ネギまの世界にはたけカカシが飛ばされたようです。   作:アップルトン中将

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第30話

「カカシ」

 

エヴァがイチャイチャパラダイスを読むカカシに声をかけ、隣に座る

 

「…またぁ?」

 

カカシがうんざりとした様子でエヴァを見る、困っているのだろう、かなり嫌そうだ

 

「場所を提供しているのだ、それ位は言いと思うのだが?」

 

エヴァがニヤリと笑う、そう言われてはカカシも納得するしかない

たとえカカシが

家族って言ってたじゃないか!

と反論しても

なら、家族を助けるのは当たり前だな?

と、返されてしまうだろう

 

「ハァ…」

 

再び溜め息、腕を差しだし、エヴァがカカシの腕に噛みつく

 

吸血鬼、エヴァは吸血鬼だったのだ

 

まぁ、カカシは今更それを知ったところで手のひらを返したりはしない

それがまた、わた…エヴァを、魅了する

 

カカシはエヴァに血を吸われながら、仕方なさそうにその様を見て苦笑する、優しいお方だ、と、茶々…私は思う

 

「ケケケ、逆ダゼ、茶々丸」

 

閑話休題

 

 

ネギは疲れていた、度重なる修行に、学業

とても10歳の子供に耐えられる労働ではない

なにせ、1日修行した後、録に休まず授業をするのだから

 

「ネギ、あんた大丈夫?」

 

日に日にやつれていくネギを見て、ルームメイトの木乃香と明日菜がネギを心配する

 

あのエヴァンジェリンと修行しているのだ、カカシがついているとはいえやはり不安が残る

 

「おやすみ、ネギ君」

 

木乃香が途中で寝てしまったネギを布団に入れる

それはまるで、姉のようだった

「…………」

 

明日菜が、そんなネギを心配げに見つめていた、で…――

 

「ちょっと!これじゃ尾行にならないでしょー!!」

 

明日菜が憤慨した

ネギを尾行していた明日菜に、いつしかネギに縁のある3-Aの生徒が、明日菜に続いたのだった

 

明日菜、刹那、木乃香、宮崎、朝倉、古、綾瀬

この七人がエヴァ邸に侵入する

一通り探索し終え、地下室にあるエヴァの別荘を見つける

 

 

「わ―……」

 

明日菜、絶句

突如光に包まれたかと思えば、自分は何処にいるのだろうか、少なくとも先ほど居た場所ではない

 

「ん?どうしたの?」

「下から声がしたって」

「声って誰の?」

「……カカシさんとエヴァちゃんや」

「こ…木乃香、落ち着いて…」

 

黒いオーラを背後でメラメラと燃やす木乃香を朝倉が抑える

階段を降り、声のする方へ向かってゆく、そして木乃香を先頭に少女達がおっかなびっくりその声に聞き耳を立てれば…――

―もう限界だぞ…―

―ふふ…まだまだ…―

―ダメだって―

―いいから…ん―

―ダメだ…エヴァ…!―

―茶々丸、押さえつけろ―

―ちょ…オイ、茶々丸?―

―ああ…カカシさん…―

 

「…………」

一連の会話を聞いた木乃香がさらに黒いオーラを放つ

その様子にオロオロと涙を流す刹那を振り切り、木乃香が躍り出る

 

「ちょっとカカシさん!なにやっとるん!?………なにやっとるん?」

ヒィッと身をすくめて赤くなる少女、訳が分からない古と、ペンを片手に息をあらげる朝倉

 

しかし、木乃香のキョトンとした言葉に首を傾げ、物陰からそっと顔を出す

 

「…ん?」

 

そこに居たのは…――

 

オロオロするネギ

カカシを照れながら羽交い締めにする茶々丸

慌てるカカシ

カカシの腕に噛みついているエヴァ

高笑いするチャチャゼロ

冷や汗を流すカモ

 

「ん?」

 

その一同が、奇妙な格好のまま少女達を見た

 

――なにやっとるん……?――

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