ネギまの世界にはたけカカシが飛ばされたようです。   作:アップルトン中将

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第6話

「どうだった?下の様子は」

 

酒混入事件の後、なんとかホテルについた3-Aの生徒達

酒を飲んだ生徒はそれぞれ部屋で休み、それ以外の生徒は風呂を満喫している

 

「はい、急性アルコール中毒を患った生徒は0、みんな無事のようです」

 

「そ、ま!なら良かった」

 

現在カカシ一行も3-Aのクラスと同じホテルに宿泊しており、此処はカカシ一行が宿泊する部屋

 

エヴァは今回の件、余程の事情がない限り動く気は無いのか備え付けのいすに座りながら目を輝かせて明日の予定を模索している

 

茶々丸はエヴァとカカシの間で給仕をしつつ楽しそうなエヴァを見つめて微笑んだり、カカシに一般教養を教えている

 

カカシは茶々丸に一般教養を教えてもらいながら、敵方の動きについて思案していた

 

そして

 

カカシが何かの気配を感じ取った、女性数名の叫び声と…猿の声?

 

「ふん、敵方に動きが有ったみたいだな」

 

やや遅れてエヴァもそれに気付く、気付くだけだ、なにもしない

茶々丸そんなエヴァを見て、カカシを見る

 

「…やれやれ」

 

立ち上がって窓から顔を出す

眼前には猿の着ぐるみを着たヘンテコな妖怪?みたいなのに護衛対象である近衛木乃香が連れ去られていた、裸で

そしてそれを追う三人

ネギ・スプリングフィールドと神楽坂明日菜、桜咲刹那、それぞれが木乃香を取り戻そうと妖怪を切り倒していく

 

「………………」

 

小さく緩い感じを直そうとせずにカカシは、リュックサックに手を伸ばし一つの巻物を取り出す

 

「?…なんだそれ?」

 

眼前のやりとりを見てニヤニヤ笑っていたエヴァと、カカシの様子を伺っていた茶々丸がエヴァと二人で首を傾げてその巻物を見る

 

「ま!見てなって」

 

2人の視線に笑みで答え、カカシは己の親指を噛んで血を流す

茶々丸が目を見開いていたが気にしない

エヴァが目を輝かせていたが気にしない

 

巻物の紐を解き、術式が書かれたページが姿を現す

そして勢い良く親指をその巻物にあてがい術式に血をなじませるように横に引いていった

 

2人が首を傾げている中、カカシの術が発動する

 

「口寄せ!!」

 

ボンッと巻物から煙が現れ、部屋に充満する

ケホケホとエヴァが咳をしていると、煙の無くなった部屋に三匹の犬…カカシの口寄せである忍犬が姿を現した

 

「散!!」

 

細かい指示を飛ばしカカシが三匹の忍犬を解き放つ

忍犬は犬とは思えない跳躍力と速さで、夜の森へと消えていった

 

「カカシ、さっきの犬はなんだ?何処からだした?あの巻物は?クチヨセとは?」

 

忍犬を解放して一息ついていた所にエヴァの質問責めが待っていた、エヴァの質問を軽くいなしながら肩をすくめる

 

「つまり、あれは忍術だよ」

 

全てこの一言で解決、忍術って便利だなぁ…

 

まだ納得のいかなさそうなエヴァを茶々丸に預けてカカシは再びリュックサックを手に取り着替えと風呂道具を取り出す

 

「む、風呂か」

 

「うん、あの三匹に任せておけば…ま!大丈夫だし」

 

「カカシさん、今の時間は混浴ですが」

 

「…え゛」

 

「ほう?それは楽しそうだ、茶々丸、風呂の準備を」

 

「はいマスター」

 

淡々と受け答えする二人に慌ててカカシが言いよる

 

「ちょ、酷いんじゃない?オレが先にはいりたかったんだけど」

 

カカシとしては混浴と聞いたために時間差で女性客もくるかもしれないと思っており早く風呂を浴びたいのだが…

 

「なにを言っている、カカシ、キサマもくるんだ」

 

「…え゛」

 

カカシ、2度目の絶句

いつの間にやら背後からカカシを羽交い締めにする茶々丸

それを見て高らかに笑うエヴァ

あたふたと慌てるカカシ

 

 

「さぁいくぞー!」

 

「はいマスター」

 

「ちょちょちょ!」

 

カカシを引き摺る茶々丸に先導しつつにこやかな笑みを浮かべるエヴァ

ただただカカシの悲鳴がホテル内に響いていた

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