神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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病んでる神栄を普通にさせるすげぇ人は………この人しかいない!


第68話 大会の時間

 

神栄はあれから1週間、外には出ていない。

 

 

 

外に出る気がないし、行ってもすることがないからだ。

 

 

 

 

1週間前のことを考えていると、頭がズキズキと痛む。

 

 

 

黒紀は現在海外出張で家に居らず、神栄は独りだ。

 

 

 

 

あれからゲームも触ってないし、食事もまともに取ってない。

 

 

 

ただずっと布団で横になってるだけだった。

 

 

 

「母さん…………会いたいよ……」

 

 

 

 

神栄は起きた時間を知りたくて、ケータイを開く。

 

 

 

現在は午前11時。

 

 

 

 

「………腹減らないな……」

 

 

 

 

食欲もないし、何かをやろうとする気も起きない。

 

 

 

そんな時に、1通の電話がかかった。

 

 

 

 

「………もしもし、誰ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『も、もしもし……神崎……です』

 

 

 

 

 

(珍しいな……神崎から電話だなんて……。まぁ、俺から電話したことないけど)

 

「何か用か?」

 

 

 

『ちょっと付き合って欲しくて…………今家の前にいるんだけど………』

 

 

 

 

おっと?家の前だと?

 

 

 

2階の窓から見ると、確かにいる。

 

 

「わかった……今から着替えるから……ちょっと待ってろ」

 

 

 

 

 

============================

 

 

「一体どうしたんだよ……神崎」

 

 

 

「突然ごめんね……?神栄君にしか頼めない事なの……」

 

 

 

俺にしか頼めない事、か。

 

 

 

 

どんな事だろう………。

 

 

 

とりあえず、あの事は忘れよう。

 

 

邪魔でしかない………。

 

 

 

今日は神崎と一緒に楽しもう。神栄は久しぶりに外に出る。

 

 

 

 

 

 

 

神崎とどこかへ歩いて行くと、何か懐かしい……。

 

 

 

 

これは………昔の記憶……?

 

 

 

 

 

 

 

「うっ……!」

 

 

 

神栄の頭が再び痛くなる。

 

 

 

「母…………さん……!」

 

 

ふらぁっ……!と神栄は倒れそうになる。

 

 

それを神崎が止める。

 

 

 

神栄が軽かったおかげでなんとか神崎でも支えることができた。

 

 

 

「大丈夫?神栄君……!」

 

 

 

「あ…ああ、なんでもない…大丈夫だ」

 

 

 

 

(この感じだと……大丈夫ではなさそう……体調悪いのに…私のために無理してまで来たのかな……)

 

 

 

 

(いかんいかん、神崎に悟られないためにも……普通を演じなければ………)

 

 

 

その後、神崎について行くこと10分、やっと着いた。

 

 

 

 

着いた場所は………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゲーセン?」

 

 

 

 

「うん、ここで定期的に大会があるの、2人1組だから、神栄君に頼んだの……。ダメ……かな?」

 

 

 

「ゲームのジャンルによるな……。シューティングゲームは苦手なんだが……」

 

 

 

「『コレ』だよ」

 

 

 

 

 

 

ゲーセン内に入り、神栄が見たものは、太鼓だ。

 

 

 

 

あれか、『太鼓の超人』ってヤツか。

 

 

リズムに合わせて太鼓を叩くゲームだ。

 

 

ゲーセンにはほとんどあって、有名なゲームである。

 

 

神栄も昔ハマっていた頃があったらしい。

 

 

 

 

「太鼓の超人か、まぁいいや、とりあえず選手登録するか……」

 

 

 

 

受け付けまで行くと、店員が数人で待ち構えている。

 

 

 

 

 

 

「すいません、ここの大会にエントリーしたいんですけど」

 

 

 

「こんにちは!今日は『カップルで太超大会』(太超は太鼓の超人の略)に参加するんですね?」

 

 

「カップル……?なんだそれ」

 

 

 

「カップルで太鼓の超人をやり、愛を深める大会ですよ!」

 

 

 

 

あぁ?なんだそりゃ。

 

 

まさか神崎……それを知ってて……?

 

 

 

 

 

「まぁいいや、はい」

 

 

 

「ありがとうございます!では、そちらの席でお待ちください」

 

 

 

 

係員の指示に従って席で待機する。

 

 

 

 

特に話す事も無いので2人は黙っている。

 

 

 

(そういえば、大体のゲーセンの大会って、優勝したら景品的なものくれるよな……。この大会の景品的なものはなんなんだろうな……)

 

 

 

「なぁ神崎」

 

 

 

「ど……どうしたの?」

 

 

 

 

「この大会で貰える物ってどんなのだ?」

 

 

「それは……勝ってからのお楽しみ☆」

 

 

 

 

くっ……!すげぇ可愛かった……!

 

 

 

照れっとしてるところがGOODだ。

 

 

 

 

 

ああ、そんな事考えてる俺は変人だ。

 

 

 

(たまには……こーゆーのも、アリなのかな……)

 

 

 

 

とりあえず勝ちゃいいんだ、この際手段は選ばない。

 

 

 

 

(景品が気になるから)絶対勝ってやる!

 

 

 

============================

 

 

 

対決方式はトーナメントだ。

 

 

 

神崎は椚ヶ丘市で知られた顔だからトーナメントも有利になるんじゃね?とか思っていたがそれは間違いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1回戦から全国大会に出場経験のあるヤツで、しかも前回のこの大会で優勝したらしい。

 

 

 

これは………ヤバくね?

 

 

 




僕は兄弟がいません。


兄弟ほしいです。

出来れば兄か姉が欲しかった………。



次回、神崎&神栄ペアVS強い人


指摘、感想コメント待ってるよ!


○○さんは俺の嫁企画の途中経過、

1位、速水さんと倉橋さん。2票
2位、神崎さん(作者が推薦)。1票

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