インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結   作:09e16

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本作はインフィニット・ストラトスの二次創作です。
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。

アンチ対象
なし

ようやく…ようやく書きあがりました!!

…ラストもう少し真面目にした方がよかったかな?



第百話「覚醒(目覚め)解放者(リベレイター)

西暦2XXX年

9月27日(土)

午後03時32分頃

ギガフロート内部

アリーナ状の施設にて…

 

今…

この場所では二つの蒼き光がぶつかっていた。

 

グォォォォ!!

 

全身を蒼き装甲で覆ったその機体は

もう一方の蒼き装甲で武装した少女へと

無感情に突撃する。

 

『…!!』

 

ガキィィン!!

 

「クゥ!?」

 

彼女はそれを瞬時に展開したブレードで受け止めた。

 

(…なんて勢い

…スラスターを限界まで稼働させても

受け止めきれないなんて…!?)

 

しかしその衝撃まではさすがにとめられない…

 

グゥゥン…

 

吹き飛ばされた彼女は…

 

ドォォン!!

 

「キャァ!?」

 

そのままアリーナの壁にぶつかり…

 

「ガフゥ!?

ウゥゥ…」

(い…息が…)

 

背中を強打したことで

一瞬だけ呼吸困難に陥ってしまう。

 

そしてそこを…

 

グォォォォ!!

『!!!!』

 

それは無慈悲なまでに見逃さない。

 

ガッシィィィ!!

「グゥゥ!?」

ガリガリ!!

(く…首!?)

 

接近したそれは彼女の首を掴み

 

トン!!

(キック…ブースト!?)

 

壁を蹴って軽い加速をつけ

エネルギー消費を抑える

操縦技術

【キックブースト】

そのまま上空へと飛翔する!!

 

『!!!』

 

そして天井付近でその勢いを殺さずに体を回しながら…

 

ブウォン!!

 

彼女を…セシリアを真下へと投げ落とした!!

 

「ゲホ!!…ゲホ!!」

(この勢いのまま落下したら…

いくらISと言えども!?

急いで体勢を…

!?)

 

各部のスラスターを使って体勢を整えようとしたセシリア、

しかし…

 

ボシュ!!

ボシュ!!

 

(スラスターが…機能しない!?

…あ!?

まさか…あの時!?)

 

そう…

彼女がアリーナの壁に激突した時

その直前まで全力稼働していた背中のスラスターは

激突した際の衝撃によって内部機構が破損し

使用不能状態となっており

他のスラスターも全力稼働の後に衝撃が走った影響で

動作不全を起こしたものが多かった。

 

すなわち…

 

(…ISなのに飛べないなんて

…我ながら無様ですわね。

それでも…

頭から落ちるのだけは回避して見せます!!)

 

セシリアは墜ちていくしかない…

しかし彼女は最悪の事態…

頭から落ちることで即死することだけは

回避しようと何とか姿勢を変えようとする。

 

そして…

 

ドガァァァァァン!!

 

床にすさまじい勢いで激突するセシリア…

彼女がどうなったかというと…

 

+++

 

 ここは…

 

澄み渡った水面…

静かな湖のほとりらしき場所に

セシリアはいた。

 

 …お嬢様。

 

そんな彼女に声をかける

一人の青年、

タキシードを着た彼は青い瞳を輝かせて

彼女に問いかける。

 

 あなたは…

 いえこれは以前聞きましたね。

 では…

 今のあなたにとって

 【一番大切なもの】と

 【一番欲しいものは】なんですか?

 

そういう彼の顔を見て

セシリアは悩んだ。

自分が一番大切だと思っているのは何か…

そして一番欲しいものとは何か…

 

彼女は悩む。

悩んで悩んで…

悩みぬいた。

 

両親が遺してくれた遺産?

自らの愛機?

学園でできた多くの友人たち?

 

そして答えに気付く…

そう…

 

 私が一番大切だと思うものは…

 カイトさん。

 そして今一番欲しいのは…

 あの人を助けることのできる力!!

 

 …さああなたの納得できる答えかしら?

 ティアーズ(・・・・)

 

 

その答えを聞いた青年…

いや【ブルー・ティアーズ】は

一瞬目を大きく見開いた後

笑いながら彼女に答えた。

 

 いやはやお気づきでしたか…

 ええ、

 それでこそMy Lord(我が主)です。

 

 …今この時を持って

 私はあなたに全力を持って使えることを誓います。

 さあ…

 お受け取りください。

 

ピチョォォォン…

 

その言葉と共に湖に空から蒼い雫が落ちて…

 

カッ!!

 

光を放った!!

 

+++

現実世界でもそれは起きた。

 

セシリアが床に落ちるとともに

舞い上がった土煙を引き裂くように

蒼い光が天へと昇る!!

そしてその中で彼女たち(・・)は変わる!!

 

『!!!?』

 

背中に輝くは蒼き翼…

いや、新たなるBT兵器がまるで翼のように装着されている!!

また全身の装甲がスマートに洗練されていき…

騎士甲冑を思わせる形状へと変わっていく!!

そしてその手に剣を思わせる形状の複合兵装

【スターキャリバー】が形成され

右腕を覆うように装備される!!

 

それらが終わるとともに光は消え…

 

『「カイトさん()

あなたを助けて(解放して)見せます!!」』

 

彼女らは叫ぶ

カイトを助けることを!!

 

ズゴォォォオ!!

 

背中の【翼】から光を放ちセシリアは飛ぶ!!

それまでのそれとは比べ物にならないほどの速さで

彼女は空を切り裂く、

そして…

 

「さあ行きなさい猟犬(ハウンド)!!」

『了解、

BTハウンド…レディ!!』

 

セシリアの号令を受けてティアーズは背中の翼からBT兵器…

【ハウンド】をパージする。

そしてそれらと共に

セシリアはそのまま【蒼雷】めがけて飛び続ける!!

 

+++

「なにぃ!?」

 

別室でその様子を見ていたそいつは驚愕した。

 

(ばかな…ティアーズタイプは基本的に

ビットと機体の同時制御は不可能のはず!?)

 

そう…本来不能であるはずの同時制御を可能とした二次移行した

ブルー・ティアーズにその人物は…

 

(…まずいかもしれんな。)

恐れを抱いた。

 

「…アレについてはあきらめるか。」

そしてあっさりと今回の成果をあきらめる。

 

(…まあ本命はなんとかなるだろうしね。)

 

+++

…視点をセシリアたちに戻そう。

 

セシリアはハウンドを引き連れながら

【蒼雷】へ突撃する。

ハウンドを切り離したことで少し速度は落ちたものの

それでもすさまじい速さで飛ぶセシリアを

【蒼雷】は捕捉できない…

 

そして!!

 

「さあ…咬みつきなさい!!」

『了解』

 

セシリアの号令と共に

ハウンドたちが一斉に

【蒼雷】めがけて全方位から突撃する!!

 

『!?!?』

 

それに驚いた【蒼雷】だが…

 

「フフ…かかりましたね?」

 

それらはブラフだった。

 

ガシィ!!

 

突如として【蒼雷】の正面にセシリアは現れた。

そしてそのまま彼女は蒼雷の頭部を

左手で鷲掴みにする!!

 

『システム起動…

対IS用多目的ハッキングシステム…』

解放者(リベレイター)!!

少々手荒ですが…

無力化させていただきます!!」

 

そう叫ぶとともに

左手装甲が輝き…

 

『システム掌握率…

50!!

6・7・8・90!!

…complete!!

いつでも行けますMy Lord!!』

 

「蒼雷…強制停止です!!」

 

セシリアがそう叫ぶとともに

蒼雷が待機状態に戻り…

 

「!?」

 

「…いい加減に!!」

 

ビシィ!!

 

「目を!!」

 

バシィ!!

 

「覚ましてくださいな!!」

 

ビシィ!!

 

「カ・イ・ト・さ・ん!!」

 

ビシ バシ ビシ バシ ビシ!!

 

…あらわになったカイトの顔へ

ビシバシ!!

と右手の装甲を解除したセシリアによる

強烈な往復ビンタが飛んだ。

 

そして…

 

「…俺はいったぁぁ!?」

 

「…あ。」

(勢い余ってビンタしてしまいました)

 

目が覚めたカイトが最初に見たのは

冷や汗を流しながら右手を振りぬいた

セシリアの姿だった…

 

戦闘及びカイトの洗脳解除にかかった所要時間…

【約05分】

 

よって…

 

爆撃機がIS学園に到着するまで

残り:93分

 

TO BE CONTINUED.

 

 

次回予告

カイトが目覚めた頃…

 

サイドの襲撃を受けたIS学園では

ヒビキが無人機の中で孤立していた!!

 

愛する女性を守り抜くために闘う男は…

 

今限界を超える!!

 

次回

インフィニット・ストラトス蒼き雷光

「オーバー・リミット!!」

 

放て…超克への一撃!!




お待たせしました。
第100話完成いたしました。

百話ついに突入かあ…

いやあ…なんかやった方がいいかな?

…なんも思い浮かばねえ!!

…後この章でやらないとまずいことは

フラグ立てが次回含めて二つと

フラグ立て成功のイベント三つか。

…今年中に終わらないな本作。

…フラグを両方とも次回で立てちまうか?

本作では皆様のご感想やご意見及び誤字脱字報告をお待ちしております。

それではまた次回の更新で逢いましょう。
それまでよき日々をお過ごしください。
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