ネギまの世界にはたけカカシが飛ばされたようです。   作:アップルトン中将

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第29話

「あれは…いや、君はなんなんだい?」

 

ガンドルフィーニが警戒してカカシを観察する

無理もない、あの、あの高畑に勝ったのだから

しかも…――

 

「言ったでしょ、忍者ですよ、コピーの上手い、ね」

 

ハハハとカカシが笑う

その様子に、ガンドルフィーニが毒気を抜かれる

 

カカシは写輪眼を戻していた、魔法先生を信頼していないわけじゃない、しかし、詳しく教える必要も無いだろう

カカシはそう判断した

 

しばらくして高畑が目を覚まし、気持ちよさそうに微笑んで一言

「参りました」

と、カカシに頭を下げた

 

高畑が先ほどの事情を聞いてくる、エヴァも、そんな顔をしている

ネギは始めて見る魔法先生と呼ばれる存在を学園長から聞いており、驚いていた

 

「ま!それはエヴァの家ででも話すさ」

 

カカシは空を見上げ、苦笑する

わずかに空が白みがかっていた

 

エヴァがネギに今後の事を伝え、帰らせる

学園長と魔法先生もカカシから事情を聞きたがっていたが、高畑から聞けるだろう

するとシャークティが、一歩前にでて

「お疲れさまでした」

と、カカシに意味深な笑みを見せて帰って行った

 

それを見たエヴァと、悲しそうな茶々丸に、カカシがどつかれたのは、気にしない…――

「くっ…!」

 

ネギが地面を走り、襲いかかるエヴァを迎撃しようとするが…――

 

「ぎゃうっ」

 

それより速く、エヴァの攻撃がネギを捉える

勢い良く吹き飛ばされるネギ・スプリングフィールド(10歳)

現在、目下修行中……――

 

 

ズザッ!とネギが10m近く吹き飛ばされる、受け身はとれていない

が、何とか体制を整え立ち上がる、が

茶々丸とチャチャゼロがそれぞれ拳とナイフを振り上げる

 

それに対抗し、ネギは呪文を唱える

 

「風花・風障壁!!」

 

ネギの周りにシールドが展開され、茶々丸の打撃とチャチャゼロのナイフを防ぐ、が…――

 

それも、一瞬

茶々丸がシールドの切れ間を押し切りネギの頭を鷲掴みにし、地面に叩きつける

 

ドシャッ!と地面に倒れ伏すネギ、そこにチャチャゼロのナイフが…ネギの顔から僅か数センチといった地面に突き刺さる

そして、倒れ伏すネギをエヴァが踏みつける

 

「……やれやれ」

 

カカシは溜め息一つ、再び蹴り上げられるネギに、苦笑を浮かべた

今日もエヴァ邸に来ていた…というより、呼ばれていた

あてがわれた自分の家ではもはや寝泊まりするだけ、と言う状態だった

 

轟き、ネギにエヴァの雷撃が突き刺さる

カカシはそれを写輪眼で見ていた

が、根本的な力の源だろう、コピーは出来そうに…いや、まぁ…ハハハ

 

カカシはエヴァに魔法はコピー出来ないと言った

それは高畑に勝った日の朝、写輪眼の特性を教え、高畑の技をコピー、オリジナルより速く攻撃、そしてカカシの背後のもう一人の自分…――

写輪眼を、大まかに説明した、その時に出た

 

「魔法もコピー出きるのか?」

 

と言うエヴァの言葉

それにカカシは試しもせずに答えた

「出来ない、と」

 

高畑の居合い拳は、言わば体術だ、恐らくガイも出来るだろう

そして、超・居合い拳は気と魔力をあわせて放つ技

カカシはその原理を解析し、コピーした

 

気、それは本来誰にでもある力

魔法の力、それはカカシには無い、だからチャクラで対応したのだが、自分の中に何かを感じた…――

 

「おかしくなったのは、体だけじゃないって事ね…」

 

カカシは一人、倒れ伏すネギにアドバイスをするエヴァ達を見下ろしていた

 

 

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