翌日
「秀吉、優子さん、はいお弁当」
僕は、2人にお弁当(僕作)を渡していた
「「ありがとう(なのじゃ)」」
「中は、から揚げにきんぴらごぼう、それになすのお浸し、後はご飯ね」
「随分と手が込んでおるの」
秀吉がお弁当の中身を聞いて、驚いている
「本当ね」
「昨日、食べ終わった後から仕込んだからね」
昨日片付けが終わってから僕は、から揚げを特製のたれに漬けて、きんぴらごぼうを作ってなすのお浸しも作ったのだ
それで起きたら、から揚げを揚げたのだ
「すまんの」
「本当にありがとうね」
「いいよ別に、それより急がないと遅刻しちゃうよ?」
現在時間は7時50分、ここから学校まで大体20分はかかる
「そうね」
「むっ! 遅刻したら、留年に拍車が掛かってしまうのじゃ!」
秀吉・・・・・
僕は哀れみしか感じなかった
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
第3者side
ここは2年F組教室
「皆、おはようなのじゃ」
秀吉が登校して机に座る
「よう、秀吉」
「・・・・おはよう」
「おはよう」
「おはようございます」
どうやら、ほぼ全員揃っているようだ
すると
キーンコーンカーンコーン♪
と、チャイムが鳴った
「皆さん。席に座ってください」
担任の福原慎が教室に入ると、全員卓袱台に座った
「出席を取る前に転校生を紹介します」
「「「「「おーーーー!」」」」」
「女の子ですか!?」
「はい、女の子も居ますよ」
福原は須川の質問に返答した
「「「「「うぉーーーー!」」」」」
男子全員のテンションが天元突破していて、窓が揺れている
「では、入ってください」
福原がドアに向かって言うと
ガラッ!
とドアが開き、2人入ってきた
「では、自己紹介をお願いします」
「今日からこのクラスに転校してきました、
有里は、朗らかに挨拶した
「「「「「よろしくーーーー!!」」」」」
「おお、元気だ」
「はいはい、静かに、もう1人居ますからね」
福原が手を叩くと静かになった
「同じく今日からお世話になります、
と、小燕が言うと
「「「「「なにーーーー!?」」」」」
「バカな!?」
「あんなにかわいいのに!」
「なぜだ!?」
「同志じゃ!!」
秀吉は感動して、小燕の手を両手で握った
「はい?」
小燕は訳がわからなくて、首をかしげた
「いや、なにのう……ワシはなかなか男扱いされんのじゃ……」
秀吉の苦悩に満ちた声
その声と言葉に、小燕は納得したらしく
「お互い苦労しますね・・・・」
秀吉の肩を叩いていた
「そうじゃのう・・・」
秀吉の顔には悲哀の表情が浮かんでいた
なお小燕は後に<第二の秀吉>と呼ばれることはまだ知らない・・・・