ネギまの世界にはたけカカシが飛ばされたようです。   作:アップルトン中将

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第2話

「入るぞジジイ」

 

と、少女がノックも無しにいきなり扉を開いた

どうやら此処が学園長室らしい

「なんじゃ、礼儀を知らん奴じゃのぅ…」

 

学園長室に入ったカカシは半分閉じていた目を見開いた

なんとそこには後頭部の異様に伸びたご老体が居るではないか

(……妖怪?)

 

「こら君、今失礼なことを思わなかったか?」

 

「え?いや~…ハハハハハ」

 

愛想笑い(目だけ)を浮かべてカカシがポリポリと後頭部を掻く

 

「まぁ良いんじゃがのー…で、君は何者かの?見たところ…見たところ……怪しさ大爆発なのじゃが」

 

少し拗ねた様子で言うご老体はカカシを値踏みするような鋭い目線でカカシを見るが、次第に冷や汗を流しながら首を傾げた

確かに、今のカカシの姿をこの世界の住人が見れば怪しむこと間違いなしだろう

全体的に曲がってる銀髪に、斜めに目を隠すように設置された金属をあしらったバンダナ、そして顔の下半分を覆い隠す黒いマスク

 

服装も妙だ、緑色の多機能ベストに短パンにサンダル…まさに怪しさ大爆発

 

 

「そこを、話した方が良いと思います」

 

カカシが真面目な口調で声を発する

カカシの頭の中には絶望的な答えが思い浮かんでいるだろう

 

「ここは、私にとって異世界かと…」

 

「「はぁ?」」

 

茶々丸を除く2人が素っ頓狂な声を上げた

 

 

カカシは己の身の上を説明したのであった。

 

 

「ふむ、つまり君は火の国、木の葉隠れの忍…と言うわけかの?」

 

「はい」

 

「ふむ…エヴァンジェリン、君はどう思うかの?」

 

カカシの説明を聞き終えたご老体が顎に手を当てて思案する、片目をつむりカカシを見つめながら少女に問いかける

 

「異世界なんてバカげた話だが…そいつの言葉に嘘など感じない、恐らく本当だろう、茶々丸」

 

少女がそばに仕えていた茶々丸に声をかける

 

「茶々丸、検索結果は?」

 

「火の国はともかく…木の葉隠れ、その他の検索ワードを総合的に見ても、木の葉などという里は在りません」

 

カカシにとって絶望的な内容が無機質な少女の口から淡々と告げられる

 

「と、言うことだジジイ」

 

少女が肩をすくめてご老体にあざけるような笑みを浮かべる

ご老体も腕を組みしばし思案した後に重い口を開いた

 

「やはり、君は異世界からきたようじゃな…精神を病んでるようにも……見えなくはないが、君の話を信じよう」

 

「ずいぶんと失礼な言い回しですが、有難うございます」

 

カカシは苦笑を浮かべながらご老体に一礼した

 

「よいよい、おお、そういえばまだ自己紹介がまだじゃったの、ワシは近衛近右衛門、ここ麻帆良学園の学園長を勤めておる、よろしくの、えーと…」

 

「はたけカカシです、よろしくお願いします近衛翁」

 

「フォッフォッフォッ、まぁそう畏まらなくても構わんよ、カカシ君」

 

「そうですか、それじゃあ…」

 

 

こうして、お互いの自己紹介は終わった

魔法と忍術、双方を打ち明けぬままに…

 

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