インフィニット・ストラトス 首輪付き少女の学校生活 作:しじる
ブラッドボーンDLCや受験やらなんやらで忙しかったもので。
の割には内容薄いですが、そこはご勘弁を!
あの事件から数時間後、あの敵ISの乱入のためクラス別トーナメントは第一回戦のみとなってしまった。
優勝賞品のデザート無料券もおじゃんとなった。
そこは素直にとても残念であるが、私はそれよりも今気になることを見ている。
正確には、盗み見ている。
場所はIS学園屋上、そこには一夏と鈴がいた。
そう、私が一夏の白式の弱点を教える変わりに出した条件。
必ず告白することを達成しようとしているのだ。
それを影ながら見守っている、と言えば聞こえはいいが、やはりこれは盗み見だろう。
まあ好奇心には勝てなかったよ。
それに、あの唐変木の一夏がどんな反応するかもわからない。
その時はプライベート通信で助っ人をするつもりだ。
おっと、始まったみたいだ。
「ねえ一夏、私さ…一夏が」
「鈴、俺さ…あの後考えたんだ」
ん、一夏が何か返そうとしている?
「あの時、鈴が言っていた約束…あれってホントは、プロポーズだったのか?」
おお!?
あの一夏が気付いた!?
…明日コジマミサイルの雨でも降るのかな。
さてと、絶好のチャンスだけど鈴は…
「ふぇ!?いや、あれはその…違うから!そういう意味じゃないからね!?」
…ちょっと?
流石にこれはと思い、通信を入れる。
《鈴、折角のチャンス…何自分で潰してるの?》
「うぇあ!?」
「鈴?」
「あ、何でもないわよ!?」
鈴、試合前に言ったこと忘れたのかな?
はぁ、取り扱い伝えないと。
《鈴?》
「うっ…もう!そうよ!あれはプロポーズよ!!この馬鹿一夏!!」
「ば、馬鹿は余計だろ!でも…やっぱりそうだったのか」
さて、一夏はなんで言うだろう。
これではぐらかしたら、生身でAAを受けるの刑だ。さて、一夏の答えは…
「鈴、それは正直かなり嬉しいよ…でも、俺にはまだ力がない。鈴や千冬姉、それにアリサを守る力が…だから少し待ってくれ、必ず答えてみせる…もちろん、良い意味でさ!」
その言葉を聞いた瞬間、たちまち鈴は一夏へと抱きついた。
やれやれ、やっとカップル成立っということかな?
箒やセシリアはなんて言うかわからないけど。
さて見守るもの見守ったし、場違いな私はそろそろ退散ね。
そして、私はその場を後にした。
一方その頃、IS学園の誰も知らぬ地下室で……
ピ、ピ、ピ、と規則的に音を鳴らし、静かなその部屋に音を与えるのは、奇妙な機械の塊だった。
いや、正確には奇妙な機械の残骸である。
それは三つあり、全てが等しく手術台の様なものの上に置かれ、丁重に、厳重に管理されていた。
暫くして、そこには2人の人間が入ってきた。
山田真耶、織斑千冬…この2人だ。
「で、山田君…
「今のところ、現存するISとは大部分が違うことがわかりました」
「違うだと、ではこいつはISではないと」
織斑の問に彼女は頷く。
「ISでないなら…これは一体なんだ?」
「わかりませんとしか…」
2人は困惑の表情を浮かべる。
「…何にせよ、こいつは暫くは此処に置いておけと、上から連絡が来た。わかったな?」
そう言うと、千冬はその場を離れた。
「(しかし、死神部隊……なぜこの学園に)」
1人、あの謎のISへ疑問を抱きながら。