神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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だんだん雑になってきたことを気にしたら負けです。


第59話 必殺の時間

 

「渚………キレてるぞ!」

 

 

 

「おいガキ共、動くな!」

 

 

神栄は警告されても動いている。

 

 

千葉が神栄を止める。

 

 

いつもなら押しても倒れない神栄が、簡単に倒れた。

 

 

 

 

「………!?」

 

 

 

「神栄君、寺坂君、渚君の頭を冷やしてください」

 

 

 

殺せんせーがそう言うと、寺坂がスタンガンを渚の頭めがけて投げた。

 

 

 

 

「チョーシこいてんじゃねぇぞ渚ァ!!いっちょ前に他人の気遣いしてんじゃねぇぞ!ウイルスなんざ寝てりゃ余裕で治るんだよ!」

 

 

「寺坂……お前!」

 

 

 

礒貝は寺坂がウイルスにやられていたことにようやく気づいた。

 

 

 

寺坂は耐えられなくなったのか、倒れてしまう。

 

 

 

そこに、神栄がやってくる。

 

 

「………そうだな、寺坂の言うとおりだ。ウイルスなんか、余裕で治る………。どんな雑魚だろうが、息の根止めたら殺人罪だ、見るのは俺らじゃない。あのクズの方だ。殺れ……渚!死なない範囲でブチ殺せ!!!」

 

 

 

 

 

 

「神栄君や寺坂君の言う通りです。渚君、寺坂君のスタンガンを拾いなさい」

 

 

 

渚はスタンガンをしまい、戦う体勢をとった。

 

 

 

 

「烏間先生、もし渚君が生命の危機だと判断したら、迷わず鷹岡先生を撃ってください」

 

 

 

「…………」

 

 

 

寺坂と神栄は倒れこみ、動けない。

 

 

 

かろうじて息はしているが、

 

 

(………あんな事言っちまったが、誰がどう見てもこれはマズイ。この勝負、間違いなく渚は負ける!!)

 

 

 

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渚は以前同様、ゆっくり前に出た。

 

 

 

しかし、鷹岡には通じなかった。

 

 

 

前に神栄をボコボコにした時よりも重く、鋭い攻撃を渚は喰らってばかりだった。

 

 

「へばるなよ、今のは序の口さ。それより、そろそろ『これ』を使うか……ククク」

 

 

鷹岡はナイフをクルクルし始め「ダメだ……!最後の薬が壊されちまうだろ!」

 

 

 

 

 

 

「渚………なんか考えてるな……」

 

 

 

「よくわかったな……神栄、渚の奴、まだ何か隠し玉持ってるよーだぜ」

 

 

 

「隠し玉って………あの時のやつか……!?」

 

 

 

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ロヴロさんが今回の暗殺の為に指導してくれた時、渚は質問をしていた。

 

 

 

その時に、ある技について教えてもらったらしい。

 

 

 

神栄は近くで見たいたから、よくわかっている。

 

 

 

あの技は、必殺技とは言われていたが、必ず殺す『為の』技だという事。

 

 

そして、それに必要な状態があるという事。

 

 

 

一つ、武器を二本持っている事。

二つ、敵が手練である事。

三つ、敵が殺される恐怖を知っている事。

 

 

全て揃っている。

 

 

 

 

 

そして、渚は歩き出した。

 

 

その時の渚は、前と同じ、笑顔だった。

 

 

 

 

「笑って歩いてるって……前と同じじゃないか…!」

 

 

 

 

「でもこれは……前と違うぞ」

 

 

 

 

 

(これから………殺れる!)

 

 

 

渚はゆっくり前に進む。

 

 

 

そして、

 

 

 

 

ナイフを空中に置くように捨てて、

 

 

 

 

 

 

 

パァン………!!!!!!

 

 

 

 

と音の爆弾が鷹岡を襲う。

 

 

 

「な……にが……起こっ…!!」

 

 

 

倒れそうになった鷹岡は、体制を崩した。

 

 

そこに、二本めの刃、スタンガンを抜き、当てる。

 

 

 

 

 

 

「トドメだ、さぁ、殺れよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「鷹岡先生、ありがとうございました」

 

 

 

 

 

バチィ!!!

 

 

 

 

 

 

============================

 

 

 

「なんとか終わった………」

 

 

 

 

「寺坂!神栄!大丈夫か!?」

 

 

 

「これを見て大丈夫な訳ねぇだろ………」

 

 

 

やっと終わったのだが、薬が足りない。

 

 

 

「とりあえずここを脱出して、下にいた毒使いに話を聞こう」

 

 

烏間先生がケータイを取り出すと、握力野郎こと"グリップ"、ガス野郎こと"スモッグ"、そしてガストロがやってきた。

 

 

 

「ガキども、このまま生きて帰れると思ったかよ……!」

 

 

 

まじかよ………。

 

 




次回強引に肝試しにさせます。


超☆カットするので、よろしくね。

次回は肝試しのペア決めからの肝試しです。
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