1話で大規模暗殺は終わります。
「まず、三村が編集した動画を見て、殺せんせーには楽しんでもらって、そこからテストで勝った人たちが触手を破壊。そして、みんなで暗殺をします」
「ヌルフフフ、いいでしょう」
(いい、とは言ったものの、ここからは抜けられなさそうですねぇ……どこに対先生物質のものが入っているかわからないし、だとしたらこの中で避けきるしかないようですね………)
殺せんせーは座り、相変わらずナメた顔をしている。
はよ殺してぇ………。
「よし、上映するぜ」
パチッ!と電源を切り、テレビの明かりが付く。
すると、後ろからドタバタと音がする。
(………まぁ、それはいいとして、三村君の作った動画についつい引き込まれ………)
『まずはご覧いただこう。我々の担任の恥ずべき姿を』(岡島voice)
テレビには、トンボを上につけている殺せんせーが、正座しながらアダルティな本の山を読み漁っている姿が映っているではないか。
『お次はこれだ。女子限定のケーキバイキングに並ぶ巨影………。誰あろう、奴である』
「鼻が無いぞ!この女子もどき!」
神栄はこれを見るのは初めてだ。
見てて自分まで恥ずかしくなる。
何故かって?
そりゃスケベ教師と共に勉強してることだ。
『バレ無いはずがない。人間じゃ無いことがバレなかっただけ奇跡である』
「とんだバカだ」
『お次はこれだ、給料日前の奴である。分身でティッシュ配りに行列を作り、ティッシュを貰い、なんと唐揚にしているではないか……!!』
「いくら金無いからって………」
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あとは、殺せんせーがアダルティな本の希望要望を書く欄に触手ブラさせてくれー、と本気で書いてるシーンなどがあり、見苦しかった。
『さて、何かお気づきではないかな?殺せんせー』
(…………水!?誰かが流してはいなかったはず!まさか…………満潮か!?)
すると、テストで勝った人たちが立ち上がり、銃口を触手に向ける。
「さぁこっからだよ、殺せんせー。避けるんじゃないぞ……!!!」
パパパパパパパン!!!と一斉に撃つ。
瞬間、バリバリィ!と壁が壊れる。
そこには、
フライドボードの壁がある。
そう、水圧の檻である。
後ろでは、律の声で一斉射撃が始まる。
だが、この射撃自体は殺す行為ではない。
トドメは、あの2人だ。
先ほど2人で決めてた場所は、殺せんせーを騙すためのダミーの設置場所を選んでいた。
本物の2人は、水中にいた。
しかし、ここで終わらない。
実際弾を当てるのは、『3人』だ。
もう1人は、神栄だ。
神栄は二丁拳銃を持ち、目を狙う。
(さぁ!千葉!速水!こっちに気を引かせてるから、早く撃ちやがれ!)
神栄の拳銃が発砲した。
紙一重で殺せんせーは避ける。
「「もらった!!!!」」
千葉、速水が発砲する。
殺せんせーは目の前まで銃弾が来ることに気づかなかった。
(よ……くぞここまで……!!)
殺せんせーの全身は、閃光と共に弾け、消えた…………。
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「殺った………のか!?」
逃げ場もない……。これは……殺ったはず!!!!
ブク………。
ブクブク…………。
その瞬間、E組のみんなが見たものは、殺せんせーの……………。
顔だ。
オレンジ色の顔と透明な丸いやつ。
なんだ………あれは。
「ああ、これですか?先生の奥の手中の奥の手、『完全防御形態』です!」
カンゼンボウギョケイタイ?
「この形態になった先生は無敵!どんな相手も貧弱貧弱ゥ!なのです。どんなものでも効きません。水でも核でも」
例えの差が酷すぎる。
水と核って………。
「でも、それじゃあ一生殺せないじゃん。これでいいのか?殺せんせーは動けないから地球を壊せないわけだし。どっちにも得じゃん」
「いやぁ、この状態は、24時間経つと自然崩壊し、元に戻るんですよ。確かに、神栄君の言う通り、この状態だと動けません。一番最悪なのは、この状態でロケットに詰め込まれ、宇宙空間に連れてかれることですが、その点調べてあります……」
…………負けた。
完敗………だ。
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「………」
千葉と速水はみんな以上に落ち込んでいる。
それもそうだ。重要な役割なのに、外してしまったから。
律はできる限りの計測をした結果、あとほんの少しで、殺せた可能性があったらしい。
「……いざあの場所に立つと、指が硬直して、視界も狭まった…」
「………同じく」
「まさか、練習と本番がここまで違うとは思わなかった………」
今までの暗殺とは段違いに殺れる希望があったのに、それをハズしてしまえば、もう何もできない。
全員はとんでもない疲労感と共に、ホテルに帰る……。
ホテルに帰ると、皆は倒れ込んでいる。
「………いくら何でも…そんなに疲れるもんか……?」
何か、おかしい。
「そ、そうだよな……明日は水着ギャルを…見て…鼻血ブ……フッ!」
岡島は本当に鼻血を出しているが、普通の量じゃない。
「おい!大丈夫か!?」
みんなが………何故か倒れている。
「何が起こってんだよ……!!」
すると、烏間先生のケータイから、知らない人から電話がかかってきた。
『やぁ、生徒が随分苦しんでるそうじゃないか………。ククク……』
「これは……お前の仕業か?」
『人工的に作り出したウイルスでな……一度感染したら最後、死に至る』
「………!!!!」
誰と話しているかはわからないのだが、多分みんなを苦しめた犯人だろう。
神栄は……そんなやつを許さない。
『………そうだな。治療薬はあるが、渡すのも面倒だ。直接来てくれないか…………?』
突然ですが、神栄の裏話。
茅野編が出てくるまで、マジで神栄君は触手持ってる設定つけようとしてましたw
まぁ、茜音が植えつけた、というのが正しいですがw
もちろん神栄に触手はつけさせません。というかつけさせたくない。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
話は変わり、次回ホテル侵入でーす。
ホテル内の話ではちょいちょいオリジナルストーリー入れます。