時は少し遡り、ウィルのお使いで鈴夜と吹雪が原家に向った時の物語。
―原家、浜の部屋―
ウィルから手紙と薬、その他諸々を受け取った鈴夜。
吹雪と共に、まず浜の部屋に辿り着いた。
「浜殿、来たでござる」
「あら、鈴夜さん…そちらは?」
「初めまして、吹雪と言います」
「よろしく、浜木綿です。…とうとう、今日という日が、来ましたか…」
「「……」」
何やら侍女ならぬ、国政内務や予算の書物を読みふける浜。
その背後に、二人の忍びが降り立つ。
鈴夜の声に振り向き、吹雪の存在に気づき問いかける。
吹雪との自己紹介の後、原家にとって重大な分かれ道の時が来たことを悟る。
そして、引き出しから媚薬を取り出し鈴夜にの前に置く。
鈴夜はソレを受け取り、ウィルから預かった手紙を手渡す。
「…分かりました。そういう事ですか」
「事が成ったら。明日は誘導を、お願いするでござるよ」
「ええ…あってほしくないですが、もしもの時は、姫をお願いします」
「「お任せください」」
手紙を読み、事の流れを全て知る浜。
鈴夜は思考や考えの誘導を頼み、浜はもしもの時に亜紀の事を頼む。
鈴夜は勿論、吹雪も浜木綿の願いを聞き届ける。
二人はもう一人部屋、琥珀元へ会いに行く。
手紙を渡し、今夜は亜紀の部屋に行かない様に伝える。
そして、二人の忍びは庄司の部屋に向った。
―庄司の部屋―
書物を読んでる目の前に、二人の忍びが降り立つ。
「ん?おお、鈴夜殿か。おや?其方は見ない方ですな」
「吹雪と言います」
「今日は庄司殿に前話があった事。ウィルからやって欲しい事を記した、手紙を預かって来たでござるよ」
「ん?どれ、拝見します」
二人に気づき、新顔の吹雪と軽く名前を交す。
鈴夜は庄司に手紙を渡すと一歩下がる。
「ふむ…ん?『この手紙、最後まで読まずして破りさった時。亜紀姫と二度と会えなくなります』どういう事ですかな?」
「ウィルが言ったでござろう?庄司殿が事を起す必要あると。何が書いて有っても我慢して、最後まで読めば理解できるでござるよ」
「むぅ、承知した」
―庄司サイド―
出だしから、会えなくなるとは穏やかではない。
しかし、内容には驚かされた。
初夜で、私が亜紀の美しさに余裕をなくした為の不手際。
それにより、亜紀の不安と期待を絶望と失望に変えてしまった…そうか、悪いことをしてしまったな。
…ん?初夜一回きりとは言ったが、内容をこんなに詳しく言った覚えはないのだが…。
ふむ、亜紀はそんな所が弱く、そういう攻め方をすれば良いと。
そのような性癖を…って、な、に?
どいう事だ!これでは、これでは!まるで…!?
「ぐ!?鈴夜殿!コレはどう言う事だ!」
「…まだ、数枚残ってる筈でござるよ?破り捨てますか?」
「…ぬぅ…(ん?吹雪とかもうしたか?様子が…)」
手紙を握りつぶして、鈴夜に問うたが最後まで読むか捨てるかだと!!
…私の予想が正しければ、あの童!…私の亜紀を…!?
…結果、私は何とか最後まで、読み終える事が出来た。
「…ふうー…本当に、可能なのですかな?」
「可能でござるよ。その為の手順の手紙と薬がコレで、紐と拘束具でござる」
「……」
「亜紀とウィルの事は許せぬ!だが、事の発端は私の所為…戻れるのなら、やり直したい」
腹立たしい、何度、破り捨てようかと思った事か。
しかし、ほぼ的を得ていてる。
それに、もしも手紙の通りなら、やり直せるかもしれぬ。
最初の文の意味は、私の命が無いという意味だと思う。
吹雪と言う者は、その為に居たようだな。
薬と縄を受け取ると、2個目の手紙ともう一通寄越してきた。
「で、コレが亜紀殿に見せて良い手紙と、亜紀殿に渡す手紙でござる」
「む?見せてよい?亜紀に渡すとな?」
ふむ、見せて良い手紙は…なるほど、手順はそのまま、亜紀が知られたくない事が書いてないな。
亜紀の手紙には何が書いてるのか不明だが、事を収める手紙なのだろう。
「更に、最初の手紙は、何度か読み返し暗記した後。燃やすでござるよ」
「うむ、心得た」
「で、コレは事が成功した後、読む手紙でござる」
「ぬう、何故このように手紙がを3通に分けたのだ?」
…全く、末恐ろしい子供だ。
一体、どういう生き方をすれば、こんな策や私の事を理解できるのやら。
確かに、今は亜紀の事で上手く行くか一杯一杯だ。
目の前にしたら、最近は普通に話せるが、いざそうなるとどうなるか分からぬ。
余計な知識で、ぼろを出す訳にはいかないからな。
しかし…いや、これほどの知恵、まるで人生を…ふむ…ふぅ…よそう。
さあ、今夜で私と亜紀の関係が決まる。
腹を、覚悟を決めなければ。
―亜紀の部屋―
「琥珀、遅いですわね…」
部屋で亜紀は、お香の入れ物を手持無沙汰に弄っていた。
ウィルに贈った、プレゼントのお返しのソレ。
琥珀と同じモノをを貰い、お香なので一緒に使えば回数が二倍になると、一緒に寝るようにしていた。
もっとも、貰う前からも一緒に布団を共にしていたのだが。
琥珀が来るのをホケーっとしてると、部屋の前に庄司がやって来た。
「亜紀居るか?少し話があるのだが」
「あら、アナタがこんな夜更けに…(何時もなら、勘弁ですけど)ええ、よろしくてよ」
庄司の夜更け訪問に、普段なら遠慮するところ。
だが、琥珀が来たら追い出せばいいわ、と了承する。
庄司は了承を得たので、お盆に旬のびわと急須・湯のみも持って入室する。
庄司がお茶を入れ、びわの乗った皿を差し出し雑談をしだす。
他愛無い会話、しかし、亜紀の部屋でこの様なことは初めてである。
最近の庄司は心労が無くなったお陰で、垂れ目だった目元が確りとし、頬のこけが無くなり張りがある。
今も、亜紀が昔は見たことがない笑顔で、楽しそうに話している。
「そうですわね(ホント、この人もこんな笑顔や顔つきしてたのね…もう少し早く…はっ!?やだわ、私にはウィルが)…」
「でな…ん?どうしたのだ?亜紀」
「な、なんでもありませんわ」
少し前と今、全く変わった庄司に心が少し動いた亜紀。
慌ててその考えを振りほどき、ウィルを想う。
そんな様子を庄司に気取られ、慌ててなんでもないといい、お茶を飲む。
「あら、美味しい。アナタ入れるの、お上手なのね」
「ははは、そうか?気にってもらえて成りよりだ」
「ええ…あ、あら?何やら眠気が…zzz」
「亜紀?…凄い即効制の薬だ。さて、準備せねば」
亜紀がお茶を褒め、少しすると眠気がきて眠りに落ちる。
庄司は寝たのを確認すると準備をしだし、手紙を見る。
「まず、腰紐を回して固定し、脇下に紐を通し天井の釣具に掛ける…は?ああ、アレか」
亜紀の腰に紐を回し固定し、脇下に紐を通し亜紀を前かがみにして、紐を天井にある釣具に結び固定する。
最初は驚いた庄司、何故亜紀の部屋に釣具があるのかと。
実は、前もってウィルが鈴夜に頼んで、300キロの重さに耐える釣具を亜紀と庄司の部屋に頼んだのだ。
次に、タオルの真ん中を結んで団子を作る。
それを口に咥えさせて後ろで結ぶ。
ガムテープ等で口を塞ぐと、剥がした時に皮膚が剥がれたりして、よくないからとの指摘である。
その後、両手を拘束具で固定し、下半身の着物をたくし上げ、胸元を肌蹴けさせる。(戦国CGの紐追加参照で)
準備が終えると、手順書を読み直す。
「ふう、これでよし。何々?目が覚めるまで、見ためと指で具合を知っておく…ホント子供か?あやつ」
懐より薬と手紙を取り出し、上着を横に置き服でブツを隠す。
そうこうしている内に、亜紀が目を覚ます。
「ん…ん?むぐー、んー!?」
あ…何か浮遊感が…え?何?どうなってますの!?
「起きたか亜紀。気分はどうだ?」
「んぐーーー!!」
動けない、縛られて…気分がどうですって!ふざけてないで解きなさい!
「どうして、こうなって居るか分からぬだろう?」
「んー!んー!」
わかりませんわよ!解きなさい!
「不倫してたな…しかも、あの小僧と…」
「!?…ん!?」
!?ど、どうしてそれを…ウィルの事をまで!?
「ふむ、どうやら理解できたようだな」
「……」
ああ…どうすれば…。
「そんな不埒な妻には…こうだ!パチンッ!」
「ぐーー!?」
何か言ってる?…何を?…痛い!?
子供を叱るように、わたくしのお尻を引っぱたくなんて!痛い!痛い!
―10分後―
「はぁ、はぁ…ふん!叩かれて、此処をこんなにするなどとは…何と不埒な」
「ふー、んー…ん…」
息を荒くした二人、亜紀の様子の変化を口にだして説明する。
赤く腫れたお尻をし、痛みと違う感覚に脱力する亜紀。
「そんな不埒者には…コウだ!!」
「ふぅ?…んーー!?んー!?」
亜紀の腰を両手で掴み庄司。
亜紀は「何?」と思うのもつかの間、進入する庄司を拒むが無駄に終わる。
―3時間後―
「はぁ、はぁ、はぁ…はっ!しまった!やり過ぎてしまった!」
「……」
ウィルに対する、怒りと嫉妬。
亜紀に対する、怒りと嫉妬に、悔しさと独占欲に興奮した。
その為、口答えや身動き取れないのをいいことに、亜紀が失神するまで責めてしまったようだ。
「い、いかん。如何すれば…はっ!手順書!」
今までの自分とは思えない行動に、後悔と不安に苛まれる庄司。
慌てて服の下に隠した手順書を見ると、見事に書き記してあった。
「む、この薬とコレを飲めばイイと?」
紙に包まれた錠剤は【精神安定剤】しかし、庄司には何か分からなかった。
しかしビンに入っていたラベルには【元気爽快】と書いてあった。
しばらくすると、不思議と落ち着きを取り戻し、滾るのを感じる庄司。
手順書にあるとおり、まず、薬を腫れたお尻に塗り、hotoにも塗り込む。
次に拘束と紐を解き下ろして布団に寝かせ、口をふさいでいたタオルと取り払う。
ただし、着物はキチント脱がせて布団をかぶせただけだ。
しばらくすると、薬の効果もあって亜紀が目を覚ます。
「ふぁ?…ここは?…アナタ?」
「起きたか、先程はすまぬ。我を忘れてしまって…」
頭がぼやけ、今いる状態がわからない亜紀。
庄司が謝ることで、さっき何があったのかを明確に思い出す。
「え?さっき?…っ!?あ、あ。なんて事をしでかしたの!!」
「まことに、すまない」
怒り起き上がろうとしたが、何も身に付けていない事に気づき、布団の中から怒鳴りつける。
頬を引っぱたいてやりたいのだが、出るわけにも行かず。
文句を息をつく間もなく喋り続ける亜紀。
そうこうしている内に、体の変化に戸惑いを感じる。
「わかってますの!だいたい…くっ、な、何?体が…」
「(ふむ、息遣いと顔が赤い。そろそろ良いか?)…すまなかった。綺麗で美しいお前が、好きで愛しく。どうしても我慢が出来なかったのだ」
「な、何を今更…うっ…そ、そんな事言っても、誤魔化されません!…ふぁ、んっ!」
亜紀の変化に、庄司は薬の効き目を確認する。
先程まではブスと言う言葉を除き、罵声や亜紀の乱れる様をわざわざ事細かく説明していた。
今度は逆に、美しい、好きだと亜紀を思う心を率直に述べて伝える。
言われて嬉しく思うも、先程のヒドイ行為は許せないと思う。
しかし、同時に思い出すと薬の所為か体が疼き、身悶える。
そんな、様子を見て。
「ところで亜紀よ。ウィル殿と私のと比べ、どうだった?」
「痛みと気持ちよさで、満たされて…って!何、言わせますの!」
落ち着きを取り戻し、小僧呼ばわりからウィル殿と呼び、アレを比べさせる。
庄司の言葉に思わず比べてしまい、新しい感覚に素直に応えてしまう。
言ってる最中、恥ずかしい事を言ってると気づき止めるが、どんどん体が火照る。
「先はすまなかった。今度は優しくする。よいか?」
「な、何を言ってますの、お、お断り…んっ!」
庄司の申し出を断る亜紀、しかし体が反応する。
「亜紀、愛している。私の愛しき妻よ…んっ」
「何を言って…んっ、んぅ…」
愛を囁き、口付けをする庄司。
跳ね除ける事ができす、受け入れてしまう。
―1時間後―
「ふんっ、むん!どうだ、大きいだろう!私のは!」
「あっ、ああっ。ウィルより大きい!もっとぉー!」
庄司は、自分のがウィルのより大きいと言わせ。
亜紀も押し広げられ、満たされるのを感じるままに、大きいと叫ぶ。
愉悦感に浸りながら責める庄司、快楽の流れに飲まれ口にする亜紀。
このやり取りが、うな垂れ、畳を叩くウィルの行動に繋がるのだった…w
―3時間後―
何度も奮闘した後、布団で二人寝そべる中、やっと亜紀は冷静になる。
そして、今回の出来事が、余りにオカシイ事に気づく。
「…アナタ…あなた一人で考えたことでは、ございませんね?」
「どうした?……や、それは」
「白状なさい!!」
「むぉぅ!?…こ、コレだ」
「何ですの?…コレは!?」
亜紀の勢いに、見せてOKな手順書を見せる。
その手紙を見て亜紀は驚く。
自分の知らない新しい性癖やどこが弱く、どう攻めるか、今までの事が細かく書いてある。
そして、気づく発案者がウィルであることに…。
「うう、うぅーー…ウィル。わたくしの事は、どうでもよかったと言うの?」
「…(このままにしておけば。しかし、それでもしもがあっては)亜紀。ウィル殿より、お前宛に手紙も預かってる」
「っ!?見せてくだいまし!」
涙を流して悲しむ亜紀、その様子を見て心が自分に向けばと思う庄司。
しかし、もしも思いもしない事が起きるのを恐れ、もう一個の手紙を差し出す。
泣き顔から一転、奪い取るように手紙を取り、内容を確認する。
「まさか、そんな事って…」
「どうしたのだ?」
「アナタ。今日はもう、部屋から出て行ってくださいまし」
「し、しかし「出て行って!」むぅ、分かった」
手紙を読み終え、庄司を追っ払う亜紀。
講義するが、問答無用で追い出される。
服を着込み部屋をでようとすると。
「アナタ、明日。いえ、もう今日ですわね。同じ時間、わたくしの部屋に来てください」
「む?ああ、わかった」
すごすごと部屋を出るときに呼び止められ、今夜同じ時間に来るように言われた。
それが、庄司にとって意外な出来事に成る事とは、今は知らない。
―亜紀の部屋―
亜紀部屋の時は亥刻。
朝食を終え、侍女の仕事を終えた二人が、亜紀の部屋に呼び出される。
「琥珀…どうして昨日、来なかったの?」
「え?いえ。申し訳ありません」
「はぁ~…裏切り者」
「え!?亜紀様!」
亜紀の言葉に、鈴夜からしいては、ウィルからの言付けで行かなかったとは言えず。
軽いため息と「裏切り者」といい、そっぼ向く亜紀。
姫とは呼ばなくなったが、名前で呼び取り繕うとする琥珀。
そんな様子を微笑ましく見る浜木綿。
琥珀をなじった後、真剣な顔して昨日あった事を話した。
「昨日、あの人に抱かれましたわ…もう、二人共ひどいですわよ?」
「申し訳ありません。亜紀様の為と言われて、どうしてもと」
「ごめんなさい。亜紀様の気持ちは知ってました。ですが、必要だったのです」
昨日どのようにされたか、説明して驚く琥珀に、意外な庄司に「あらあら」と浜は聞いている。
その後、手紙の内容を確認するべく二人に聞く。
「二人とも、家臣達に弄ばれたって、本当?」
「っ!?…どうして、あ、ウィル君」
「ええ、その通りです。そして、私の相手を悉く、亜紀様が処刑なされました」
亜紀の言葉に琥珀は、また驚くもウィルが喋ったと即理解し。
浜に至ってはソレを認め、亜紀が処刑していた事に感謝してた事を伝える。
「本当だったのね…しかも、あの人が他の侍女とよく話してたのも」
「ええ、庄司様はまた昔の様になられ、侍女達に思いを寄せる者がでました。ソレをウィル殿から指示され防いでいました」
「へ?え?何の話です?」
そして、今また新たな犠牲が出るのを、庄司が知らずに防いでる事実を知る。
一方、二人を何度も交互に見振り、何の事かと首を傾げる琥珀。
単に西条望月に妊娠妻の代役で弄ばれただけで、二人の言ってる話が見えなかった。
亜紀が浜に手を出していた家臣を処刑した理由。
それはいわゆる、自業自得ともいえる。
その頃、浜の美しさと腰の低さ。
男を立てる姿勢、それを好んで伽をさせていた。
しかし、余りに浜がどうされようが、相手を立てるので「女は男の言う事を聞けば良い」という感覚になる。
それを、亜紀の我侭に対し自然につい口出しをして反感するので、亜紀に処罰されたということだ。
相手がいなくなれば、浜を男のステータスと次々に手に入れるの者達が出るのだが、皆同じ末路と辿った。
そして、他の侍女達は庄司に思いを焦がす事で美しさが増し、それを見た家臣達が御ノがモノにすべく手出しする。
そして、何人もの侍女が家臣達に散され、一部は残るも里に戻るものが多かった事を知らされる。
「そう、だからわたくしはウィルでなく、あの人の妻でなければ成らないのね…」
「そうです。後はウィル殿はまだ幼い。二人を養う事ができないので…苦渋の策だったのですよ」
「し、知らなかった…。けど、私と亜紀様の事は大好きってありますよ」
「そうね、私の手紙にもありましたわ。そして、あの人に侍女達の妾を許す事も…」
ウィルを諦め妻として、元の鞘に戻る。
その理由付けにウィルの幼さを上げ、イヤでもそうするしかなかった事を伝える。
琥珀はそんな事になってるとは知らず、自分達を好いてくれてるのに、何でこうなったのかよく理解できすにいた。
そして、亜紀は侍女達と琥珀と浜の妾扱いについても、認めるしかないと考えていた。
「それより、亜紀様。庄司様とのはどうでした?」
「え?どういう意味ですの?さっき説明しましたわよ?」
「そうではありません。ウィル殿と比べて、どうだったかです」
「それは…気持ちよかったですわ「え!」意外な顔してますわね、けれど本当ですのよ?」
浜の問いに亜紀が応え、琥珀が驚く。
琥珀もされてるので、西条望月なんかより明らかにウィルのが上手い。
なのに、庄司が良いと言う理由が分からなかった。
「なら、琥珀。…なにかモノ足りなさが、ありませんでしたか?」
「え?えーっと…あ、もうちょっと、欲しいトコに無いような?」
「そういえば…わたくしも、そうでしたわね…どういうことですの?」
浜の言葉に思い返す二人。
思い出して顔を赤くするも、指摘されたことをよーっく考えた。
言われて見れば、何か足りない事に二人は気づく。
「簡単です。ウィル殿では、庄司様と望月より…小さいのです!」
「「!?!」」
「そういえば、あの人にも言われて、比べましたわ…ウィルのが小さい!確かにあの人のは奥に届くのに…ウィルは”小さい”から届かなかったわ」
「あ~…そっか。ウィル君は小さい!から何か、もの足りなかったんだ。 前戯が上手く、言葉が心地良いけど…”小さい”から、何か足りなかったんだ」
浜木綿の「小さい」発言に驚く二人。
言われて思い返す、そして庄司より「小さい」といい、小さいから届かないと気づく。
琥珀も「小さい」からもの足りず、前戯と言葉が嬉しいけど、小さいから何か欠けていた事に気づく。
このやり取りはしばらく続き、この場に当人がいない事をいい事に、好き勝手「小さい」連呼し言いまくった。
本人達は意識してないが、やはり裏切られた気持ちがあるので、少しくらい悪口を言ってもいいじゃない?感があったのだろう。
そして、町を見て周っててたウィルがうな垂れ、鈴夜にオンブされて見回る事につながるのだった…w
「二人とも、庄司様の事はいいのですね?」
「「ええ(はい」」
「あ、浜さん。あの人の事好きですわよね?」
「え!な、なんの事でしょう。私にはさっぱりでぅ、イッ!」
「あ、どもって、噛んだ」
庄司について話がまとまり、妻として、妾として今夜抱かれる事を納得する二人。
そんな時、亜紀がさっきから気づいていた事を浜に聞く。
今まですまし顔だった浜が、亜紀の一言で慌てふためく。
そんな様子をしてやったりと、思う二人。
「いたた、もう。分かりました、そうです。私は庄司様が好きですよ」
「やっぱり!そうなのね。浜、貴女は第二妻として、あの人と一緒になりなさい」
「な!?そ、そんな。恐れ多い」
「いいんじゃないですかー?亜紀様も許してくれるんだし。私はもう妾でいいですから」
舌を噛み、観念して告白する浜。
亜紀の申し出に、顔を真赤にして、両手を目の前で振る浜。
琥珀もちゃかしながら、妻の座を譲る。
そんなことで、庄司本人がいない中、様々な話が3人の間で決まっていく。
そんな中、浜は言うつもりはなかった事を、二人に伝える事にした。
「亜紀様、琥珀。二人には言うつもり、ありませんでしたけど。こうなったら言いましょう」
「「え?」」
浜の真剣な顔に「何だろう?」思う二人。
聞かされた、普通分かるはずの無い事実に驚愕と喜びを感じる。
「嘘ですわ!?だって、無理だって言ってましたわよ!!」
「そんな…うわ~…ほ、本当ですか!!」
「亜紀様に昨日急かしたのは、それが理由です。事実は元禄が確認したこと。普通では気づけません」
「そんな、だったらわたくしは「無理です」…何故ですの?」
亜紀は驚き、無理と言い、琥珀は驚きつつも喜ぶ。
その事実があったからこそ、庄司との事を急だ事をいう。
元禄の鼻について亜紀も知ってたのでその理由と、他のものが気づけない事に納得する。
事実を知って、こんな事ならと思うと、浜に駄目だしされる。
「今は普通、気づけません。それに、ウィル殿はまだ各領地を周り、ヘルマンに半年間も行くのです」
「…迷惑以外の…なにものではないと?」
「亜紀様…二人で頑張りましょう」
「後、この事実はウィル殿は存じません。知ってた確実に、今回の事はさせなかったでしょう」
浜の説明に、今後自分がどうなるか理解し、叶わない事を理解する。
琥珀も亜紀の思いと考えを理解し、亜紀に抱き付く。
最後に浜のウィルに対しての援護する。
ウィルが苦渋で行った事で、事実を知ってたら止めてた事を伝え。
浜が独断で、原家の為にした事を二人に謝罪する。
その夜、庄司は3個目手紙より内容を得ていたが。
それを越える事態に驚くも、その申し出を全て受け入れる。
そして、原の安泰の為。
3人と共に奮闘していった…。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[人物]
原 庄司
LV 25/29
技能 弓戦闘LV1
亜紀と寄りを戻した?当日の夜、3人の美女を手に入れた羨ましいおじん。
3個目の手紙にあった内容は、亜紀と琥珀と浜の関係と妾になると言う事。
自分が家臣と話す侍女達に話しかけてたのは、伽を防いだ事を知った。
また、過去において自分は全く気にもしてなかったが、多くの侍女に好かれ、家臣に散させてた事も知る。
亜紀の許可のもと、浜木綿を第二妻とし、多くの侍女を妾とする。
そして、家臣達に以後侍女達に手出ししないように厳重に注意する。
原 亜紀
LV 3/25 → 20/25(2年後)
技能 弓戦闘LV0 → LV1(2年後) 巫女LV0 → LV1(2年後)
庄司に翻弄された後、あまりにオカシイ手際に疑問を持ち、事の発端をウィルの仕業と知る。
手順書を見て、自分の事はどうでもよかったと落ち込む。
しかし、手紙を見て自分をどれだけ思い、他の侍女達の為にどうしてもお願いとあった。
そして、最後の文にこう有った「3年後に誰かを選ぶ。必ずとは責任が持てない。けれど、3年後に迎えに行けたら、行くよ」と。
寄りを戻さし人妻にして置いて、3年待たし上に、行かないかもしれないが、行くという不確定な言葉に期待を持った。
その後、庄司となかなかのよき妻として領地を治めた。
そして、自信も強くなければと弓の鍛錬にいそしみ、巫女の才能を見出し磨きLV1となる。
後に、元気な亜紀にそっくりな長女を産む。
伊勢琥珀
LV 1/23 → 23/23(2年後)
技能 弓戦闘LV0 → LV1(2年後) 巫女LV0 → LV1(2年後)
庄司の妾として認められた一ヶ月後、浜の誘いで望月を罠に掛ける。
望月をまんまと追い出し、侍女として勤しむ。
また、亜紀同様に強くあろうと弓と巫女の鍛錬に励み、技能LV1と才能限界まで鍛え上げた。
何故二人が自分を鍛えたか、もしもの時に戦えるようにというが、真意は定かではない。
後に、琥珀そっくりな黒髪の次女を産む。
浜木綿
LV 15/21
技能 策謀LV0(オリ)→ LV1(3日後)
原家を繁栄に務めた第二妻。
ウィルの案を聞いた後に、原を庄司を救えるのは自分だけと決意する。
プルーペットが亜紀の貴金属品を、買値の1割で引き取ると言った時、おかし過ぎると追い出す。
その時に何かと考え悩む時、急に閃き頭によぎった。
そして、策謀の技能を開花する。
ウィルと鈴夜経由で深い事情まで知り、愛する庄司の為に色々と尽くす。
何気に元禄には昔からヒニン薬や諸々の付き合いがあり、多少の心得もあった。
第二妻になった後も、色々と庄司を助け内政の要とまで至る。
そして、妾の侍女達に色々と画策した。
後に庄司と浜に似た長男を出産、凄いのがその10ヶ月後に二人に似た3女を産む。
その後から、他の妾達が次々と子をなしていった。
西条 望月
琥珀に罠に嵌められ、妻と離縁させられ、原家を追われた。
琥珀に誘いを受け最初は断るも、無理やり襲うという流れで抱いて欲しいと申しでられ、思わす興奮して誘いに乗る。
庄司よりの妾手出し禁止令で、最初は臆したが、流れに興奮しそのまま犯す。
翌日、庄司に呼び出され、妻の千穂までもその場に居た。
実は、浜が隣の部屋に千穂を導いており、夫が侍女と無理やり犯す場面を見せられていた。
庄司に事を報告し、望月は死刑にはならないものの、千穂と離縁され原を追放された。
三日後、当ても無く旅をしてると、何者かに金品を奪われ殺される。
西条 千穂 (旧姓、水森 千穂)
妻みぐいの水森 千穂そのまんま。
実は、身篭ってた時に、夫の様子がおかしい事には気づいてたらしい。
そして、浜に連れられ一部始終を見たときに、自分の考えは正しかったと悟る。
その日の内に、浜に連れられ庄司の元に行き、事の内容を話し離縁の申し出をする。
実は、千穂も元侍女で庄司には思いがあった。
しかし、親の進めで望月と結婚し、家を守るべく勤めていた。
離縁した事で両方の親から縁を切られたところを、庄司と浜に守られる。
亜紀との事や浜の手腕で自信を付け、腕を磨いた庄司。
その庄司に抱かれ、妾の一人として千穂と庄司に似た次男を出産。
前の子優樹と共に幸せに過ごす。
≪アイテム≫
【元気爽快】
元気百発の違うバージョン。
暴走した庄司のHP4を、0から回復HP4にする飲み薬。
ようは、消費したHPを全快させるもの。
3回まで連続しよう可能。
副作用として、回数分に一本につき、30分。
一度眠りに就くと、その時間は目が覚めない。
元気百発と上手く使うと、かなり凄い事になる。