インフィニット・ストラトス 首輪付き少女の学校生活 作:しじる
みなさん本当にありがとうございます!
今回は次回のパーティー回に繋げたかったので短いです(´・ω・`)
セシリアとの戦闘が終わり、次は一夏との戦闘になることを千冬さんから告げられた私は、現在一夏に渡された専用機を見て呆れていた。
このISを作った会社はどんな会社かは聞いていないけど!間違いなく間抜けだと私は確信した。
第一、接近武器のみで戦闘を支配できるのは、それこそ『鴉殺し』や千冬さんくらいしかいない。
噂では『鴉殺し』は努力が、千冬さんは才能があったから接近武器のみでも戦えた。
だが、それをISに乗ったばかりとも言える一夏に渡すという時点で間抜けすぎる。
間違いなく一夏は、今後非常な苦行にさいなまれるだろう…
まあ、たとえ苦行ISだったとしても、私は一切手を抜くつもりはない。
試合は試合、手を抜くと言うことはそれは非常に失礼というもの。
「さて、いきますか…」
私はそう呟くと、ブースターを吹かし、カタパルトから飛び出した。
カタパルトから飛び出すと、既に一夏が待っていた。
白式…一夏の専用機で、話に聞くと
『零落白夜』を持つ。
自身のシールドエネルギーを犠牲に、相手のシールドを無視して絶対防御を強制発動させる、
千冬さんが乗っていたIS、暮桜と同じ単一能力。
当たれば終わる。
一夏の腕では到底当てられるとは思わないけど、油断など出来ない。
「一夏、私は君でも手は抜かないよ…」
「俺だって、アリサだからって手は抜かねえぜ!」
一夏はそう言うと、ブースターを吹かし私に向かって突っ込んでくるのであった。
「で、気合い満々で突っ込んできた一夏を、引き付けては撃ち、引き付けては撃ちを繰り返して、撃破した訳…一度も被弾せず」
「一夏…」
「無茶言うな箒!?」
試合が終了してから数分後、結果は私が箒に説明していた通り。
やっぱりISに乗ったばかりの一夏では、接近武器の扱い方をまるで分かっておらず、馬鹿正直にまっすぐ突っ込んできて、良い引き撃ちのカモになってくれた。
前日まで剣道を叩き込まれたお陰か、剣線だけは綺麗だったけど、綺麗すぎて読みやすく避けやすい。
どのみち近づかれたとしても、絶対に当たることは無かっただろう。
「さてと、一夏…次はセシリアとだよ」
「うん?ああ、そうだったな…」
私の一言でそれを思い出す。
どうやら一度も当てられなかった事が、心に響いているのかもしれない。
「一夏、今度こそ勝ってこい!」
「ああ!箒、アリサ!今度こそ勝ってくる !」
そう言うと、一夏はカタパルトから飛び出した。
結論から言うと、一夏は零落白夜の特性『敵の絶対防御を強制発動させる代わりに、自身のシールドエネルギーを消費する』を忘れていたらしく、自身の単一能力によって自爆した。