朝から何も食べてない!!!
さて、決勝戦の前にルールをおさらいしよう。
決勝戦の曲は誰もやったことの無い曲で、しかもドロンモード。
完全初見なのにこれは無いだろ……
以上。
「って、おさらい少ないなおい!」
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「まぁ、決勝戦は気楽に行こうか、相手も知らない曲だし、なんとかなんだろ」
神栄は先ほどの作戦と同じく、神崎を最初に出そうとした。
神崎が台へ移動しようとした時、
「碧君、相手に点数で勝ったら、何してくれる?」
え?何かしなきゃいけないの?
それ岡島が聞いたら鼻血モンだよ……。
「決まってないなら……私がやってる間に、考えておいてね?」
おいおいマジかよ………。
(これ、絶対勝っちゃうって!)
『えー、決勝戦の曲は……。
《自力本願レボリューション》です!』
し………知らねぇ!本当に知らねぇ曲来やがった!
なんだよ自力本願レボリューションって!
(アニメ第2クールのopです)
神崎が拗ねないようなご褒美をあげれればいいのだが、見つからない。
そんなことを考えているうちに、曲は始まってしまった。
〜〜♪♪〜♪♪♪♪♪♪♪〜♪♪♪♪〜〜
流石完全初見といったところか、2人共ミスが多い。
しかし、若干神崎がリードしている。
「壁ドン………」
いや待て、正気に戻れ神栄 碧!
これはやってる自分が恥ずかしいぞ!
ついに曲が終了。
勝ったのは…………。
神崎だった。
「……ただいま、碧君」
もう…………どうにでもなれ。
神栄は神崎の前に立ち、神崎を抱く。
そして、頭をポンポンと叩き、「おつかれ」と耳元で囁く。
(よし……これで神崎へのご褒美は終わった。あとは俺が、勝つのみだ)
神栄は台の前に立ち、バチをクルクルさせる。
その瞬間、周りからは歓声が上がる。
「っしゃあ!来いや!優勝は俺らのもんだ!」
〜〜♪♪〜♪♪♪♪♪♪♪〜♪♪♪♪♪〜
(うわ……難しい……。隣の奴も地味に上手いし、勝てんのか?これ)
神栄はついに、この曲で初のミスをする。
「うわっ!あの人ついにミスしたぞ!」
「でも……点数では勝ってる!がんばれ!」
その一言から、謎のがんばれコールが出始めた。
(う………うるせぇ……)
そして、曲が終了。
結果は………。
神崎&神栄ペアの勝利。
「……はぁ、なんとか勝ったか……」
『おめでとうございます!では、景品の発表です!』
そうだった、それを忘れていた。
神栄はワクワクしながら景品をゲットした。
それは、カードのような物だった。
「なんだ?これ」
『優勝景品は、プリクラ無料券です!!!』
「は?」
『プリクラにこのカードをスキャンすれば、無料で撮れるんですよ!カップルで撮ってくださいね!』
「き……期待した結果がこれかよおおお!!!!」
「…………」
神崎がなんか嬉しそうにしてるから、まぁ、よしとするか……。
表彰式が終わり、もう夜になりつつある。
ゲーセン内にいた人のほとんどが帰り、いつもうるさいゲーセンが珍しく静かだ。
「ふぅ、みんなもう帰ってるし、俺らも帰ろうぜ、今日は疲れた…」
「ねぇ……碧君」
だからその碧君っていうのを本当にやめてもらいたい……。
「なんだ?まだ遊ぶのか……?」
「いや、コレを貰ったことだし、記念に一枚撮らない?」
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「これ……どうやるんだよ……」
神栄は生まれて初めてプリクラと言う名の詐欺マシーンの中に入った。
「これが現代に生きる最新機械か………すげぇ…!」
「とりあえずパパッとやっちゃお?」
言われるがままに動いて、撮影開始。
(今日は、神崎のいろんな表情が見れたな………。楽しかった…またやりてぇな……)
パシャッ!
「うわ……ひでぇ顔だな、俺」
「私も、これはすごいと思っちゃった………」
目がキラッ☆としていて、むっちゃくちゃ気持ち悪い。
『次はポーズをとってね!』
機械からそんな声が聞こえると、2人はピースをした。
「これが一番良いかもしれないな………」
結局、あれから何枚か撮った。
とても楽しかったけど、とても疲れた…………。
帰り道、2人で帰っていると、何か変な感じがする。
誰かが見ているわけではないんだが…頭がふらつく。
あ、そういえば…………。
朝から何も食べてない………。
これは……貧血!?
あ、そういえば、結構前に僕の友達のリュカ君とTRPGをやりました。
それが今小説となり投稿されています。タイトルは『れっつくとぅるふ!』だっけな?
僕のバカっぷりをとくとご覧あれ……ww
それと、リュカ君はオリジナル作品を書いています、よければそちらも見てください!
次回、貧血神栄は生きて帰れるのか?