銃皇無尽のファフニール 〜力の使い方〜 作:keito0114
見苦しいところもあるかもしれませんがよろしくお願いします。
それでは本編の始まりです。
朝、眩しい日差しで起きた。
知らない空だ。
体を起こしてみると周りは何もなく白い空間が広がっているだけだ。
不思議に思っていると目の前に光が現れ、俺に言った。
「あなたは死にました。」
「は?」
思わず間の抜けた返事をしてしまったがよく思い出してみる。
その日は高校の部活をサボって帰っていた。
その帰りに乗っていたバスで事件が起きた。
バスジャックだ。
そこで俺は早く帰って本を読みたかったのでバスジャック犯の制圧を試みた。
格闘技には自信があったし、バスジャック犯も動揺していたのでいけると思っていた。
後ろに女の子さえいなければ・・・。
そして、銃弾を避けることが出来ず、俺は死んだんだ。
思い出した。
確かに俺は死んだ。
でも、なんでこんな所にいるんだ?
「俺が死んだのは分かった。でも、俺がここにいる理由はなんだ?」
「お前は生前、徳を重ねた。よって好きな世界に転生させてやろう」
本当にそういう事ってあるんだな。
好きな世界か、そういうのは原作知識が無いと辛いっぽいからな。
最近読んでた『銃皇無尽のファフニール』の世界にするか。
「『銃皇無尽のファフニール』の世界で頼む」
「了解した。能力は既に決めてある。あちらの世界で試してみると良い。名前はどうする?」
「名前は、今までのまま永遠海斗でたのむ」
「了解した。それでは送るぞ」
俺の意識は暗転した。
朝、目覚めると子供だった。
「ここどこだ?」
「海斗、行くぞ」
「え?どこに?」
「どこにってせっかくの旅行だぞ。遊ばなくてどうする」
「ああ、そうか」
「変な奴だな」
俺はこの男を知っている。
いや、正確には記憶にあるというだけだが。
この男はこの世界での俺の親父、永遠海星だ。
母親は俺の幼いうちに無くなってしまったようだ。
そして今は、俺の8才の誕生日のお祝いにエルリア公国に旅行に来ていた。
「俺は今日一人で行動するよ」
「そうか。まあ、海斗なら大丈夫だな。でも何かあったら連絡しろよ」
そう言って親父はホテルの部屋から出ていった。
何故こんなに軽く単独行動が許されるのかというと親父は武術を教えている。
そして息子の俺も当然教えられている。
そして俺は親父の教える武術ほぼ全て習得している。
だから単独行動が許されるのだ。
そろそろ、俺も行こう。
確かエルリア公国はフィリルの住んでる国だからな。
とそこまで考えて俺は思考を止めた。
原作知識は誰かがピンチな時以外使わないことにしようかな。
俺がこんなことを考えたのには訳がある。
原作知識を無駄に使いすぎると原作と違う方向に進む可能性がある。
余計なことはしたくないからな。
原作知識はあまり使わないようにしよう。
そんなことを考えながらホテルの外に出た。
どうだったでしょうか。
今回から少し過去編が続きます。
これからもお付き合いいただけると幸いです。