インフィニット・ストラトス 首輪付き少女の学校生活 作:しじる
逝くぞぉぉぉぉ!!
というわけでこれからどんどん更新が遅れ、文のクオリティも下がっていきますが、よろしいくお願いします(´•ω•`)
私が加勢に加わってから、戦況は一気に逆転した。
三対二の状況が三対三となり、その内の様子を見ていた方の敵ISと私が交戦状態となる。
しかし、その戦いは終始私が優勢だった。
おそらく無人機であろう敵ISは、無人機故に私の動きについてこれないのだろう。
それに励まされ、一夏や鈴も押されていた状況を逆転させていった。
そんな時だった、彼女があのような事をしたのは。
「一夏ぁぁぁぁぁーー!!」
「え!?」
「今の声…箒?」
「あのバカ!なにやってんのよ!」
彼女、篠ノ之箒が放送室から大きな声で叫んだ。
彼女が今いる放送室は、敵ISとの戦闘によってアリーナのシールドバリアーが完全に消滅している区画にある。
そんな危険地帯から大きな声で叫んでんだのだ。
「男なら…そのくらいの敵、勝てんとどうする!」
「ばか!そんなこと言ってる場合じゃ!」
そしてその声に反応したのか、一夏と戦闘中だった敵ISが高速方向転換を行った。
やはりというべきか、方向転換先は篠ノ之箒が居る放送室。
敵ISが箒めがけて突っ込んで行く。
一夏と鈴のいる距離では、どう足掻いても箒を助けられる距離ではなかった。
この距離を無視して助けられるのは私だけ。
気付いた時には体が動いていた。
私は敵ISに向けてOBで突っ込み、その体に蹴りを入れた。
敵を蹴るなど初めてのことだったが上手くいった。
ガイィィン!という独特の金属音が響き渡る。
速度とアレサの重量の乗った蹴りはかなりの威力を持ち、敵ISの装甲を歪ませアリーナの端まで吹き飛ばした。
しかし蹴るということは、一時的とはいえその場に留まるということ。
私が置いていったもう一体の敵ISが砲撃体制をとる。
いつもなら回避できるが、回避すれば箒に当たる。
回避出来ない。
ましてや蹴りを繰り出した直後で敵に背面を向けてる時点で反撃は不可能。
ミサイル砲撃ならばPAで防げる、ならばこの際庇っても問題ないだろう。
そう思った私はその場から動かなかった。
敵ISの砲撃が始まる…そう思った矢先だった。
敵ISが突如爆散したのは。
「なっ!?」
「!?」
「えっ!?」
それぞれが驚愕を示す。
しかし私には見えていた、敵ISを貫く一線の銃弾が。
その直後だった、その声が聞こえたのは。
〔そちらのIS、聞こえるか?こちらは狙撃特化型のISだ…こちらに誘い込めば全て撃破してやる……ここで死にたくなければ、こちらの支持に従え〕
その彼女は、黒とワインレッドのツートンカラーの謎のISに乗っていた。
だがそのISはどう見ても私にはあるものにしか見えなくて…
「AC…そんな、なんで…!?」
「山田くん、またモニターは復旧せんのか?」
「もう少し待ってください、ファイアーウォールが硬くて…できました!」
一方のアリーナ管制室もまた、モニターのハッキングをハッキングし返して復活させるという方法で、モニターを復活させていた。
そしてモニターを見た二人はそれぞれ違う意味合いで驚愕することとなる。
「うえ!?あ、新しいIS!?あんなタイプ見たことない…織斑先生?」
「なぜ…ここにいる」
その時、織斑千冬の顔はまるで恐ろしいものでも見たかのように凍りついていた。
「なぜここにいる!『死神部隊』!」