神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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課題終わったぜ!

それと、誠に勝手ながら、カルマを入れる事にしました。


第73話にも、カルマの名前を書いておくので、よろしくお願いします。


ああ、あと超展開注意です。


コメント次第では、消す可能性のある話です。

突然消えても何も言わないでね!



第74話 実家の時間、2時間目

 

「で…………デカい!」

 

 

「すごすぎるだろ……神栄の実家!」

 

 

 

まぁ正確には『東条さんの』家だがな。

 

 

 

神栄は大きな門を開け、中へ入る。

 

 

 

 

「こんにちは、神栄様、それとご学友のみなさん」

 

 

「久しぶりですな、杉谷」

 

 

 

「ええ、私も今日を楽しみにしておりました」

 

 

杉谷 輝夜(すぎや かぐよ)この人は東条家の執事で、家事全般をこなすすごい人だ。

 

 

ちなみに男です。

 

 

「てか、なんで三郎さんは俺らを呼んだんすか?」

 

 

「さぁ、私も詳しいことは聞いてないので………」

 

 

 

 

まぁ、いいか。

 

 

 

============================

 

 

建物内に入ると、「西洋の城かっ!」と突っ込みたくなるほど城だ。

 

 

本当に………城。

 

 

 

「これってさ……家?」

 

 

 

「多分………家だと思う」

 

 

神栄はキョロキョロと周りを見渡す。

 

 

 

まるでハ○ー・ポッターのホ○ワーツ魔法学校みたいだな………。

 

 

 

杉谷さんの後ろをついていくと、大きな扉がある。

 

 

 

おそらくここが三郎さんの部屋なのだろう。

 

 

 

杉谷さんは立ち止まり、クルリと振り向く。

 

 

 

「神栄様、おじいさまに挨拶を、そしてご学友のみなさんはこの先にある待合室でお待ちください。では、こちらです」

 

 

 

「………ここで俺は1人、か」

 

 

 

 

神栄は両手を使い大きい扉を開ける。

 

 

そこには……東条 三郎が待っていた。

 

 

 

「やぁ、碧。久しぶりだな」

 

 

 

 

「はい……そうですね」

 

 

 

 

「………あ?」

 

 

 

三郎さんは突然顔色を変え、神栄を睨みつけている。

 

 

 

「お前………弱くなったか?」

 

 

 

「いえ……俺はどこも弱くなんかなってな……」

 

 

 

「お前、確か超生物を殺す任務をやってるらしいな、防衛省の奴から聞いたよ。それで何か変わったか?」

 

 

 

 

「………変わりましたよ。人に頼るってことや……その他にもたくさん」

 

 

 

「へぇ………。あ、そういえば、9月になったらその超生物を本気で殺すらしい。茜音がな」

 

 

 

 

「………!?」

 

 

 

あいつは現在A組に居て、暗殺の事は全く知らないはずなのに……前もそうだ。なんで知ってやがる!

 

 

 

「茜音の奴は貴様を使うらしいな、どういう物か見せてもらったが、なかなかいいと思う。お前は死ぬかもしれんがなァ!ハハハハハ!!」

 

 

 

「………」

 

 

 

そう、東条 三郎にとって神栄 碧という人間はゴミクズ同然である。

 

 

東条家の中では才能のある人しか普通の人間ではないらしい。

 

 

 

それに、女に負けてる俺は東条家の中では最底辺の扱いなのだ。

 

 

これだから……ここには行きたくなかった……。

 

 

 

「で、どうだ。最底辺のクラスにいる感想は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………実に素晴らしいクラスだと思いますよ。俺は本校舎の人たちよりも100倍いいと思いますけどね」

 

 

 

「碧、ちょっとこっち来い」

 

 

 

 

神栄は恐る恐る三郎さんに近づく。

 

 

 

 

そして……。

 

 

 

 

 

 

 

「そこまで言えるまで腐ったか、汚物は掃除してやろう。おい、お前ら、こいつを処分しろ」

 

 

 

 

その瞬間、黒い服を着た男が数人、神栄をどこかへと連れ去った。

 

 

 

============================

 

 

 

「神栄遅くない?」

 

 

 

「そうだな……あれから30分くらい経つぞ?」

 

 

 

「電話してみろよ……」

 

 

千葉が神栄に電話するが、出てこない。

 

 

 

 

はぁ、と諦めて電話を切ろうとしたその時。

 

 

 

 

『やぁ、君たちは碧とかいうゴミクズの友達かい?』

 

 

 

「!?」

 

 

この声は、神栄ではない……!

 

 

 

 

 

「誰だ、あんた」

 

 

 

千葉はみんなを呼び、この声を聞かせた。

 

 

『今、神栄 碧を預かっている。汚物を助けたかったら、ここまで来るがいい。ああ、今この瞬間、出口に繋がる全ての門は閉めさせてもらった。出れる可能性は2つ。1つはゴミクズの救出を諦めるという事、そして、ゴミクズを助ける事だ。ああそれと、午後の5時までに来なかったら、こいつを殺す』

 

 

 

「なにを言ってるんだ……!」

 

 

 

『グッ……!ガアアアアアア!』

 

 

 

ボキッ!グシャッ!とエグい音が響いている。

 

 

 

『さぁ、ヤッテミナ。落ちこぼれクラスのクソ野郎共さんよ』

 

 

 

ブチッ!と強制的に電話を切られ、千葉は先ほどの状況を説明した。

 

 

 

「なんで神栄はあんな事されてんだよ……!」

 

 

 

「ねぇ!みんな!」

 

 

 

渚は慌てて何かを言おうとしている。

 

 

「これ………使えるかも」

 

 

 

 

そこにあったのは、本物の拳銃、そして、ナイフ。

 

 

拳銃は三丁ある。

 

 

 

 

「拳銃は千葉と速水と俺が持ってるか……」

 

 

「ていうか、ここから出れんの?さっき鍵かけられなかった?」

 

 

 

「そこは強引に開けるしかないとして、まずどこから探すかだ、闇雲に探しても時間がかかるだけだし、ある場所に絞っていかないとな……」

 

 

 

すると、千葉がこの家の地図を見つけた。

 

 

 

 

「さっきの会話から、外っていう事は無かったな、風の音はしなかったし、だからここから遠いところにある場所かもしれない」

 

 

 

この家は2つの城のようなものからできたものである。

 

 

 

千葉はもう1つの方の城に神栄らがいる、と考えた。

 

 

 

「わかった、じゃあ行くか…」

 

 

 

磯貝が扉を開けようとした時、

 

 

 

バタン!と誰かが倒れる音がした。

 

 

 

神崎、矢田、倉橋だ。

 

 

 

「え……?」

 

 

 

「……多分これだ、この紅茶だよ」

 

 

 

速水が紅茶をみんなに見せる。

 

 

 

そして、それを磯貝が壊す。

 

 

 

「クソっ……!ヒントも無いのかよ……!」

 

 

「殺せんせーに電話しようよ!それが今は一番かもしれない……!」

 

 

 

渚がスマートフォンを取り出す。

 

 

 

 

しかし、現在圏外である。

 

 

 

「……やられた!」

 

 

 

 

「しかも、周りの執事たちは敵かもしれないし……」

 

 

「いや、さっき通った道もそうだし他もだけど、執事が通ってるのはあの人だけだった。だから簡単に行く事はできる」

 

 

 

現在、午後1時。

 

 

制限時間まで、あと4時間を切った。

 

 

 

「やるっきゃないのか……俺らだけで……」

 

 

 

「会ったらぶっ飛ばしてやる……」

 

 

 

ここで、カルマは考えていた。

 

 

 

(確かに難しいミッションだけど、そこまで悩むようなものじゃない気がする……電話から聞こえた神栄と電話に出ていた人以外の声からして、その部屋には複数人が入れるほどの大きさがある。しかも、無駄に声が響いていたという事は、地下?なのか?)

 

 

「カルマ君?」

 

 

 

「やけに簡単なお仕事だ。これならいけるかもな………神栄にはあとでお金もらおう……」

 

 

「カルマ君!?」

 

 

 

 

「よし、行こうか、みんな」

 

 

 

 




なんなんだよ東条さん。


勝手に連れ去るとかマジありえない!


次回、救出できるのか!?
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