『僕たちはチョコレートがもらえない。』   作:颷狐<ヒョウコ>

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いやー、毎度毎度投稿ペーッス遅くてすみませんね....はは(苦笑)
今回は短いのに遅くて....これも全部妖怪のせいだ!(ネタが古いw)

毎回のような長い前置きはせず、ちゃっちゃと本文行きましょう!では、楽しんでくださいね!


今日から僕は自分の時間がもらえない。IV

 目を開けるとそこは、ここ3年間で一番よく目にした光景が広がっている空間だった。

 いったい何があってこんな所で寝ていたのか、思い出そうとするとそれを脳が拒絶するかのように頭が痛くなる。

 

「やっと起きたの?じゃあ、私は先寝るから」

 

 突如声のした方向へと顔を向けると、そこにはとてもすがすがしい笑顔をした憂美が部屋を出ていく姿があった。とてもこれから寝る奴の浮かべる表情ではないと思うのだが....。

 

「お、おう。何でそんな笑顔なんだ?とりあえずお休....み?」

 

 ん?頬に何かついて....血?

 動き出した憂美の風になびく髪の隙間から肉付きの良い整った形の頬が見えた。しかしそこには普段の血色のいい皮膚ではなく、文字通りの『血』が付いていた。

 

「なあ、その頬どうしたんd....」

 

そこまで言って言葉が詰まる。

なんだこの、のどに絡むモヤモヤとした感覚は。何か忘れている。大切な、何かを....。

 

『人の夢と書いて儚い』

 

「あっ」

 

 そうか。そうだ。そうだった。僕らはさっき、春人のせいで殺されかけたんだ。他でもない、憂美に!

 

「おい、ちょっと待て」

 

 思い出したからにはただじゃ済まさない....て、あれ?憂美は?

 さっきまで憂美が居た所はもぬけの殻、もうそこに憂美の姿は見えなかった。

 

「クソ....まあいいか、明日やれば」

 

 日付的にはもう今日だけど。と一言付け加えると脚を洗った後、敷かれていた布団に潜り込んだ。

 二人ももう寝たのか。早いな。

 

 うちに慣れていない二人のためにと点けている豆電を見ていると眠気はすぐにやって来たのだった。

 

***

 

 ガサゴソ。ガサゴソ。

 

「んん~」

 

バサッ。

 

「なんだこの音....」

 

僕は異様な音に目を覚ました。まさか、泥棒か?でもうちに盗むものなんて....あ、有るか無いかは泥棒は知らないから仕方ないな。

 

「さあ、行くか」

 

 ん?

 どこかで聞いたことのある声な気がした。

 いやいやまさか....。

 恐る恐る目を開ける。

 

「Let,s夜這い!」

 

 なんだ、ただのバカの音だったようだ。理不尽な同罪にはなりたくないから寝たふりしとこ。

 

「梓、起きてるんだろ?行こうぜ?」

 

 気付かれていたのか。それともわざと起こされたのか。

 

「なぁ」

「行くか?行くんだな?」

「いや、ちげえよ」

「じゃあ何、トイレが怖くて付いて来て欲しいって?」

「なぜそうなる」

 

 あー、でも確かに怖いかも。主にあの暴君(憂美)と、それにあんな事されておいて平然としているお前のその神経が。

 そう言や、こいつ死んでないからさっきのは断末魔じゃなくてタダの絶叫か。うん。どうでもいいや。

 

「そういうのいらんから。普通に寝てくれって言いてえんだよ。それと、ここ僕の家。家主が怖がるか?普通」

「ああ、それもそうだな」

 

 納得したかのようにうんうんと頷く。バカの子かこいつ。

 

「そんな事より、何で僕がここで寝なきゃいけないの?さっきも言ったけど、僕ここの家主。部屋あるの」

「それは俺に言うなよ。あいつに言ってくれ」

「そうだけどさぁ....」

 

 でもだって、寒いじゃん!ここすげえ寒いんだぞ!?自分の部屋あるのに何でこんな寒い思いしなきゃいけないの!?風邪ひくは!

 

「なに?私にそんな汚染物質(春人とお前)の居る部屋で寝ろというの?」

「僕が汚染物質なら、君は汚染地区で寝ている事になるんだぞ?ってうお!?いつからそこに!?」

 

 気付かなかった。いつからいたんだ。マジで。

 

「ちょうど、『憂美可愛すぎハァハァ』辺りからかしらね」

「んなこと一言も言ってねえよ」

 

 なに当たり前のように嘘ついてんだ....。

 

「あ、汚染物資って俺等の事か!?」

 

 今更かよ遅せぇよ。と、ツッコみたかったがツッコんだら負けな気がしてツッコむのはやめた。

 てか俺等て。僕も入れんな。お前には入れられたくないわ。

 

「あれ、今俺らって、俺等って言ったよこの人。ボクの事も入れてるよねこれ絶対」

 

 そしてまたいつも通りケラケラと笑う。

 って、お前起きてたのかよ!?静かだから気付かなかったよ!お前らマジなんなんだ、超能力で気配も消せるのか!

 

「どうでもいいけどお前に入れられたくないって卑猥だよな」

「突然何!?」

「いや、なんとなく思った」

「わけわかんない....」

「大丈夫。僕もだから」

 

 眠気で頭がおかしくなってるよ。寝なきゃ。

 

「じゃあ、寝るわ」

「あ、うん。じゃあ、おやすみ。汚物さんたち」

「あー、やっぱり僕も入れられてたか―」

 

 この扱いは慣れてるけど、慣れてるけども!それでも虚しいわ~。

 

「うわっ、それは酷いw、棒読み過ぎるなww感情入ってなさ過ぎww」

 

 その言葉で僕は目を閉じ、憂美は部屋に帰っていった。僕の部屋に。 

 あーこいつは本当ブレないなぁ。そんな音を思いながら僕は憂美が階段を昇っていく音を聞いていた。

 

「....あれ?春人は」

 

 衣擦れの音がしないことを不審に思い再び目を開ける。すると、そこにいたはずの春人の姿がなくなっていた。話に夢中で全く気付かんかった。それはきっと憂美も同じだろう。

 まあ、大体予想はできるけど。

 

 

 そうしてその後、案の定憂美と春人の叫び声が聞こえるのは、また少し後の話である。

 




....全然進まなくてゴメンね....?いやね?ほんとはこの話でココの話は終わらす予定だったんだよ?なのにタイピング遅くて....これ以上は投稿伸ばせないとか思った私はまた変なところで終わらせちゃったよ....(泣)
次の話で最低字数超えられるかな....(怯え)
てか、これ書いた後2日間投稿忘れてたの....その2日あったらもっと内容濃くできたよね!!本当さーせんした!!(全力土下座)
こんなこと書いてないで本編進めろとかは言わないで~

次回はとりあえずお泊り会終りの回になります!その予定です!

では、また次回も懲りずに読んでいただけると作者も喜んじゃうので、よろしくお願いします!
また、今度こそは近いうちに会いましょう!サヨナラ!(他国で多国の挨拶コーナーをやる余裕すらないヒョウコでした!涙)
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