ARMORED CORE -果て無き戦いの中に生きる兵器-   作:アナトリアの傭兵

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思い付きで書いたので、設定が結構ガバガバです。


第1話 目覚め

世界の9割の企業が所属する企業グループ、総合企業連合…通称《企業連》。

 

最初こそ、共同経営協力を目的として設立されたが、世界各国に対して極秘裏に、その勢力を拡大。

 

5年もすれば、世界の6割がその企業連勢力下に入り、各国が気付いた時には、既に手が付けられない者となっていた。

 

リーダー格となった企業は、グローバル・アーマメント(GA)、BFF、オーメル・サイエンス・テクノロジー、レオーネメカニカ、有澤重工、ローゼンタール、トーラス。

 

《ビック7》と呼ばれたその企業はやがて、緩やかと暴走を開始。

 

 

そして、20XX年。企業連は、世界各国に対して突然の宣戦布告。企業連傘下の企業は世界の敵となった。

 

 

当然、各国の軍隊は企業連と交戦。開戦当初は、練度が勝る各国が優位に進めた。

 

しかし、数と資金力、そして圧倒的技術力を持つ企業連に押し込まれ始める。

 

3ヶ月後には、各国は疲弊し、小中国は降伏(白旗)を次々と上げ始めた。

 

ちなみにだが、永久中立国であるスイス、平和主義である日本等、ごく少数の国々は企業連と交戦前に交渉。企業連に下る事で死者や被害を一切出さずに戦争を回避した。(企業連が交渉に応じた理由は、被害を可能な限り抑える為だという説が一番だが、真偽は不明)

 

6ヶ月後。次々と現れる新兵器の猛攻に、アメリカとロシアは降伏。これをきっかけに急速に戦争は終息を始める。

 

7ヶ月後。全国家が企業連に降伏。最初で最後の、企業と国家による戦争…《国家解体戦争》は完全集結した。

 

総合企業連合は、統治企業連盟へと改名。企業連による世界復興と支配が開始される。

 

 

 

しかし、企業によって新たに生まれた平和は、束の間だった。

 

 

 

そもそも、企業は己の利権を我が物にせんと、争う運命にある。いつまでも全ての企業と仲良く出来る訳も無かった。

 

やがて企業達は、GAを筆頭としたGAグループ、レオーネメカニカを筆頭としたインテリオル・ユニオン、ローゼンタールを筆頭に構成されたローゼンタールグループ、レイレナードを筆頭に構成されたレイレナードグループ、イクバールのみで構成されたイクバールグループ、BFFのみで構成されたBFFグループ、以下五つのグループに分断。

 

亀裂は埋まる事無く、国家解体戦争から10年後、遂に企業同士の戦争に突入。

 

その騒乱は収まるどころか激しさを増し、新兵器が次々と生まれ、廃墟が量産されてゆく。そして、事実上の膠着状態に入った。

 

やがて、企業達は膠着状態を打ち破る巨大兵器の開発を開始。

 

最初は7m程度の大きさだった。次は9m。その次は12m。その次は20m、と言った具合に巨大化が進行した。

 

巨大兵器は、確かに企業の切り札となった。しかしその代償として、戦争の激化、廃墟の量産、環境汚染、etc。数多くの一次被害と二次被害を生み出した。

 

そんな、混沌となった世界の中。「巨大兵器には巨大兵器」というジンクスが出来上がっていた最中で、BFFの1人の重役が言った。

 

 

 

「可能な限り小型化されたサイズで、そして機動力を持ち、なおかつ巨大兵器並みの火力を持つ兵器を生み出せたら最強の兵器になるのではないか?」

 

 

 

その言葉をきっかけに、BFFはプロジェクトチームを立ち上げ、開発を開始した。

 

開発の道のりは困難を極め、何度か開発中止寸前の状態まで追い込まれた。

 

しかし、20年もの歳月をかけ、ようやくプロトタイプが完成した。しかし、そのサイズは5mと、まだ巨大兵器の中に分類出来た。

 

そして、更に5年後。彼等は、成し遂げた。

 

 

人間サイズの、巨大兵器に匹敵する火力を持ち、自らの判断で行動する人型兵器、《AC(アーマードコア)》の開発に。

 

 

そこから更に1年後、《彼女》は実戦へと投入された。

 

戦果は兵士87人、車両37台、戦車16台、戦闘機21機。十二分過ぎる戦果だった。

 

後に、巨大兵器の単独撃破を成し遂げた。

 

BFFは新たな切り札を手に入れ、大量の資金をつぎ込んで2号機の開発を開始。

 

 

 

5ヶ月後。この世界に、新たな《意思》が誕生しようとしていた────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《Program, start-up confirmation》

 

《Generator, normal operation》

 

《Attitude control system, no abnormality》

 

《Fire control system, no abnormality》

 

《Radar, no abnormality》

 

《All booster, no abnormality》

 

《All Primal Armor waveform shaping equipment, abnormal None》

 

《Main camera and sub-camera, no abnormality》

 

《Physical condition, no abnormality》

 

《Total system, no abnormality》

 

《Armored Core Unit 2 "White Glint", start-up》

 

 

視界が、開く。

 

 

「やあ。目覚めて早速だけど、調子はどうかな?」

 

 

《私》に話し掛けてきたのは、目の前にいる白い研究服を着た研究員。

 

「問題無い。視界、記憶、関節可動、姿勢制御、火器管制、整波装置、ジェネレーター、レーダー、識別。全システムに異常無し」

 

「それは良かった。完成する時はいっつも緊張するからね。念のためインプットした記憶の確認をさせてもらうよ。君は何者かな?」

 

研究員の指示通り、私は、インプットされた記憶の中に該当する記憶を検索、研究員に伝える。

 

 

 

 

Bernard and Felix Foundation(BFF)社AC研究開発部所属、アーマードコア2番機、《ホワイト・グリント》」

 

「うん、大丈夫だね」

 

 

 

 

これが、私の始まりだった。




キリがいいのでとりあえずここまで。
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