インフィニット・ストラトス 首輪付き少女の学校生活   作:しじる

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ブラッドボーンをやってたら投稿が遅れた…言い分けはしない。
正直、かなりすまなかった!
そして回を重ねていく度に下がっていく文の質。
おい、こんなうpで大丈夫か?

追記・4/15誤字を修正しました


mission4 IS学園入学試験

朝が来た、新しい朝が来た。

そんなどこかの呑気なおっさんの様なことを思いつつ、私は目を覚ました。

織斑家に住むことになってからはや半年。

今ではすっかり私も明るくなったと言っても良いだろう。

前の、あの頃と違って私は戦わなくとも、自分の存在価値を証明出来るからだろう。

これもそれも、全て篠ノ之束や織斑一夏のおかげだ。

束さんには(少しぶっ飛んだやり方だったが)織斑家のことを紹介してもらい、織斑一夏には人見知りの私に優しく接してくれた。

千冬さんは私にもう殺さなくて良いと伝えてもくれた、正直にとても嬉しかった。

皆とても大切な人たちだ、だから私は皆の手伝いをしたい。

そう思いしだい、私は台所へ向かった。

案の定、一夏が朝御飯を作っていた。

 

「一夏おはよう、手伝うよ?」

「ん?ああアリサおはよう!そんじゃ、味噌汁お願いできるかな?」

「モチ、任せてよ」

 

そういって味噌汁を作り始める。

この料理も、一夏のおかげて出来るようになった。

最初は大惨事だったけど、段々と作れるようになってきて、それが嬉しかった。

今では晩御飯を一夏の代わりに作ってやることもできる。

ただ、一緒に学校とやらに行くことが出来ないのが残念だ…

 

「そう言えば…一夏はどの学校に進学するの」

 

学校で思いだし、一夏に訪ねる。

 

「う~ん、別にどこでも良いわけだから藍越学園に行くつもりだよ」

 

ふむ、あの学校か。

成る程、一緒にオープンスクールへ行ったが、確かに特に突出したところはないが、雰囲気が良くて先生と生徒が良い意味で近かったな。

確かにあそこは良いかもしれない。

 

「そういうアリサは、やっぱIS学園か?」

「うん、多分そうなる…束さんにも恩返し出来そうだし」

 

かという私は、学校というところに非常に興味がある。

世界中の言語や計算、歴史から昔の(この世界では昔ではなく今だな)法律までスミカに教わったから、別に行かなくとも良いのだろう。

しかし、それでも私は興味がある。

私位の年の子が売春や盗賊、あるいは傭兵などせず、平和に何気ない会話をする場所。

千冬さんからそう聞いてからは非常に引かれ続けている。

それにISは(不本意ながら)兵器として使われている、そう言うことならば、普通の学校より私は楽だ。

私はそんな兵器と共に半生を歩んでいるからだ。

…ダメだダメだ、前のことを思い出すとどうしても暗い思考になってしまう。

今のこの状況が、全て幻ではないのか…そう思えてきてしまう。

暗い考えを、頭を降ってかき消す。

そうしているうちに、味噌汁を含む朝御飯が出来上がったので、頂くことにした。

 

「そんじゃ、いただきます!」

「いただきます」

 

今日の朝御飯『玉子焼き定食』、私が作ったのは味噌汁のみ。

評価、玉子焼きは相変わらず美味しく添え物の漬物も良い。

味噌汁はちょっと濃いかもしれない。

そんなどうでも良いことを考える。

そんな事を私は思っていた。

願わくば、この何でもない幸せな平和が続けば良いのにと…

生憎、そうでなくなることを知る事になるのは、まだ先のことだか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数ヶ月後、藍越学園とIS学園合同試験会場にて。

 

「つ、ついに来たかこの日が…」

「一夏、緊張し過ぎ」

 

ガッチガチに緊張した一夏と私が、試験会場入り口に佇んでいた。

他の人の迷惑だからさっさと行かないといけないのに、一夏が中々踏み出なさい。

 

「一夏、あんまり遅いと置いていくよ」

「だぁ!解ったよ、俺も男だ…腹くくっていくよ」

 

やっと一夏が動き出したので、私も試験会場へ入っていく。

当然会場が一緒でも内部での場所は違うので、一夏と途中で別れて、私はIS学園試験会場へ向かうのだった。

一夏が方向音痴であることを、完全に失念したまま…

 

 

 

 

 

IS学園試験会場

 

そこには打鉄と呼ばれるISが鎮座していた。

恐らく、これに乗って試験をするのだろう。

 

「そこにいる人、試験生ですね。時間がないので早く乗ってくれませんか?専用機がある場合はそれを起動してください」

 

その様なアナウンスが聞こえてきた。

成る程、急かすということは後が仕えているのだろう、早くしてやらねば。

専用機は確かにこのアレサがある、だが…良いのだろうか?

専用機で挑んで、もし試験監督に勝ってしまったら、それはある意味不公平なのでは…?

試験というものが、前の世界ではどれもこれも命をかけていた為、どんな手段も使ったが、こんな平和な世界での試験ならば、不公平は駄目なのでは?

そんな訳の解らない理屈が私の頭を走る。

結果、私はアレサを展開せず、打鉄に乗ることにした。

打鉄のパーツ一つ一つが、私の体に装着される。

慣れた感覚とはいえ、やはりこの光景は不思議に思ってしまう。

 

「準備ができたなら前に出てください」

 

恐らく試験監督の声だろう、私は前に出てた。

そこにいたのは、なんとも童顔の女性が立っていた。

この人が私の試験監督なのか、その先生の様に見えない姿が、何故か前の世界のリリウムを思い出させた。

 

「初めまして、私が貴女の試験監督を勤めます山田真耶と言います」

「アリサ・ヴァン・カーチス、よろしくお願いします」

「はい、こちらこそよろしくお願いします!では早速始めましょう、動作確認は宜しいですか?」

 

動作確認、恐らくISを上手く扱えるかどうかだろう。

 

「その点なら問題ありません、先ほど確認しました」

「え?あ、はい」

 

どうやら他の試験生は普通、ここで動作確認をするらしい。

ぶっちゃけ動作確認させる前に、打鉄で歩かせている時点で、動作確認も糞も無い気がするが…気にしては駄目なのだろう。

まあ、ぶっつけ本番でやらされるよりはいくばかましか。

 

「そ、それでは始めましょう!準備は良いですね」

「はい」

 

どうやら本格的に始まるらしい。

私は早速、打鉄の武器の一つである近接ブレードを展開する。

先生がわっ!と言っているが、何か私はやらかしたのか?

まあ良いか、試験はすぐ始まる。

久々に沸いてくるあの頃の闘争心が、私の中で煮え始める。

 

「それでは試験開始します!」

 

その掛け声と共に、私は真っ直ぐ突っ込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私、山田真耶は現在非常に混乱しています。

最初は試験生の相手をして、その実力を見てあげることだと思っていました。

イギリス代表候補生セシリア・オルコットとの試験も終わり、負けたとはいえ今年の生徒の実力はこんなものかと思っていました。

決して悪く思っている訳ではありません。

むしろ今年は優秀な娘が多くて嬉しい限りでした。

そんなことを思っていると、彼女が入って来たんです。

 

「アリサ・ヴァン・カーチス、よろしくお願いします」

 

まとっている雰囲気や、教師の指導もなしに打鉄を自在に操っている。

さらに模擬戦闘前に見せたあれは高速切替(ラピッドスイッチ)、どうやらISに乗るのは初めてでは無さそう。

 

「それでは試験開始します!」

 

私は期待を込めてそう叫んだ…それとほぼ同時だった。

私は吹き飛ばされかけた。

何故か、それは彼女が瞬間加速を使って一気に接近してきたから。

まさか瞬間加速まで使えるとは、正直考えてもいなかった。

紙一重で近接ブレードを回避して銃撃を行う。

結果的にブレードは当たらず、また私の弾丸もあの至近距離で回避された。

これは少し本気を出さないと、一方的にやられるかもしれない。

そう思い、セシリアさんと同じ位の力で戦うことにした。

打鉄は防御重視型、また付属のマシンガンはお世辞にも強いとは言えない。

つまり距離さえとれば勝てるわけです、ですが瞬間加速がある以上、油断していると斬られる。

ならば接近してくるのを迎え撃てば良い。

実質初見でISを動かせたり、高速切替や瞬間加速を使える時点で、試験は合格確定ではありますが…

それでも規則は規則、ここからは先生としての全力を出させてもらいます!

 

 

 

 

それで勝てると思っていた頃が、私にもありました…

 

 

 

「っ!?え!?」

 

彼女のIS操作能力は、最早異常の域を越えていました。

瞬間加速だけでなく、個別連続瞬間加速(リボルバー・イグニッション・ブースト)までも使い、打鉄とは思えないスピードで、ありえない軌道を描いていた。

そこからどうなったかは皆さんのご想像お願いします。

ただ、今の私に言えることは…世界って、まだまだ広いのですね…あぅ…

 

その後、私に変わって織斑先生が試験をしていましたが、その結果はわかっていません。

解っているのは、織斑先生が

 

「あんなに熱くなれたの久しぶりだった」

 

と、満足な表情で語っていたくらいでした。

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