ネギまの世界にはたけカカシが飛ばされたようです。 作:アップルトン中将
「なる程、大体分かりました」
カカシは学園長と多少の情報交換の後、お互いの世界の理屈を理解した
魔法の存在は公には去れていないが
「ふむ、つまり君はただ者ではないと言う訳じゃ…ふむふむ、そうじゃ!カカシ君、君京都に行く気は無いかね?」
「学園長、京都とは何でしょうか…」
「…………………」
今度は学園長が頭を抱えた、話が通じすぎて彼が異世界人だと言うことをてっきり忘れていた
早い話が戦国時代の人間が現代にタイムスリップしたと考えれば良いのだ
つまり、彼を愛する我が孫の護衛につけさせるには誰か一般常識に富んだ人物を………茶々丸君?
いやしかし、エヴァンジェリンは無限登校地獄でこの学園から抜けられない
誰か秘密裏にカカシ君と2人きりで一般常識を教えつつ我が孫を護らせられる人物は……茶々丸君?
いやいやしかしエヴァンジェリンが………ああもう!!
学園長はプンスカと怒りながら受話器を手にした
カカシはあれは何だろう…的な目をして電話を眺めている
「エヴァンジェリンか!京都に行く気は無いかの!?……そうか!分かった!じゃあ明日の早朝五時に学園長室にきてくれい!なぬ?早いじゃと!?それは――――」
学園長が受話器に怒鳴りつけている様を見てカカシは再び驚愕していた、あの棒からあの少女の声が漏れている
「……やれやれ」
本当に異世界に来たんだな、そうカカシは実感した
学園長室 朝五時!!
「来たぞ、ジジイ………」
恨みがましい視線を学園長に向けながら少女が入ってきた
カカシは昨晩は寝ずにこの世界の常識、主に日本史と世界史の教科書を読みふけっていた、気になった事を学園長に聞きながら……と、行きたかったが、学園長が明日から大仕事じゃー…と漏らしながら早めに就寝をとっていた
「……で、なんのようだ?」
「うむ、修学旅行の間茶々丸君を貸してはくれんかの?」
「は?」
少女が素っ頓狂な声を上げる、無理もないだろう、朝早く呼び出されて開口一番がそれだ、瞬時に頭に血が上る
「何をバカなこ「変わりに、エヴァンジェリンには三泊四日の京都旅行じゃ」……なに?」
「今回ネギ君に西と東の仲違いを解消させる親書を渡した、それは良いのじゃが…西の魔法協会が我が孫、木乃香をほおってはおかんじゃろう、じゃから、カカシ君をボディガードとして木乃香のそばにおいておきたいのじゃよ」
「護衛なら桜咲刹那が居るだろう、なぜコイツも必要なんだ?」
と、少女がカカシをビシビシと指差す
「彼もこちら側の事情を知っている、それに、保険は多い方が良かろう?」
「っ~~~!!……分かった、だが呪いの方はどうするつもりだ?」
「それはわしが何とかしよう、なに、修学旅行も学業の一環じゃて」
「ふんっ、良いだろう…おいお前、名前は?」
「あ……オレか、オレははたけカカシって名前だ」
「変な名前の奴め、私は闇の福音、エヴァンジェリン・A・K・マグダウェルだ」
「マスターの従者の茶々丸です、よろしくお願いしますカカシ様」
「様はよしてくれ…ま!ガラじゃ無いんでね」
「分かりました、ではカカシさん、と」
こうして、悪の魔法使いとその従者、そして写輪眼のカカシという奇妙な三人組の京都旅行が決まった