僕とSPと召喚獣   作:京勇樹

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ちょっと中途半端ですが、投稿します


合宿 移動と騒動

強化合宿当日

 

明久達Aクラスは、学園が用意したリムジンバスに乗って合宿所に向かっていた

 

なお、明久と優子は隣同士で座っており、明久は窓側である

 

それは翔子にも言えることで、三人並びの左右を設子と修史が座っている

 

なお、このリムジンバスだが、実はアイギスが派遣したバスであり、窓ガラスには防弾ガラスが使用されている

 

車体の装甲も重装甲車並に強化されてあるので、簡単には破壊されない

 

ちなみに、課長いわく

 

『科学班がハイテンションで作ってたな』

 

とか

 

それを聞いた明久達は、汗を垂らしたそうな

 

理由としては

 

『また、キワモノを作ったなぁ……』

 

という諦めだった

 

余談ではあるが、明久達は科学班が作った作品《キワモノ》によって、時々だが困った事態に巻き込まれたことがあるのだ

 

閑話休題

 

そんな時、愛子が持ってる本に優子が気づいて

 

「愛子、その本はなに?」

 

と問い掛けた

 

問い掛けられた愛子は、持っていた本を掲げながら

 

「うん。来るときに買った占いの本なんだけどね、内容が面白いんだ!」

 

と、語った

 

「へぇ……占いかぁ」

 

「やってみっか」

 

「たまには、やってみましょうか」

 

愛子の言葉を聞いた明久達も乗り気になり、近くに寄った

 

そして、愛子の持ってきた占いを楽しむなか、Aクラスのバスは合宿所に向けて走った

 

その頃、Fクラスはと言うと

 

「13」

 

「ダウト!」

 

電車の中で、トランプをしていた

 

Fクラスの彼らは現地集合のために、電車移動が最適だった

 

そして、移動中の暇つぶしのために有里が持ってきていたトランプをやっていた

 

すると、隣の座席で寝ていた康太がムクリと起き上がって

 

「……腹が減った」

 

と呟いた

 

「む? もう、そんな時間かのう」

 

康太の呟きを聞いた秀吉がそう言うと、小燕が

 

「ああ、確かに、もうすぐで正午ですね」

 

と腕時計を見ながら言った

 

すると、有里がトランプを片付けながら

 

「それじゃあ、お昼にしようか」

 

と提案した

 

有里の提案にのり、各々が自分の弁当を取り出していると

 

「あの……皆さん」

 

姫路が、網棚からバスケットを取りながら

 

「お弁当を作ってきたんですが……どうですか?」

 

と言ってきた

 

それを聞いた全員に、戦慄が走った

 

数秒後、雄二が恐る恐るといった様子で

 

「姫路……今回は大丈夫だろうな?」

 

と問い掛けると、姫路は自信タップリな様子で

 

「大丈夫です! 今回は……ニトログリセリンを入れてみました!」

 

と宣言した

 

すると、雄二がパチンと指を鳴らし

 

窓側に座っていた小燕が窓を開けて

 

それを確認した有里が、姫路の持っていたバスケットを掴み

 

ポーイと放り投げた

 

数秒後、何処からか爆発音が聞こえた

 

「なんで捨てるんですか!?」

 

「察しろ! アホ!」

 

姫路が叫ぶように聞くと、雄二が怒鳴りつけた

 

そして、ふと気づくと、有里が携帯を弄っていた

 

「あ、あの……穂村さん? なにしてるんですか?」

 

それに気づいた姫路が、恐る恐ると聞くと、有里はニンマリと笑って

 

「ん? 明久にメールしてるの」

 

と答えた

 

それを聞いた姫路は、顔を蒼白にして

 

「ちょっ!? それだけは!」

 

と言うが、有里が画面を見せるとそこには、送信済み、の文字

 

そのことに姫路が絶句していると

 

「あ、返信が来た」

 

すぐに明久から返信が来て、画面を見せた

 

そこには

 

from 明久

 

O☆HA☆NA☆SHI☆だね

 

という文が表示されていて、それを見た姫路は両手を突いた

 

◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

 

それからしばらくして、合宿所

 

文月学園の所有している合宿所は、なんでも潰れた古い旅館を格安で学園が買い取り、それを改修工事して召喚獣にも対応させたらしい

 

そのために、ほとんどが当時の旅館の面影を残しており、それが趣を感じさせる

 

そして、部屋割りだが

 

「僕が雄二達と同じなんだね」

 

明久、雄二、康太、秀吉、小燕の五人が同じ部屋だった

 

「多分だが、明久に俺達を見張らせようって魂胆だろうな」

 

と、雄二が言った

 

「でも最近、雄二達は問題行動は無いよね」

 

雄二の言葉を聞いた明久がそう言うと、秀吉が

 

「そうじゃが、未だに問題児というレッテルは残ってるからのう……」

 

と、腕組みしながら呟いた

 

そのタイミングでドアが開き、康太が入ってきた

 

「あ、康太。もう大丈夫なの?」

 

明久が問い掛けると、康太は頷いて

 

「……心配かけた」

 

と言った

 

彼、康太は来る時に電車と車で酔ってしまい、合宿所に到着してからずっと、医務室で休んでいたのである

 

そして、康太が畳に座ったタイミングでドアが勢い良く開き、十数人の女子が駆け込んできた

 

「あんた達、大人しくしなさい!」

 

「そこの二人! 動くな!」

 

「木下と桜庭はこっちに来なさい」

 

女子達は駆け込んでくるなり、そう言いながら明久達を半包囲した

 

「お主達は……なぜ、とっさにそういう行動が出来るのじゃ?」

 

女子の言葉を聞いて、秀吉が視線を向けると、雄二と康太が窓から逃げようとしていた

 

すると、明久が立ち上がり

 

「なになに? いきなり何事?」

 

と問い掛けた

 

すると、島田と小山が憤慨した様子で

 

「とぼけてるんじゃないわよ!」

 

「覗きよ、覗き!」

 

と声高に叫びながら、明久達に迫った

 

「覗き?」

 

明久が眉をひそめると、二人は明久達に迫りながら

 

「これが証拠よ!」

 

と言って出したのは、小さいカメラだった

 

「……CCDカメラ」

 

康太が呟くように言うと、明久はカメラを見てから

 

「ふーん……これだけ?」

 

と言いながら、視線を向けた

 

「え?」

 

明久の問い掛けに、小山は眉をひそめた

 

「これの他には? まさか、これだけで僕達を犯人扱いしてるの?」

 

と明久が問い掛けると、Eクラス代表の中林が

 

「島田さんがあんた達が犯人だって言ったのよ! 認めなさい!」

 

と声高に叫んだ

 

それを聞いた明久は、ため息混じりに

 

「そんな状況証拠のみで、犯人扱いなんて……まるで小学生みたいだよ」

 

と言った

 

それを聞いた島田と姫路は、憤慨した様子で

 

「なによ! 吉井のくせに生意気なのよ!」

 

「吉井くん! お仕置きです!」

 

と言って、島田は素手で掴みかかり、姫路は釘バットを振りかざした

 

それを見た明久は、島田を一本背負いの要領で床に叩き付けて、釘バットは蹴りで根元から叩き折った

 

そして、姿勢を立て直してから、二人を見下ろして

 

「今まで我慢してたけどさ……君たち、鬱陶しいよ」

 

と侮蔑の念を込めながら言った

 

その時

 

「おい! なんの騒ぎだ!」

 

「なにがあったのよ!」

 

西村を筆頭に、Aクラスの面々が現れた

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