神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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決着!そして対決!


第53話 ガスの時間

 

「おい、ガス野郎。俺と殺り合いでもしないか…?こっちも烏間先生がやられてムカついてんだ」

 

 

 

「………誰にモノ言ってんのか、分からせてやろうじゃねぇか」

 

 

 

ガス野郎は前へ進み、当然ながらガスを噴射する。

 

 

 

噴射する前に、蹴り飛ばす。

 

 

 

「ったぁく、これしか武器ねぇのか?」

 

 

 

 

「……まさかな」

 

 

 

ガス野郎はマスクを付け、臨戦体制だ。

 

 

神栄は指を鳴らし、本気で戦う体制だ。

 

 

右手は鳴った。

 

 

 

 

左手は……………

 

 

 

残念ながら鳴らなかった。

 

 

「……カッコ悪い」

 

 

「オラ!よそ見してんじゃねぇぞ!」

 

 

 

再びガスを噴射しようとする。

 

 

 

 

「黙れ!効かねぇぞ!!」

 

 

 

再び噴射機を蹴り飛ばした。

 

 

 

そそくさとカルマはガス噴射機を回収している。

 

 

おい……なにやってんだよ!

 

 

 

(………まずいな…。まだ持ってんのかよあいつ……これじゃあ"作戦"が上手くいかねぇな……こっちからも攻撃したいが、攻撃したらガス喰らいそうで怖いな……)

 

 

 

 

「固まってたら、ガス喰らっちまうぞ……?」

 

 

 

 

 

 

「んなもん、何度やっても意味ね…………ぇぞ?」

 

 

 

神栄はガス噴射機を蹴り飛ばした。

 

 

しかし、カクン!と神栄は崩れ落ちる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(こいつ…………まさか飲……まさかな)

 

 

 

「どうした?ガスでも吸ったのか?」

 

 

 

 

「馬鹿かよ。お前、ボタン押してないだろーが」

 

 

 

「なら……どうしてだろうなぁ?」

 

 

 

 

「!!!!!!!」

 

 

神栄は気づいていた。ガス野郎に会ってから、わかっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神栄は、トロピカルジュースを飲んでいた。

 

 

その影響が、今になって出てきた。

 

 

 

 

 

 

(まじでヤバイぞ………!?烏間先生はどーなってる……?)

 

 

 

 

 

「お前弱いな………その程度でよく俺に勝負を挑んできたな!どうした?攻撃しないのか……?」

 

 

 

「はいはい……わかりましたよ……攻撃すりゃいいんだろ?どんな手を使っても!」

 

 

神栄は親指を下にさげて、笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッ!とガス野郎が振り向いた時には、もう遅い。

 

 

 

目の前には、烏間先生。

 

 

 

 

「こいつ……まさかこれを見据えて……!?」

 

 

 

「まぁ、それもあるけど、お前のガスを使い切ろうとしただけさ。それが無ければ、大して効き目のあるのはほとんどないと踏んでたからな。あとは、烏間先生の体力の回復かな……」

 

 

 

 

「く……そがぁ……!!!!」

 

 

ガス噴射機を使おうとしたが、遅い。

 

 

 

 

高速の膝蹴りが、ガス野郎の顔を貫く。

 

 

 

(こいつ…………人間の速さじゃねぇ……!!!)

 

 

 

============================

 

 

 

 

 

 

「まさか神栄があんな戦い方するとは思わなかったよ」

 

 

磯貝が烏間先生の肩を持ちながら、そう言った。

 

 

「人に頼る、これが俺にとって必要なことだと思ったからな。今までは単独行動も多かったから、な?」

 

 

「ヌルフフフ、最初より変わりましたねぇ、神栄君」

 

 

人は、常に変わるもんだと思う。

 

 

ずっと同じだったら、つまらない。

 

 

「………そんなもんだよ。俺は……!ハァ…ハァ…ハァ…!」

 

 

「さっきの戦いで疲れたのか!?」

 

 

「………だ、大丈夫だ、早く行こうぜ…!」

 

 

 

神栄は殺せんせー入りの袋を茅野から奪い、小声で言い放つ。

 

 

「神栄君!ガスを喰らったんですか!?」

 

 

 

 

 

「それ以上言うな。ガスは喰らってないが、ジュース飲んだ。ここで俺だけ脱落なんてゴメンだ。俺だけたまたま効果が遅かっただけ、元気なフリなら俺は出来る。これ以上言うんじゃねーぞ、殺せんせー」

 

 

「………………」

 

 

 

 

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それから、どんどんと上へのぼっていく。

 

 

 

現在、5階。

 

 

5階は展望回廊で、外の景色がよく見える。

 

 

 

 

そこに、1人の男が立っている。

 

 

 

殺気でわかる。殺し屋だ。

 

 

 

 

 

男はガラスに触れると、ガラスにヒビが入った。

 

 

 

 

「……つまらぬ、足音を聞く限り手強いと思える者が誰も居らぬ……どうやら"スモッグ"のガスにやられたようだぬ、出てこい」

 

 

って言うか………

 

 

 

「"ぬ"多くね?おじさん?」

 

 

 

あ、言おうとしたのに……カルマに言われた……。

 

 




神栄は飲んでしまった。



次回、グリップvsカルマ!

指摘感想待ってるぬ


追記、しばらくお休みします……。

すいません
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