神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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やぁっと登場だよ…………


第58話 黒幕の時間

 

ついにホテルの最上階まであと2階だ。

 

 

 

9階に着くと、見張りがカードキーを持っていた。

 

 

 

おそらくそのカードキーは10階、すなわち最上階の鍵だろう。

 

 

 

9階で烏間先生の指示を聞いていると、寺坂の足がガクガクしているのが見えた。

 

 

 

あいつもドリンクを飲んだのだろう。

 

 

「寺坂君、まさかウイル……ん!」

 

 

渚が気づいたようだ。

 

 

神栄もドリンクを飲んだ事を渚に気づかれている。

 

 

だから、寺坂に言う言葉がわからない。

 

 

 

「黙ってろ、俺はこれ以上迷惑かけたくねぇんだよ。烏間の先公がガス喰らったのも、俺がヘタに前に出たからだ。それよりも前には、みんなを殺しかけた事もある。ここでリタイアだなんて、かっこ悪りぃしやりたくねぇんだよ……!!!」

 

 

 

 

それは……神栄も同じ事である。

 

 

こんなところでリタイアなんてしたら、迷惑がかかる。

 

 

なるべく普通のフリをしていたい。

 

 

 

もうすぐ終わる。

 

 

あと少し我慢すればいいんだ。

 

 

そう心に決めて、平然を装っていた。

 

 

 

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そして、とうとう10階に着いた。

 

 

 

部屋の中はただっ広いだけで遮蔽物が多い。

 

 

 

(一刻を争う緊急時なのに、決して焦らず悲観せず……。全員が私の自慢の生徒です!)

 

 

ついに見えた、黒幕。

 

 

 

 

皆がジリジリと前進する。

 

 

 

(みんなの前で謝らせてやる!)

 

 

 

残り、数メートルだった。

 

 

 

 

 

 

 

「かゆい」

 

 

 

 

 

 

 

最大限の気配は消したはずだった。

 

 

 

 

「でも、そのせいかな。いつも傷口が空気に触れるから、感覚が鋭敏になってんだよ……」

 

 

 

その男は、バッ!とボタンを床に複数個落とした。

 

 

 

 

 

 

その男、という表現は間違っていた。

 

 

 

聞き覚えのある、嫌な声。

 

 

 

「どういうつもりだ…………!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鷹岡ァ!!!!!」

 

 

 

============================

 

 

「屋上へ行こうか。愛する生徒への歓迎の用意をしてあるからな」

 

 

 

 

鷹岡はぐにゃりと笑った。

 

 

それは、まさしく"狂気"という言葉が似合うほどに。

 

 

屋上のヘリポートにみんなは着いた。

 

 

 

そこでは鷹岡がキャリーバッグを持ちながら、本来の計画を話していた。

 

 

神栄の意識は、そろそろ限界に達していた。

 

 

 

「屈辱の目線と、騙し討ちで突きつけられたナイフが、頭ン中チラつく度にかゆくなって、夜も眠れねェんだよォ!

特に潮田 渚。お前だけは絶対許さない!!」

 

 

 

 

こんなの………逆恨みじゃないか……!!!

 

 

言いたかったが、言えない。

 

 

 

「チビ、お前一人でヘリポートまで登ってこい!」

 

 

 

 

指示通り、渚はヘリポートに行った。

 

 

そこには、ナイフが2本。

 

 

 

 

 

 

「言わなくてもわかるだろう?この前のリターンマッチだ」

 

 

 

「待ってください!!僕は戦いに来たわけじゃ……!!」

 

 

「んな事分かってる。だから、戦う前にやってほしい事があるんだよ。

 

 

 

土下座だ。

 

 

実力が無いから卑怯な手で俺を倒した。その事をちゃぁぁんと謝れ」

 

 

 

 

不本意そうな顔をしながらも、渚は膝を地面につける。

 

 

「僕は………実力が無いから卑怯な手で奇襲しました。ごめんなさい。ガキのくせに、生徒のくせに、先生に生意気な口を叩いてしまい、すいませんでした…………」

 

 

鷹岡はうんうん、と頷いた。

 

 

 

「褒美にいいことを教えてやろう。あのウイルスで死んだ奴がどうなるかを"スモッグ"が持ってた画像を見せてもらったんだけどよ…………君も見たいだろ?」

 

 

 

 

鷹岡はキャリーバッグを投げ、ボタンを押そうとする。

 

 

 

「やめろ………!!やめろおおおお!!!!!」

 

 

 

神栄の言葉は、惜しくも届かなかった。

 

 

 

 

 

ボタンは押され、薬は破壊された。

 

 

 

 

「…………千葉、銃をよこせ!ぶっ殺してやる……!あいつを……殺す!!!!」

 

 

 

 

 

その時、やたら呼吸の荒い奴が1人いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「殺す…………!殺してやる……!」

 

 

その声の主は、潮田 渚だった。

 

 

 




次回かな?ホテル編完結ですかね。


その前に肝試しのペア決めないとな………w


みんな、文句言うなよ?ww

話は変わり、最近(といっても1ヶ月位前)囲い込みの時間の名前を神栄にしたらやたらフレ申請が来てる。


囲い込みの時間はあんまやってませんが、よろしくお願いしますww(リーダーはグレた神崎さんです)



指摘、感想コメントまぁぁぁってるぅうううぞ!
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