いつも通り、駄文注意です。
「烏間ァ!お前の目も腐ったな!よりによってこんなチビを選ぶとは……!!」
鷹岡は仁王立ちで、渚の前に立ちはだかる。
「僕が……ですか?」
「俺が君達に………」
烏間先生は渚の目を見て、そして、みんなを見て、ナイフを片手にこう言った。
「俺が君達に払うべき最低限の報酬は、普通の中学生活を保障することだと思っている」
「烏間先生……………僕…………やります」
渚はナイフを取り、口にくわえ鷹岡の前に立つ。
(神崎さんと前原君と、神栄君の事、一発返さなきゃ気が済まないのに……どうすれば!!)
内心焦っている渚に気づいた烏間先生は、渚の隣に立ち、耳元で囁いた。
「渚君、この勝負は、ナイフの有無じゃない、わかるか?」
「え……………?」
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ようやく決心した渚は、ナイフを力強く握る。
そうだ…………戦う必要はない。
殺れば、勝ちなんだ。
渚は何事もないようにゆっくり歩く。
まるで、通学路を歩いてるかのように。
そして、鷹岡の前まで近ずく。
瞬間、
ナイフが鷹岡の顔の目の前に当たる。
鷹岡は目をギョッとし、避ける。
鷹岡が体勢を崩したので転ばし、背後に行き、目を隠し、ナイフを顎の近くで止める。
「捕まえた」
試合終了、渚の勝ちである。
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(流石、というのか、すげぇ、というのかわからんが………)
神栄の予想通り、渚が勝った。
皆は渚の元へ行き、ワーワーしている。
「ありがとな!渚!」
前原は渚の肩を組み、笑顔だ。
「渚君、ありがとう」
神崎も渚にお礼を言っている。
ここで一つ、神栄は思う。
「俺は何もないのな……(苦笑)」
皆がキャーキャーしていると、後ろから殺気を感じる。
片岡のあのオーラと違い、本気で殺そうと思ってるオーラだ。
「………このガキがァ!次は油断しねぇ!もう一度だ!」
「…………次やったら、僕は必ず負けます。さっき神栄君が言ってたように、鷹岡先生は僕たちの父でもないし、体育の教師でもありません。僕たちの先生は、烏間先生しかいません。でも、本気で強くしようとしてくれたことは、感謝します。でも、すいません。出て行ってください」
「じゃあ私はあんたらの何なのよ」
ビッチ先生は自分を指差した。
「知らねぇよ、みんなのクソビッチじゃね?」
「…………黙って聞いてりゃ、何言ってやがんだ……!!」
神栄は渚の前に立ち、鷹岡に言い放つ。
「お前、約束を忘れたか?とっとと出ていけよ。これは俺だけが思ってるわけじゃねーよ。みんなそうだ。早くこの教室から失せろ。負け犬」
「う………るせぇ!!!」
鷹岡はノーモーションで神栄に近づく。
烏間先生が間に入り、鷹岡を肘打ちで倒す。
「………こんなことに巻き込んでしまって、すまなかった。俺が1人で君たちの教官を務めれるよう、上と交渉しておく」
「黙れ……!俺が先に掛け合ってやる……!!!」
「その必要はありませんよ。鷹岡先生」
出てきたのは、椚ヶ丘の支配者、浅野 學峯である。
理事長が出てきたということは、E組を潰す鷹岡の続投を望む……ということなのか……?
理事長は鷹岡の近くで地面に膝をつき、鷹岡の顎に触れる。
「唐突に言わせていただきます。貴方の授業はつまらなかった。教育に恐怖は必要ですが……暴力でしか恐怖を与えることができないなら、その教師は三流以下だ」
理事長は立ち上がり、サラサラと何かを書き上げる。
「解雇通知です。以後貴方はここで教えることは出来ない」
そして、鷹岡の口に入れ、去っていった。
醜態を晒された鷹岡は、耐えきれず逃げる。
「なんとか………去ったか」
神栄がホッとしていると、殺せんせーがやってきた。
「相変わらず、あの人の教育は迷いがありませんねぇ」
「超完璧主義なのか……?あの人は」
「ところでさ、烏間先生」
中村がバッサリと話しを切り、他の話題に移った。
それに続くように、倉橋も話し始めた。
「臨時報酬とか欲しいなぁ……鷹岡先生って、そーゆーの『だけ』は充実してた気が………」
(ほんっっとゲンキンな奴らだな………)
「甘いものなど俺は知らん。サイフは出すから食べたいものを街で言え」
皆はヤッター!と言うが、神栄は早々に帰る。
一体なぜ帰るのか。
それは
店に何人もの人が入るのは、以前(16話)言ったように、店的にはありがたいが、客的には迷惑なだけだ。
そうなると、買って他の場所で食べる必要がある。
まぁ、家で食えばそれでいいのだが、親に何か言われる、という人がほとんどだろう。
だから、どこか『広い』場所で食べるのだ。
例えば、人の家。
これでわかっただろう。
そう。神栄の家である。
(俺は食べないけど……家に来るのだけは勘弁だ……!これは早々に帰るのが一番……!!)
「ねぇ神栄」
中村が神栄の肩にポン、と手を置く。
ああ、終わった……………。
「あんたの家、誰もいないでしょ?みんなで入っていいよn……「無理」
「じゃあ、いいや、『これ』が無くても入れるならね〜〜」
中村は何かを持っている。
あ………………家の鍵………。
「ふざっけんなああああ!!!」
こうして、神栄の家でお菓子パーティをする羽目となった神栄である。
次回はお菓子パーティの回です。(予定)
そのあと、プールですかね、
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