ言えることは、外面が良くて内面はとんでもない性格だということだ。姉は鷹岡と同じ感じの人だった。

 

 

 

時間が時間だったので、殺せんせーと烏間先生は帰ってしまった。

 

 

 

律はケータイの中にいるので残っている。

 

 

 

『神栄さん………』

 

 

 

「なんだ?律」

 

 

『鷹岡さんは、明日もまた同じ訓練をするらしいです』

 

 

同じ訓練…………。

 

 

 

また逆らえば殴る、あの訓練を、また…………。

 

 

 

「やらせるか……!こんなところにいる暇なんざ、ねぇ!」

 

 

『神栄さん!やめてください!まだ完治してないですよ!』

 

 

 

「嫌だ!こんなところで寝てるわけにはいかねぇだろ!あいつを………ぶっ殺す!」

 

 

 

『またこのような事になっていいんですか?またみんなに迷惑かけていいんですか!?』

 

 

神栄は固まる。

 

 

迷惑………。

 

 

俺は…………間違ったことをしてしまったのか?

 

 

 

自分に問いかけても、答えは見つからない。

 

 

 

「焦ってんのか……俺は」

 

『はい。そう思います』

 

 

 

 

 

 

神栄はベッドで横になり、律を見る。

 

 

 

「………てか、なんでケータイにいんの?」

 

 

『皆さんとの情報共有を円滑にするためです』

 

 

「それってハッキンg………」

 

 

『これ以上は言わないほうがいいですよ……?』

 

 

 

うわぁ………律怖い……。

 

 

============================

 

5日後、神栄の怪我はほぼ治り、病院では超人という異名が付けられた。

 

 

怪我が治ったので病院を後にして、学校へ行った。

 

 

 

そこで見た光景は、まるで地獄絵図のようだった。

 

 

 

教室に着くと、殺せんせーが窓から生徒を見ている。

 

 

「殺せんせー、烏間先生は…?」

 

 

「神栄君……。烏間先生はおとといから出張なんですよ……。今日帰ってくるはずなんですが……」

 

 

「俺がいない間、暴力はあったのか?」

 

 

「いいえ、ありませんでした」

 

 

 

 

 

「………だったら、今日で鷹岡を終わらせてやるよ………」

 

 

 

「神栄君………!まさか!」

 

 

 

「……………殺るのは、その才能を持った人だけだよ。殺せんせーだってわかってんだろ……?」

 

「…………」

 

 

そう言って、神栄は校庭に行った。

 

 

 

鷹岡は、神栄を見ることはなかった。

 

 

 

「神栄!!大丈夫か…!!」

 

 

磯貝がこちらに来るが、倒れかけている。

 

 

「おい、こんな雑魚ほっといて早くやれ」

 

 

鷹岡が来た。今にも殴ってきそうな勢いでこちらを見ている。

 

 

「黙れクソ野郎。何度も言わせてもらうが、お前は俺らの父ちゃんじゃねぇし、体育の教師でもねぇ、体育の教師は……烏間先生ただ一人だ!これだけは絶対に譲れねぇ!」

 

 

 

 

「おしおき………だな」

 

 

 

バチィ!と平手打ちが炸裂した。

 

 

 

 

 

 

「………!!!!」

 

 

神栄は何か思いついたように鷹岡に言った。

 

 

「おい鷹岡。この際勝負しねぇか?負けたやつは素直に勝ったやつの言うことを聞く……ってな」

 

 

 

「………上等だ。…で、お前とまた殺るのか…?」

 

 

「さぁな?それを決めるのは………俺らの先生だろ…?」

 

 

 

「鷹岡。もうやめろ」

 

 

 

そう言ったのは、烏間先生だった。

 

 

 

「いいだろう、勝負しようじゃねぇか。ルールは、俺に誰かがナイフを当てるか、俺が誰かに『素手』で当てるか、でいいだろ?負けたら、出てってやろう」

 

 

わぁ!と皆の顔色が少しだけだが、明るくなる。

 

 

しかし、一気に絶望の色に変わる。

 

 

 

「ただし……使うナイフは対先生用ナイフじゃない………本物だ」

 

 

 

「よせ!彼らは本物のナイフを使った練習はしていない!!」

 

 

 

「………じゃあ、負けでいいのか……?」

 

 

 

烏間先生は、悩んでいる。

 

 

 

誰を選ぶがということと、

 

 

 

 

 

選んでも、その人が勝てるのか、ということだ。

 

 

 

 

神栄はニヤニヤしている。

 

 

(この中で飛び抜けて暗殺の才能があんのは………俺なんかじゃない。『あいつ』だよ……鷹岡ァ!)

 

 

 

「早く選べよ……!!」

 

 

鷹岡は素手での戦いである。

 

 

(ククク……この手の戦いはよく俺が勝ったな……。本物のナイフを使って、本気で戦えるやつなんざ、ほとんどいねぇ…これであっさり勝って、やつらを強くしてやる!烏間ァ、お前の時代はどの道終わりなんだよ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「渚君、殺る気はあるか?」

 

 

 

烏間先生はナイフを渚に渡した。

 

 

 

「え……?僕ですか…………?」

 

 

 

 




今回の話、USJから帰る時の深夜バスで睡魔と闘いながら書いてたので、間違ってるところがあったり、(いつもですが)下手くそかもしれません。


次回、渚vs鷹岡です。


指摘、感想コメント待ってます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。