ネギまの世界にはたけカカシが飛ばされたようです。   作:アップルトン中将

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第8話

「つまり、カカシ殿は忍者なのでござるな?」

 

「楓の他にも忍者が居たアルか」

「まぁ、顔は忍者のイメージそっくりだね」

 

「…お嬢様の護衛ですか…」

 

上から長瀬、古、龍宮、桜咲の4人

時間は夜、場所はカカシ一行の滞在する部屋

 

昼間一度別れた後、こうして再び集まってカカシの事情を話す

エヴァ曰くこちらの世界の常識も通じる奴ら、らしい

実際、桜咲と龍宮は裏の世界の住人だ

古と長瀬も度々2人に協力しているらしい

 

因みに茶々丸は甲斐甲斐しく給仕、エヴァはカカシの隣で寝そべりながら明日行く予定の映画村のパンフレットやや不機嫌そうなに眺めている

 

「ま!そーゆー事」

 

カカシもこの世界で実力者である4人にのほほんと受け答えする

因みにカカシの今の衣装は浴衣だ、男湯になった隙に瞬身の術でエヴァを巻いた

そしたら何故かエヴァが不機嫌だったのだ

 

「あの、失礼ですが…」

 

「ん?」

 

刹那が真剣な眼差しでカカシを見据える、口調は堅く、目には些か殺気も籠もっている

 

「お嬢様…木乃香さんの護衛と聞きましたが、実力は有るのでしょうか、話を聞く限り初日から同行していたようですが、クラスのみんなや、お嬢様が襲われた時に貴方は現れなかった…守る気が有るのでしょうか?」

 

刹那の言葉に場の空気が冷たくなる

刹那としては横からいきなり表れて大切な近衛を護衛するという

龍宮は龍宮でカカシの様子を伺うが気配はただの一般人、気配や友人である楓のような血の臭いすらしない

楓は、目の前の忍者と名乗る男を薄く目を見開いて観察する、年の頃は自分より一つ二つ年上程度

古はただカカシを見据えている

エヴァですら刹那の言葉に少しは納得している、護衛とは言っているがカカシの実力を見たわけではない……瞬身は見頃だったが

 

茶々丸はにこやかに笑うカカシの様子を伺っている、信頼していない訳ではない、それはマスターであるエヴァも同意見だろう、だが、確かに実力がはっきりしない

 

 

三者三様の訝しげな視線を受けながらカカシは笑って声を発する

 

「ま!気楽にいこうよ」

 

ハハハハと殺気立つ刹那に笑いかける

 

「キサマ!!」

 

その言葉を聞いた瞬間刹那の中で何かが爆発した、大事な大事なお嬢様の護衛をこんな…こんな腑抜けた奴に!!

 

刹那は片膝を付き正座していた横に置いていた刀、夕凪に手をかけ鯉口に手をかけ一瞬で振り抜く、目標は眼前でニコリと笑って座っている男、カカシ

 

因みに刹那の気配を感じ取った生徒、エヴァ、茶々丸は夕凪の射程圏外へと避難している

 

抜刀術、峰打ちとはいえ洗練されたその動きには食らえば骨を軽々とへし折ると言う殺気が込められていた

当たれば、の話だが

 

「…………え?」

 

声を発したのは誰だったか、刹那の動きは完璧で、エヴァや茶々丸、生徒達ですら簡単には避けられそうもない一撃――……それを―――……

 

「ま!、落ち着けよ」

 

一同が声のした方へ振り向く、否、刹那を除いて

 

背後、桜咲刹那が渾身の一撃を放った瞬間、カカシは刹那の背後へと音もなく移動していた

 

誰もが直撃するであろう思った一撃を、カカシは軽くあしらった

 

刹那に気配など感じさせず

龍宮にその動きすら見せることすら許さず

長瀬に殺気すら感じさせず

古に一切の音を感じさせず

 

ただ、はたけカカシは桜咲刹那の背後に居た、のほほんとした笑みを浮かべながら

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