神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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先に言っておこう。不破さん、すまない………


それと、めちゃくちゃ端折ってます。すいません


第52話 侵入の時間

『山頂にある《普久間殿上ホテル》の最上階までに、1時間以内にその賞金首をもってこい…………それと、動ける奴の中で背の低い男女2人もだ」

 

 

 

「………目的はなんだ」

 

 

 

『決まってるだろ。その賞金首を殺すんだよ………ククク」

 

 

会話を聞くことはできないが、こうしてる今もみんなは苦しんでる。

 

 

だったら、犯人の元に行くのが一番だと思う。

 

 

とりあえず、烏間先生の話が終わるまでは言わないことにした。

 

 

『フロントに話は通してる。素直に来れば薬を渡してやろう。だが、時間を過ぎたり、外部と連絡を取ったりなどをすれば、すぐに治療薬は破壊する……ハハハハハハハ!!」

 

 

 

何か言い返そうとしたのだが、すぐに切れてしまい、烏間先生は事情を話してくれた。

 

 

この普久間島は、伏魔島と言われマークされているらしい。しかも、先ほど言われた普久間殿上ホテルは国内外のヤクザやマフィア、それらに繋がる財界人がやたら出入りをしているらしい。

 

 

それに、政府の人たちともパイプがあり、警察も迂闊に手を出せないのだ。

 

 

 

 

この場合………従うしか、無いの………か?

 

 

「………なるほどね。でも、結局のところ、どうするの?従うのか、従わないのか」

 

 

 

 

 

 

 

「いい方法があります。病院に逃げるより、おとなしく従うよりも……律さんに下調べをしてもらったので、元気な人は来てください。汚れてもいい格好で……ね?」

 

 

 

 

 

============================

 

 

 

「うわ………高すぎるだろ……」

 

 

 

『あのホテルの内部の図面と、警備の配置図は入手したので、皆さんのケータイを見てください』

 

 

 

でたよ………チート能力。

 

 

『正面玄関と敷地一帯は大量の警備がいます。ですが、この崖を登ったところにある通用口には、警備はいません』

 

 

「………危険だ。敵は明らかにプロの奴らだぞ!」

 

 

金魚すくいの袋のようなものに入れられている殺せんせーは、烏間先生に振り回されながら言う。

 

 

「まぁ、そうですが、全ては君たちと烏間先生次第です。どうしますか……?」

 

 

 

 

すると、烏間先生は地上に誰もいないことに気づく。

 

 

 

 

みんなは崖を登っていっている。

 

 

 

「な………!!」

 

 

「さぁ、どうしますか……?」

 

 

 

殺せんせーはナメた顔をしている。

 

 

殺したい、あのニヤ顏を。

 

 

 

 

「注目!!!目標山頂ホテル最上階!隠密潜入から奇襲への連続ミッション!ハンドサインなどは訓練のものを使う!19時50分作戦開始!!!」

 

 

 

 

 

「「「「「「おう!」」」」」」

 

 

 

============================

 

 

いざホテルに入ると、警備員がたくさんいる。

 

 

 

集団で行けば120%見つかる。

 

 

 

 

 

これは………どうすればいい?

 

 

 

 

「何よ……普通に通ればいいじゃない」

 

 

 

 

いや、出来ないから迷ってんだろーが!

 

 

 

突然ビッチがこんなことを言ったのだが、どうしてだ?

 

 

 

というか、ビッチはいつもより酔ってないか?

 

 

 

こんな時に飲めるビッチはいろんな意味ですごい。

 

 

さっきまでギャーギャー言っていたのに…………。

 

 

「お前、バカなの?いや、バカだけど、さらにバカになったのか?この状況でどうやったら普通に……!」

 

 

「だから、普通によ」

 

 

 

 

ふらぁっ……!とビッチは歩いていく。

 

 

 

 

 

あいつ………死んだな。

 

 

 

 

 

 

 

ふらふらっと歩いていくと、警備員はビッチの美貌に見とれている。

 

 

 

趣味悪いぞ、警備員。

 

 

 

そしてわざとらしくビッチはぶつかる。

 

 

「……ごめんなさい、部屋のお酒で酔ってしまって……♥︎」

 

 

 

警備員は胸を見ながら、気にしないでくださいと言っている。

 

 

「来週そこでピアノを弾かせていただく者よ。ピアノの調律をチェックさせてもらっていいかしら……?」

 

 

 

 

「なら……フロントに確認を」

 

 

ビッチはそいつの腕を掴み、胸に当てる。

 

 

うわぁ……騙されてやがるぞ、警備員。

 

 

「私のことをよく審査して?ダメなところがあったら叱ってください……♥︎」

 

 

 

 

その瞬間、俺らは唖然とする。

 

 

 

 

本物のピアニストのような、とても上手い演奏。

 

 

 

これは………幻想即興曲?

 

 

 

 

 

「めちゃくちゃ………上手い!」

 

 

 

「……そんな遠くで見てないで、もっと近くに……来て?♥︎」

 

 

 

するとビッチは手をこちらに見せて、指示を出す。

 

 

《20分稼いであげる。行きなさい》

 

 

 

その指示に従い、皆は階段を登った。

 

 

 

今まで、嫌いだったビッチに助けられた神栄は、ボーッとしている。

 

 

 

(あいつ……すげぇな……)

 

 

今まで散々罵倒したりしてきたけど、もう、そんなのはやめよう。

 

 

 

ビッチ先生は最高の人だな……。

 

 

なんて…………美しい女性なんだろう………。

 

 

 

============================

 

 

「……さて、入り口のチェックを抜けた今、こっからは客のフリをすることができる」

 

 

 

「客?こんな俺らみたいな奴らが泊まるホテルじゃないですよね?」

 

 

 

菅谷が自分を指差し、少しビクビクしながら言った。

 

 

「いや、金持ちの坊ちゃんとかは、酒やドラッグを幼い頃から犯ってたりするだろ。たまに聞くぜ、そーゆー噂」

 

 

「……神栄君の言う通りだ」

 

 

 

 

「ただし、我々の敵も客のフリなどをしているかもしれませんねぇ…………」

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

確かに廊下を歩いていると、何事も無く通れる。

 

 

トラブルを避けたいのだろう。

 

 

「ヘッ!楽勝じゃねぇか!早く進もーぜ!」

 

 

 

寺坂と吉田が烏間先生よりも前に行くと、前に1人、口笛を吹いている男がいる。

 

 

 

…………ん?

 

 

 

 

「「寺坂(君)!!そいつ危ない!」」

 

不破と神栄の声がかぶる。

 

 

 

寺坂があ?と後ろを振り向いた瞬間、男は笑顔でガス噴射機を使い、ガスを出してきた。

 

 

烏間先生が寺坂と吉田を吹っ飛ばし、烏間先生だけがガスの影響を受けた。

 

 

 

しかし、烏間先生はそのガスの噴射機を足で飛ばし、お互いが1歩引いた。

 

 

 

「殺気を見せずにすれ違い様に殺る。俺の十八番だったんだが、なんでわかったんだ?オカッパちゃんと黒髪クン」

 

 

「……だっておじさん、ホテルで最初にサービスドリンク配った人じゃん」

 

 

それを言おうとしたが、一歩遅かった……。

 

 

「断定するには証拠が弱いなぁ…ドリンクじゃなくても、ウイルスを盛る機会はあるだろ?」

 

 

 

「その台詞がもう犯人だと断定できる証拠だ。大体犯人とかってさ、『証拠を出せー!』だの『証拠が無いのに何を言う!』とか言うじゃん?お前も同じだよ、従って犯人はまず間違いなくお前だな」

 

 

 

 

 

「……………ククク。まぁそんなのどうでもいい」

 

 

 

 

「……は?」

 

 

 

 

ガタン!と誰かが倒れる音がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

倒れたのは、烏間先生だ。

 

 

 

「毒物使い、ですか」

 

 

茅野の持ってる袋から、声がする。

 

 

ああ、殺せんせーか。

 

 

「俺特製のな。でも、お前らに取引の意思が無いことがわかった、交渉決裂。ボスにでも報告するか………あ?」

 

 

 

毒物使いが振り返ると、退路が塞がれている。

 

 

 

「お前は……我々を見た瞬間攻撃せずに報告しに帰るべきだったな……」

 

 

 

「まだ喋れるのか、だが……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はいストーップ。烏間先生、俺が殺るから、先生はお寝んねしてな………」

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに出てきた人物は…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神栄 碧である。

 

 

 

 

 




神栄のイケメソ回、キター!


次回、神栄vsスモッグ!

書いていて気づいたんですが、ホテル内で神栄君は散々な目に遭うな……

最近fripsideの曲聞きながら書いてる気がする。

はかどるんですよー!(多分)

疑問質問指摘感想なんでもかかってこい!明日は休みだから(起きてたら)すぐ返信できる!







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